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  • 2011/10/9(日)08:35

    ヘッドバランスと特定しますと重心点、つまり重心距離等のヘッドスペックのことかな

    この場合、重心距離等を変えると解釈する場合と単にヘッドを重くした場合でのスイングバランスのことかなとも思えます。
    前者は、鉛などを貼って微調整する程度。
    後者は、シャフトの種類と長さによりヘッドの重さが異なりますので、こちらついて書いてみます。

    まず、スチールシャフトに使うヘッドとカーボンシャフトに使うヘッドでは重さが明らかに異なり、カーボン用ヘッドが重い。
    ではこれはなぜそのようになっているか、ご存知ですか?

    それは、シャフトの重量分布が異なっているからです。
    スチールシャフトは重心が50%にほぼあり、カーボンシャフトは53.5-55%になっているのです。

    スチールは重量センターが真ん中にあり、カーボンシャフトより先側が重い。ですからカーボン用ヘッドよりスチール用ヘッドを軽くしている。
    これはスイングバランスが設定し易い位置に入るようになっています。またカーボンシャフトでは、シャフト長がスチールアイアンより長くなっている。

    アイアンの場合は、ヘッド重量がかなりのウェイトを占めまして、このバラツキがクラブを組み上げるために最も重要となります。
    ヘッドバラツキが3-5gにも及ぶ場合は、長さの流れをあわせるのに大変苦労します。これが問題の基
    それは、ヘッドやシャフトの内径に鉛を詰め込んでいるものが多く存在しています。
    すると重心距離がネック側に偏りまして、飛びや球筋が変わってくることがあります。

    そもそもチップ内径に鉛棒などを入れる以外にシャフトのチップ側に10cm-20cmに鉛粉を接着剤混ぜて入れているものまである。邪道なことをしているのも結構あります。

    なぜそんなことをするのかというと、単にこのアイアンはD0やD2に統一してあわせているのです。見せかけの設定。
    最初から意味のないことをしているものがある。

    これでは番手ごとの飛距離幅がでるとは考えにくく、またヘッドの重心距離等のスペックが正常に機能していないので、おかしな飛びや球筋がでることになる番手が存在してしまう恐れがあるのです。
    打って見てこれが解る人は多くないので、ごまかされて解らない人達がかなりいます。なんかコースで使用すると9Iが飛びすぎるとか・・・8Iが飛ばない等

    アイアンは、皆さんが考えるているより組立てでの設定が大変なんです。

    ヘッド重量精度と流れ、シャフト重量の公差範囲が少ないもの、グリップも重量は0.5g以内に揃える等
    特にヘッド重量と流れが2g以上変わってきますと、上記のように強引に重量を増やして強制的にあわせるので、求める飛距離が出なくなる恐れが高くなってきます。

    従ってトラブル要因はヘッド重量とシャフト重量のばらつきです。まともなものが来ないなどはよくあること、また某シャフトメーカーのものは不揃いで有名。それも巷で人気のスチールシャフトです。どこをみていいと言っているのかよくわからない人たちの情報が錯乱しているのでご注意あれ

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