ヤマハのSX-25アイアン
最近知人からヤマハのSX-25という古いアイアンを譲り受けました。
マッスルバックで、難易度がかなり高そうなアイアンで、練習用に使用するつもりなのですが、古すぎる為か(マイナーな為?)ネットで調べてもスペック情報が見つかりません。
譲ってくれた知人も元々もらい物だったので全然知らないようで・・・。
このアイアンについてよくご存知の方、販売年やスペックや使用した感想等々・・情報をいただきたく宜しくお願いいたします。
最近知人からヤマハのSX-25という古いアイアンを譲り受けました。
マッスルバックで、難易度がかなり高そうなアイアンで、練習用に使用するつもりなのですが、古すぎる為か(マイナーな為?)ネットで調べてもスペック情報が見つかりません。
譲ってくれた知人も元々もらい物だったので全然知らないようで・・・。
このアイアンについてよくご存知の方、販売年やスペックや使用した感想等々・・情報をいただきたく宜しくお願いいたします。
3年前の書き込みですが新たな事実が判明しました!
今は使われていないかもしれませんがおつきあいください。
このヤマハSX-25アイアン、設計はなんと!かの竹林隆光氏だそうです。
竹林氏とは古くはインテストのタラコと呼ばれるカーボンアイアン、そしてフォーティーンブランドを立ち上げた方として知られています。
SX-25は当時としては画期的な重心位置コントロール設計がなされており1987年の全米オープンでスコット・シンプソンが使用し日本製として初の栄冠を勝ち取ったアイアンなんだそうです。
竹林氏は2年前に亡くなられました。お悔やみ申し上げます。
私の所蔵するゴルフダイジェスト社クラブ用品大全科92ゴルフカタログを見ましたら、ありました!
残念ながら1モデルあたりの情報量は少なくて参考になるかはわかりませんが、抜粋しますと以下の通り。(アルシビストさんとちょっと違うのかもしれませんが)
『PGAツアープロ、スコット・シンプソン使用モデル。コントロール性重視の軟鉄鍛造アイアン。
スタイル:コンベンショナル
ソール形状:フラット
ネック形状:スライトグース
ウェート配分:センター重心
ロフト:3番23度、9番44度
バランス:ダイナミックゴールドS400 D2、R400 D0
価格:8本で128,000円(おそらく当時の消費税3%は外税 発売年によっては消費税は無かったかも)』
こんなもんですが。
ちなみにウェート配分とは同じ本で他に調べると、かのピン・アイ2は「キャビティ」、プロギアのCT-522CP(キャビティではない)は「低重心」となっています。ターニーシリーズなど「高重心」もあるのでそれよりはやさしいのかな。ロフトは今時のアスリートモデルと比べても多めのようです。
さらに調べるとほぼ同じ形状で「TourPro」というブランドネームを冠したSX-251もありました。こちらは軟鉄鋳造でカーボンシャフト仕様もありAW,SWの10本で17万円だそうです。
余談ですがこの92年版カタログではマッスルバック、キャビティはまだ半々くらいです。ピンアイ2プラス、ミズノTN92、ジャンボMTN3(J’sではなく)などが掲載されています。
さらに余談ですがこの当時、ドライバーはパーシモンからメタル、カーボンが掲載されています。チタンは出始めでほんの数モデル。ミズノプロTi-100Sにいたっては22万円(おそらく税抜き)!です。スペック43.5インチ205CC
久しぶりに引っ張りだして読みふけってしまいました。楽しかったです。質問者様に感謝します。
ヤマハSX−25は、アメリカのシニアツアーで活躍するハル・サットンが、1980年当時ヤマハと契約して使用していたプロモデルの日本バージョンです。ハル・サットンは1983年にアメリカの賞金王になっていますが、バックフェイスのウィングの盛り上がりがあるとおり、マッスルバックにしては重心距離を長くして、ヘッドを返りにくくしています。また、高重心、ストレートネックでボールは上げやすくはありません。
ハル・サットンが低めのフェードを打っていたように、ローフェードをリストワークで打ち込む人向きですが、今はあまりこういった打ち方をする人は少ないのではないでしょうか。日本のプロでは安田春雄プロあたりがそうでしたね。
今から20年以上前は、アイアンのモデルをメーカーはヤマハに限らず上級者、中級者、初心者に明確に分けてアイアンを販売していました。それはミズノもダンロップもダイワもそうでした。
練習用とのことですが、エースアイアンとコンセプトが大きく違うのであればエースアイアンで練習されることをお勧めします。