テーラーメイド「Fitting Lab Tokyo」がオープン　東京駅直結ビルで寄り道フィッティング

　13日、テーラーメイドの新拠点「TaylorMade Fitting Lab Tokyo」が東京駅直結の八重洲ダイビル1階に誕生。オープニングセレモニーでは、横浜カントリークラブで開催されたベイカレント・クラシックに出場したコリン・モリカワ選手と久常涼選手のほか、永峰咲希選手、山路晶選手によるテープカットが行われました。

施設がプロ仕様　数字と感覚が一本の線でつながる

　このラボでは、新しいフィッティング体験を提供。厳しい試験と実技を通過したマスターフィッターが、米国で培った最新理論を駆使し、データ解析と感性の両面から最適な一本を導き出します。

　施設内には、スイング解析の「Quad MAX」やパット計測の「Quintic Ball Roll」や「SAM PuttLab」を完備し、セレクトフィットキットによりロフト・ライ角を自在に試せる環境を整えています。

　また、国内ツアーで10年以上、プロのクラブを手掛けてきたクラフトマンが常駐し、グリップ交換、ロフト・ライ角の調整など細やかに対応。さらに、限定モデルやラボ限定のウェアやアクセサリーも取り揃えています。

コリン・モリカワの数字の見方が実にリアル

　試打セッションではモリカワ選手が、軽いフェードでキャリー300ヤード超を放ち、「スピンがハマれば飛距離も距離コントロールも整う」と語りました。ドライバーでは2,200〜2,700rpmを目安に打点と打ち出し角を調整するといいます。

　また、シャフトは最重要パーツだと語り、まずはシャフトとロフトで球質を作り込むとのこと。ヘッドは複数の形状を打ち比べ、芯に当たる確率を探していくそうです。ウェッジは新作「MG5」へスムーズに移行しており、「グリーン周りで柔らかく、濡れた状況でもグリップしてくれる溝」が気に入っていると話していました。

　さらに、クラフト工房が併設されている点については、「ツアートラックのワクワクを一般の人が目の前で体験できる」とコメントしました。

久常涼、永峰咲希、山路晶の生の実感

　久常選手、永峰選手、山路選手の3人が口をそろえて語ったのは「数字でわかる」「すぐ試せる」という生の実感でした。パッティングでは、転がりやストロークが見える化され「練習したくなる」という声が上がりました。

　ドライバーやアイアンでは、シャフトの違いをスピン量で即チェックでき、ヘッドやシャフトの交換もスピーディ。感覚が鮮明なうちに次の候補を試せるのが大きな魅力だといいます。

　さらに、東京駅近くという立地も高評価。遠征や出張の合間にサクッと寄れる「寄り道フィッティング」ができるのは良いと利便性の高さにも満足していました。

ここは上達の近道というより「寄り道の正解」

　ツアープロが現場でやっていることを、都心のど真ん中で誰もが体験できる。数字と感覚が一致したときの気持ちよさは、一度味わうと戻れません。次に東京駅で乗り換えるとき、ちょっとだけ時間をつくって寄り道してみて下さい。1本のクラブが、1打の意味を変えてくれます。

営業情報

住所：東京都中央区京橋1-1-1 八重洲ダイビル1F
営業時間：平日11～21時、休日9～19時（不定休）
電話：03-6225-2253
URL：https://www.taylormadegolf.jp/fitting_lab_tokyo.html

my caddie 編集部

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