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ゴルフスコアの平均は?初心者や上級者のアベレージは?

更新日:2025/02/27 02:01
ゴルフスコアの平均は?初心者や上級者のアベレージは?

 

レベル別でスコアの平均を知ることはスコアアップを目指す上で、重要なことです。この記事では、アマチュアゴルファーの平均スコアやゴルフ歴との関係性、さらには初心者がスコアアップを目指すための実践的なコース戦略について詳しく解説します。

アマチュアゴルファーの平均スコアは?

アマチュアゴルファーにとって平均スコアを知ることは、自身の成長を測る目安となります。一般的にアマチュアゴルファーの平均スコアは、コースの難易度、プレーヤーのスキルレベルや経験年数によって変わりますが、統計的なデータによれば平均スコアは90〜100の範囲であることが多いとされています。これは18ホールをパー72でプレーする場合、1ホールあたり1〜2打のオーバーパーになります。

PGS(公益社団法人 日本パブリックゴルフ協会)の調査によると、ゴルフ人口全体の平均スコアは90台が43.4%と多くを占めています。次に80台が26.3%、100台以上は26.7%となっています。

平均スコアを知ることは、ゴルファーが自身のプレーを客観的に評価し、改善点を見つける手助けになります。そして、スコアアップを目指すことがゴルフの楽しさの一部でもあります。各々が目指す目標スコアは異なりますが、少しずつスコアを縮める過程そのものが、ゴルフの醍醐味であるとも言えるでしょう。

■ゴルフ人口全体の平均スコア分布

※参照元データ:公益社団法人日本パブリックゴルフ協会

平均スコアとゴルフ歴は比例する?

一般的にゴルフ歴が長くなるほどスキルが上がり、平均スコアが良くなると考えられていますが、実際のところはどうでしょうか。

まず、ゴルフを始めたばかりの初心者は、基本的なスイングやルールを学ぶ段階にあるため、平均スコアは高くなる傾向にあります。しかし、練習を重ねることで徐々にスキルが上がり、スコアも改善されていきます。

中級者になるとスイングの安定性やショットの精度が増し、平均スコアは低くなることが一般的です。中級者は戦略的なプレーを意識し、コースマネジメントを学ぶことでスコアが良くなります。

一方、上級者になると技術的な側面だけでなく、メンタル面の強化やクラブ選びの最適化など、より高度なスキルが求められます。ゴルフ歴が長くなることで得られる経験がスコアアップに繋がることは間違いないですが、必ずしも比例関係が成り立つわけではありません。個々の努力や適切なトレーニング方法が重要な鍵となります。

ゴルフを始めてどれぐらいで100切りを達成できる?

ゴルフを始めてから100切りを達成するまでの期間は、個々の努力や練習量、コーチの有無、そして才能など様々な要因によって異なります。一般的には週に1回程度の練習を続けると仮定した場合、100切りを達成するまでに1年から3年程度かかるとされています。しかし、これはあくまで目安であり、早く成長する人もいれば、時間をかけてじっくりと上達していく人もいます。

■平均スコア各階層のゴルフ歴構成率

※参照元データ:公益社団法人日本パブリックゴルフ協会

初めてのゴルフのスコアの目安は?

初めてゴルフをプレーする時のスコアは、多くの初心者にとって気になるポイントです。一般的に初めてプレーする時のスコアは120〜130前後となることが多いです。これはゴルフが技術だけでなく、戦略やメンタルの影響も受けるスポーツであるため、初心者が直面する多くの課題がスコアに反映されるからです。

初心者が目指すべき最初の目安として「100切り」がありますが、これはある程度練習を積んでからの話です。最初の数ラウンドではスコアよりもゲームを楽しみ、基本的なルールやエチケットを学ぶことに重点を置くのが良いでしょう。スコアを気にするあまり、プレッシャーを感じると楽しさが失われることもあります。

初めてのラウンドでのスコアは、あくまで現時点での実力を知るための指標に過ぎません。練習を重ね経験を積むことで、スコアは自然と改善されていくでしょう。また、初心者向けのレッスンを受けることで、基本的なスキルが上がり、スコアアップの手助けとなることもあります。

大切なのはゴルフの楽しさを感じながら、自分のペースで上達を目指すことです。スコアはその過程の一部であり、決して全てではありません。ゴルフは生涯続けられるスポーツで、長い目で見て楽しむことがスコアアップに繋がる重要な要素です。

レベル別の平均スコア

初心者、中級者、上級者別の平均スコアを見ていきましょう。

初心者はスコアが120を超えることが一般的です。ゴルフを始めたばかりのプレーヤーは、スイングやコースマネジメントに慣れるまでに時間がかかるため、スコアが高くなる傾向があります。

中級者になるとスコアは100前後に落ち着いてきます。ここに到達するためには、基本的なスキルアップやコース戦略の理解が必要です。中級者は特定のスキル(例えばアプローチやパット)に焦点を当てて改善を図ることで、さらに良いスコアを目指します。

上級者は90を切るスコアで回ることが一般的です。上級者はすでに確立されたスイングと、コースマネージメント力を持っており、プレッシャーのかかる状況でも安定したプレーをします。上級者は持ち前のスキルを生かして、戦略的にスコアを出すことが可能です。

このように各レベルに応じたスコアの目安を知ることで、プレーヤー自身のスキルを客観的に評価し、次のステップへの具体的な目標設定ができるでしょう。

レベル別の平均スコア目安

  • 初心者:男性:120以上/女性:140以上
  • 中級者:男性:95~100/女性:95~100
  • 上級者:男性:80~85/女性:80~85
  • プロ :男性:60~80/女性:60~80

ゴルフ初心者がスコアアップを狙うためのコース戦略

ゴルフ初心者がスコアアップを目指すとき、コース戦略の立て方は非常に重要です。コース戦略をしっかりと立てることで、初心者でも着実にスコアアップを狙うことができます。

クラブの飛距離を把握する

多くのゴルファーは、各クラブでどの程度の距離を打てるかを漠然としか理解していないことが多く、それがコース戦略において不利になることがあります。まずは練習場やラウンド中に、各クラブの平均飛距離を記録することから始めましょう。自分の飛距離を知ることで適切なクラブ選択が可能になり、無理なショットを避けることができます。

自分の飛距離を知ることで、コースマネジメントのスキルが上がり、プレッシャーのかかる場面でも冷静に対処できるようになります。特に、パー3や狭いフェアウェイでは正確な飛距離の把握がスコアに直結します。練習を通じて自分の飛距離をしっかりと把握し、各ホールで最善の選択をすることが、スコアアップの鍵となるでしょう。

無理なショットを避ける

初心者やアマチュアがスコアアップを目指す際に大切なのは、無理なショットを避けることです。無理に距離を稼ごうとし、強引にショットを打つとスライスやフックなどのミスショットを誘発し、かえってスコアを悪化させる原因となります。特にハザードやOBが多いホールでは、リスクを考え、慎重なクラブ選択とショット戦略を練ることが重要です。

例えば、パー5で無理に3オンを狙うよりも、4オン、5オンを狙う方がリスクは少なく、結果的にスコアが安定します。ラフやバンカーに入った場合でも無理はせず、まずはフェアウェイに戻すことを優先することで、大きなトラブルを回避できます。

無理をしないプレーは精神的な余裕をもたらし、冷静な判断力を維持する助けにもなります。自分のスキルやクラブの特性を理解し、現実的なプランを立てることで、着実にスコアアップを目指しましょう。

コースに合った目標を立てる

各ホールのパー数や距離を把握し、自分の得意なクラブやショットの距離感を踏まえた戦略を立てましょう。また、コースの難易度やスキルを考慮し、挑戦する目標を適切に決めることも大切です。

例えば、バンカーや池が多いコースでは、リスクを避けるために安全なルートを選んだり、グリーン周りのアプローチに重点を置く練習を積みましょう。このようにコースの特徴を理解し、それに応じた戦略的な目標を立てることでプレッシャーを感じることなくラウンドを楽しむことができます。

トラブルショットへの対処

初心者にとってはラフ、バンカーや木の間にボールが入ってしまった時の対処方法を知っておくことがスコアアップに繋がります。まず、冷静に状況を判断し、最善の選択をすることが重要です。例えば、ラフに入った場合、クラブ選びが成功の鍵となります。ロフトの高いクラブを使用し、ボールを確実にフェアウェイに戻すことを優先しましょう。

バンカーではサンドウェッジを使い、ボールの手前の砂をしっかりと打つことでボールを確実に脱出させるスキルが求められます。練習場でバンカーショットの感覚を掴んでおくと、本番での対応力が上がります。

また、木の間に入った時は、無理にグリーンを狙うのではなく、横に出すことも選択肢に入れるべきです。リスクを避け、次のショットを計画的に打てる位置にボールを戻すことが重要です。

アマチュアゴルファーが目指す100切りにはどんなマネージメントが必要?

パット数

100切りには、パット数を数えることが重要です。一般的に、1ラウンド(18ホール)でのパット数を36回以内に収めることが目標とされています。これを達成するためにはまず、グリーン上での距離感をしっかりと掴むことが重要です。特に1~2mの短いパットを確実に沈めることで、スコアを安定させることができます。

また、ラウンド中に3パットを減らすことも大切です。これには、最初のパットでカップにできるだけ近づけるスキルが求められます。そのためには、距離感を養うための練習が不可欠です。練習場では、異なる場所や距離からのパット練習を繰り返し行い、色々なラインを試すことが効果的です。

パーオン率

パーオンとは、パー3なら1打、パー4なら2打、パー5なら3打でグリーンに乗せることを意味しますが、これは初心者には難しい場合が多いです。100切りを目指すゴルファーにとっては、全ホールでパーオンを達成する必要はありません。

100を切るためには、18ホール中、4~5ホールでパーオンすれば十分とされています。これは、パーオンを重視しすぎると、無理なショットを選択しがちになり、結果的にスコアを悪くさせるリスクがあるためです。

重要なのは、得意な距離やクラブを生かし、確実にボギーオンを狙うことです。ボギーオンとは、パーオンよりも一打多くかけてグリーンに乗せることで、これを目標にすればリスクを抑えたプレーができます。特に、パー5では無理に3オンを狙うよりも、確実に4打目で乗せることで、トリプルボギー以上を叩かなくて済みます。

パーオンにこだわりすぎず、現実的な目標を設定することでが100切りへの近道となるでしょう。

OBの回数

100切りを達成する上で、OBを最小限に抑えることが重要です。OBはスコアに大きな影響を与え、1回のOBでペナルティとして2打追加されるため、100を切るためにはOBを避けることが不可欠です。

一般的に、100切りを目指すゴルファーにとって、ラウンド中のOBは2回以下に抑えましょう。これにより、ペナルティを最小限にし、他のホールでスコアをカバーするチャンスを残すことができます。

OBを避けるためには、ティーショットの精度を高めること、狭いフェアウェイではドライバーを使わず、3番ウッドやユーティリティを使うことが挙げられます。また、コースマネージメントの観点から、リスクの高いショットを避け、安全なルートを選択することも重要。特に風の強い日やコースコンディションが悪い場合、よりセーフティーなプレーを心掛けることでOBを回避しやすくなります。

さらに、OBを防ぐためにはメンタルの安定も欠かせません。プレッシャーに負けて無理なショットを打つと、OBのリスクが高まります。従って、自分のスキルを正しく理解し、それに見合ったショットを選ぶことが、OBを減らして100切りを達成する鍵となります。

ゴルフで100切りするのはなぜ難しい?

100切りできない理由:スキル

ゴルフで100を切ることが目標となる一方、技術的な壁が立ちはだかることが多いです。まず、ショットの精度が不安定だと、100切りは難しくなります。スライスやフックといったミスが多いとフェアウェイから外れ、ラフやバンカーにボールが入ることが増えます。これにより、プレーのリズムが崩れ、精神的な焦りも生じやすくなります。

次に、アプローチの精度不足がスコアに大きく影響します。グリーン周りでのミスはダブルボギーやそれ以上のスコアになります。アプローチでグリーンに乗せるスキルは、距離感やスピン性能が求められ、初心者には習得が難しい部分です。

さらに、パッティングスキルも重要です。3パットが多いとスコアが一気に悪化します。パットの距離感やラインの読みが不十分だと、カップインさせることが難しくなります。練習不足や経験不足が原因で、これらのスキルを身につけるのには時間がかかることが多いです。

これらのスキル不足は、100切りを目指す人にとって大きな課題となります。そのため、スキルアップのためには効率的なレッスンなどで基礎を身につけることが重要です。

100切りできない理由:マネージメント

100切りを達成するには、スキルだけでなくラウンド中の戦略的な考え方、つまりコースマネージメントが重要です。初心者は、とにかく遠くへ飛ばそうと無理をしたり、パーやバーディを狙いすぎてリスクの高いショットを選びがちです。しかし、100切りを目指す段階では、最優先すべきことは「安全に1ホールを終える」という考え方です。

例えば、パーオンを狙うよりも、ダブルボギーやボギーを狙ったプレーをする方がスコアを崩しにくくなります。また、無理なショットでOBやペナルティを出すことで、一気にスコアが悪化してしまうリスクもあります。さらに、ラウンド中に冷静さを欠いたり、集中力を保てなくなることは、マネージメントをする上で大きな障害となります。そのため、成功するには判断力が重要です。

スコアアップには、事前にコースの特性を把握し、どのように各ホールを攻略するかの計画を立てることが求められます。しかし、多くの初心者は戦略的な考え方が足りず、目先の飛距離ばかりを追求してしまう傾向があります。こうしたミスを減らし、戦略的にゲームを進めることで、100切り達成の可能性が高まります。

100切りをするためのコツとは?

ダブルボギーを狙って打つ

100切りを目指しているゴルファーが陥りがちなのが、無理にパーを狙おうとしてミスショットが増えてしまうことです。100切りを達成するためにはまず、パーを狙わずにダブルボギーを目標とすることが鍵です。例えば、パー4では4打ではなく、6打で上がるプランを立てれば、精神的な余裕が生まれ、結果的にスコアが安定します。戦略的にプレーすることで、無理のないスコアメイクが可能になります。

基礎を徹底的に見直す

練習において、基礎の見直しはとても重要です。特にスイングの基本が崩れていると一貫性がなくなり、ショットの精度が落ちます。レッスンを受けたり、スイングを動画で確認しましょう。初心者だけでなく、中級者でも基礎を確認することはスコアアップに直結します。

パターやアプローチを練習する

ゴルフにおいて、パターやアプローチはスコアメイクの生命線です。スコアの多くは、グリーン周りやパッティングで作られます。特に100切りを目指している段階では、アプローチでグリーンに乗せる確率を上げ、3パットを避けることがポイントです。全体の練習時間のうち、ショートゲームに多くの時間を割き、精度を上げることで100切りに近づけます。

OBは絶対に避ける

OB(アウトオブバウンズ)は100切りにおいて避けるべき最大のミスです。一度のOBでペナルティが加わると、スコアが一気に崩れることもあります。ティーショットでは欲張らず、フェアウェイキープを優先することでOBのリスクを減らせます。また、ドライバーではなく、安定感のあるユーティリティなどを選択することも効果的な戦略です。

ゴルフ初心者のスコアに関するよくある質問

18ホールを全部パーで回った場合のスコアは?

ゴルフのラウンドで18ホールをすべてパーで回った場合、スコアは基本的に「72」になります。ゴルフコースは通常18ホールで作られ、各ホールにはそれぞれ「パー」と呼ばれる基準打数が設定されています。多くの標準的な18ホールのコースでは、パーは72に設定されていることが一般的です。

18ホールを全部ボギーで回った場合のスコアは?

ゴルフのラウンドで18ホールをすべてボギーで回った場合、基本的にスコアは「90」になります。各ホールで基準となるパーよりも1打多いスコアを叩く計算です。一般的に18ホールのコースはパー72なので、18ホールすべてボギーだと「72+18」となり合計スコアは90です。このスコアは多くのアマチュアにとっては一つの目標であり、安定したプレーが求められる指標でもあります。

一緒にラウンドする人に迷惑をかけないスコアの目安は?

ゴルフは楽しむことが第一ですが、プレーファーストや他の人への配慮も重要です。特に初心者にとって気になるのが、他の人に迷惑をかけないためのスコアの目安です。一般的にスムーズな進行を保つためには、18ホールで120以下のスコアを目指すと良いとされています。このスコアであれば自己流でプレーしても、後続を待たせることなくラウンドを終えることが可能です。

一人前といえる恥ずかしくないスコアは?

プレーヤーの技術や経験によって異なりますが、一般的には90を切ることが一つの大きな目標とされています。これは平均的なアマチュアのスコアが約100前後であることと比較すると、スキルアップしていることを示します。競技ゴルフを目指すならば、80台前半を目標にしましょう。いずれにしても自己ベストを更新し続ける努力が、ゴルファーとしての自信に繋がるのです。

まとめ

この記事ではアマチュアゴルファーの平均スコアに関する、様々なことを取り上げてきました。ゴルフは継続的な練習と戦略的なプレーが求められるスポーツです。プレースタイルを見直し、改善に取り組むことでゴルファーとしての成長が期待できます。自身が目指すスコアを設定し、成長を実感することで楽しいゴルフライフが送れるでしょう。

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