アイアンシャフトの長さについて
普通にグリップした場合と、シャフトを長くして短くグリップした場合で、手からヘッドまでの長さは同じだとすると、どのような違いがあるのでしょうか。総重量やバランス等が関わってきそうですが。
また、最初から短くグリップすることを前提にシャフトを長くして、そのグリップの位置でライ角を決めるというようなカスタムをすることはあるんでしょうか。そのような経験のある方いらっしゃいましたら、効果など伺いたいです。
普通にグリップした場合と、シャフトを長くして短くグリップした場合で、手からヘッドまでの長さは同じだとすると、どのような違いがあるのでしょうか。総重量やバランス等が関わってきそうですが。
また、最初から短くグリップすることを前提にシャフトを長くして、そのグリップの位置でライ角を決めるというようなカスタムをすることはあるんでしょうか。そのような経験のある方いらっしゃいましたら、効果など伺いたいです。
>効果など伺いたいです
俗に言うカウンターバランスの効果でミート率が上がり振りやすくなると一般的に言われています。
データではあまり意味があるとは考えにくいのですが、実戦ではよく使用すると思います。
ライ角は長くしても変えません。
スイングバランスは、0.5インチ長くすることで2.5ポイント大きくなります。つまり重く感じます。人により重すぎて使えなくなる。D4で設定していたらD6.5になるのです。
ただし、この場合はリシャフトした場合です。
シャフトを継ぎ足す場合は、これに在らず。
バット延長で0.5インチ継ぎ足す時、SBはバッド側が重くなりますので1-1.5ポイント大きくなるだけですが、総重量は7-9gも重くなるはずです。
これは番手全部しないと流れが狂ってきますので、個別ではあまり意味がないと思います。やっても効果的にならない場合が多い。
アイアンを最初ら長くして、1インチほど短く握りましてスイングする場合はありますが、スチールではあまりメリットがないかなと思います。(身長が高くパワーがあるUSA PGA Proではスチールで1インチ長くしているプロは多いですが、日本ではまずいません)
するのであればカーボンシャフトでしょう。この方法でやっているツアープロJP(ベスト10に入っている)がいます。
目的は、一つのアイアンで前後の飛距離幅を大きくしたいためです。
この時、ライ角は特に変えません。番手の流れから決まっているライ角のままで設定しています。
シャフトを長くしても入射角はさほど変わりません。
ハンドダウンしても実際に振っている角度はそのままであまり変わらないと思ってください。
これは、スチールシャフトでライ角設定し、カーボンシャフトで0.5インチ長い同じ番手を振ったときのライ角は同じに設定します。
元々、アイアンでカーボンシャフトの場合は、長く設定するのが常識。スチールシャフト同様に入れたらスイングバランスがC7とかになってしまい、SBがでないのです。
これは、ヘッド重量自体がカーボン用が重く出来ている。重くしないと設定が出来ないの。
シャフトの重量分布がスチールとカーボンでは異なっているため。この意味は解りますかね