みんなのQ&A

ライ角調整

2017/11/29(水)10:00

ライ角の話題があったので以前から疑問だったことを書きます。
クラブに精通されてる方にとっては愚問(レベルの低い質問)かも知れませんが宜しくお願いします。
(私はライ角で悩んだことが無いので特に困ったことも無く調べようと思ったことも無いので)

アイアンのライ角調整は聞きます。
私も今のアイアンはリシャフトしたのでロフト角と合わせてライ角も一応調整しました。

軟鉄鍛造でも鋳造でも調整できるようなことを読みましたが、軟鉄以外(何があるか知りません)は調整不可なのでしょうか?
例えば調整出来ない代表的なクラブは何でしょうか?
ライ角調整することを前提に購入する人はそのようなクラブは買ってはダメなことになりますが、最近のアベレージ向けでも殆どがライ角調整可能クラブなのでしょうか?
(昔は軟鉄鍛造アイアンは上級者向けのイメージがありましたので)

そして最大の疑問が、ドライバーです。(FWなども)
最近はカチャカチャ系が出回ってますので多少調整可能かも知れませんが、それまでは調整出来なかったと思います。
違う方法でプロや上級者はやってたのでしょうか?
今でもカチャカチャ系じゃない上級者向けクラブはあります。

アイアンのライ角が合って無いのとドライバーで合って無い影響はどちらが大きいのでしょうか?
ドライバーで合ってない人はどうしてるのか?そもそも合ってるか合ってないか本人は分かってるのか?
分かってる人はどうしてるのか?

無知で申し訳ないですがライ角の重要性を皆さん良く説かれています、ウッド系はどうされてるのか知りたいです。

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回答 12件

1〜12件/12件
  • 2017/11/30(木)11:37

    僕が素材の事を書いた意図として、同じ表示でも中身が違う事がかなりあるという事です。同じステンでも、内在物の違いで硬度、粘度曲げ応力が全然違うのです。メーカーはこれを表示しないんで解らないんですが、柔らかい素材については積極的にアピールしますよね。

    例えば
    SUS303とSUS630は全く別の金属に近いのですが、
    これもステンだと表示されるだけです。
    素材が違えば打感は変わります。
    高価なハイテン鋼材は超弾きをします。
    ハイテンは弾くけど、軟鉄みたいな粘りは無いんです。。
    どちらかというとチタンに近い。薄くて弾くばね鋼に近いんです。

    「そんな話、素人には判らんよ」と思いますけど。。
    専門家や素材に関わる人ならわかるんでしょうけど。。

    クリーブランドの鋳物ウエッジは柔らかいので曲げられるという事はよく聞きますけど、これも鋳物鋼材の内容物を見ないと柔らかさは判らないのです。他社の鋳物材質とは全く違うのでしょう。
    軟鉄鋳造だってあるわけですから。。
    鋳物をフォージ(鍛造)してあるクラブもありましたね。。
    意味ないけど。。

    熱間鍛造と冷間鍛造の意味も普通の人には判りませんね・・
    冷間は熱間の後に行う2度目三度目の精密鍛造で、精密な型でに荒仕上げをする事で研摩代を少なくする方法です。EPONは他社に対してこれに優れています。だから他OEM下請け社より安く、精密に、繰り返し精度高く、大量に鍛造品アイアンが金太郎飴のように作れます。新潟鍛造(現在はタイ工場)の特色ですね。

    中小零細の姫路鍛造品は、荒鍛造を職人が削り出すので、各メーカーの職人の個人技に左右されるのでバラツキが大きいのです。80%を安定的に供給されるか30〜100%を供給されるかの違いです。
    これは各OEMメーカーの技術力、資本力の差ですので。。

  • 2017/11/30(木)09:52

    良く調べたらTC770は初代でしたので、再度売却しました。
    ホームの試合は良いんですが、県、地区の試合は全て違反になります。
    中部アマや中部ミッド予選、インターに出れないので、意味が無いんで。
    最近は出てませんが。。

    今はミズノのMPH4です。
    もちろん軟鉄のネックは1度フラットに曲げてあります(笑)

    ライ角はスイングに依存します。
    僕みたいなフラット系のスイングで、アップライを使うとトウにしか当たらなくて、プッシュか左チーにしか行かないんで、フラットにして右に出してドローを打っています。

  • 2017/11/30(木)09:42

    ドライバーのライ角は調整できるもの、調整されている物に分けられます。

    まず調整できるものは、カチャカチャでライ角調整されます。その原理は、シャフトとヘッドを繋ぐプラグの内側底面にあります。これが傾いていてシャフトがヘッドに対して斜めになり、プラグの刺し方でヘッドが右向いたり(オープン−)左向いたり(クローズ+)下を向いたり(フラット−)上を向いたり(アップ+)しています。これの組み合わせをできるようにプラグ途中のプラスチックが2段3段になっているのです。

    カチャカチャが無い物は、上でも誰かが書いていましたが、シャフトをネックに斜めに取り付けます。その方法としては、傾けたい方向の逆側にプラスチックの三角に切った小片を入れたまま斜めに接着するのです。これは関西で10店舗以上構えるショップのクラブ試職人に教えてもらった方法です。ネック接着にはグラスビーズというガラス粉を少し入れて固定するのですが、その入れ方でも多少は変わります。

    パーシモンの頃はヘッドをやすりで削り、再度塗装、ニスでコーティングして糸でネックを巻くという工程を踏むので、最低メーカーで1ヶ月かかっていました。その中で日本でいうと本間が最高でした。僕ら素人にできる代物ではありませんし、正に伝統工芸芸術品です。

    そして例えば僕の愛用してたミズノプロMP425にはヘッドそのものがアップライト、フラットという選択ができました。僕は必ずフラットを購入していました。これは全てのクラブは生産過程において多少のバラツキはあるので、量産品の中にはいろいろ混じっています。これを検査で細かくライ角選別し、+−に仕分けてくれていたのがミズノプロです。アイアンもそうでしたが、そういう意味でミズノのクラブの信頼性に何時も頼っていました。

    ライ角を測定する測定具を持っていますが、その測定具はシャフトを掴み、ソールを付けて、ソールからのシャフトの角度を測定する簡易なものです。パターもこれで測定します。パターも専用のライ角調整機がいるんで、曲げは大型万力で挟んで、ハンマーでたたいて調整しています。叩き代は目分量だから調整が難しいです。

    アイアンは僕のライ角調整機(あの米スミス社の物で15年前で15万位、日本製のフォーティーン社製だと50万くらいします。)を写真で見ていただきましたが、その機械に測定器がついていますから、アイアンとウエッジは曲げながら測定します。しかしあまり何度も曲げると、軟鉄であろうと折れてしまいますので、ほどほどにしたいものです。曲げたアイアンはネックにメッキの皺が寄っていたり、曲げたポイント(てこの作用点)が凹んでいたりしますのですぐわかります。

    硬い物は曲げると折れます。軟鉄鋳物、ステンは折れやすいのでクラブ職人はやりたがらないでしょう。折れて保証するのに、単品ヘッドをメーカーから取り寄せると一本当たり最低で2万円かかるからです。それを1〜2千円/本 では割に合いません。「折れても保証しないで良い」と言ってくれないと店舗ではできないのです。僕は自分で曲げてますから、折れるかどうかは自己責任です。(爆)

    pingだって3度以上は折損の場合の責任放棄の書面を書かないと曲げてくれません。その他のメーカーは2度以下です。

    柔らかい物は折れにくいですが、何度も曲げると折れます。

  • 2017/11/30(木)08:09

    パターのライ角は影響が少ないので、気にしないのであればそれで良し。
    私は構えたときに違和感を感じる、いわゆる“座りが悪い”パターは積極的にネック曲げています。

  • 2017/11/29(水)14:59

    重要なのはインパクトでのライ角。

    もっと重要なのは狙ったところに球を運べるか。
    これが出来ているなら良し。

  • 2017/11/29(水)14:07

    再度こんにちは。

    ウッドのライ角合わせですが、私の場合は「適正ライ角に合わせる」という感じではなく、捉まり具合や練習場の人工芝の溶けたやつのつき具合とかを見ながら複数回挿し直ししながら合わせます。

    結果は計測しておいて新しいクラブを組むときやリシャフトしたときの参考にし、とりあえずその数値で組んでから微調整します。

    1Wは滅多にライ角を気にしませんね。
    現3Wはたまたまいい感じだったので最初から挿したまま。
    UT18度は数回挿し直ししてます。
    UT21.25は816H1でライ角調整機能付きなので色々試しました。

    結構捉まり具合は変わると思いますよ。
    個人的には例えば
    2度アップライトだとヒッカケフック頻発で使えない
    1度だと時折ヒッカケフックがまざって怖い
    0.5度なら費用かけてまで調整しなくていいか
    ぐらいの感じです。

    パターのライ角合わせは出球の方向性よりも、
    ・ライ角が合わないとアドレス時にトゥが浮いたりヒールが浮いたりして据わりが悪くて気持ち悪い
    ・適正位置(目の下)でアドレスしにくくなる
    ・ストローク時にトゥやヒールがダフる可能性が高くなる(滅多にないでしょうがあったときのショックは計り知れないww)
    ・突っかからないように構えると少しヘッドが浮く感じになるのでヒッティングポイントがフェース下部になって転がりが悪くなる
    とかを避けるためですかね。

    アイアンに比べてそんなに厳密じゃなくてもいいと思います。

  • 2017/11/29(水)13:53

    ランクルさん。。
    ライ角調整や、リシャフトはこちら

    https://ameblo.jp/gear1966/entry-12300127736.html

  • 2017/11/29(水)13:45

    ランクルさん。。

    幾つもの分割するのも面倒なんで、材料、鍛造、鋳造はこちらを見てください。また、ゴルフ業界人の数名の方からもコメント頂いてます。読んでみてください。

    https://ameblo.jp/gear1966/entry-12300270577.html

    ライ角の重要性はまた別の機会に。。

    曲げるのは自宅でします。
    測定器も自前のをパターとアイアン用別に持っています。
    素人なんで適当ですけど。。

  • 2017/11/29(水)13:11

    、ステンレス鋼材の材料記号を「SUS」と書き、錆びにくい特殊用途の鋼で

  • 2017/11/29(水)13:09

    鉄屋の一人語りです。

    まず材料ですが、S15C (0.15%のCカーボン含有する鉄S)は機械構造用炭素鋼のなかで、低炭素鋼にあたる鋼材で、軟鋼に分類されます。炭素量(カーボン量)の含有は0.13〜0.18となっています。低炭素にすることで粘りを重視したいケースで検討されます。この数字が増えるほど硬くなります。世の中で一番カーボンが多いのはダイヤモンド💎です。

    鉄鋼材料から、ニッケル合金、アルミ合金、チタン合金、銅合金、マグネシウム合金、など枚挙に暇がありません。ステンレスも、含有物(クロムCr、モリブデンMo、ニッケルNiなどの微量元素)を増やした鉄の一種。これらを調整して色々な鉄を作るのです。

    ステンレス鋼材とは、鉄にCrクロムやNiニッケルなどの物質を添加して錆びにくい鉄の一つです。JIS規格では、ステンレス鋼材の材料記号を「SUS」と書き、錆びにくい特殊用途の鋼で

  • 2017/11/29(水)11:09

    アイアンのライ角調整可能といった言葉はクラフトマン目線の言葉です。

    アイアンやウェッジはネックを曲げることでライ角調整するので、素材が柔らかい軟鉄なら曲げる際に折れるリスクが少ないので調整可能だとクラフトマン業界では言ってるんです。

    軟鉄鍛造〉軟鉄鋳造〉ステンレスの順に硬くなって折れる可能性が高くなりますので
    ステンレス素材は折れるリスクがあるから調整を請け負えませんとするクラフトマンが殆どですね。
    まー折れたら自己責任で買い直すから、やってくれとお願いすればやってはくれると思いますけど...

    メーカー的には購入後に曲げるのは勝手だけど折れても知らないよといったスタンスが殆どじゃないでしょうか?

    一部カスタムを請け負うメーカーさんはステンレス素材(物によると思いますが)でもライ角調整してくれたりしますね

    それとウッドについてはシャフトを接着する際に斜めに刺してライ角調整します。

  • 2017/11/29(水)11:00

    こんにちは。

    軟鉄鍛造以外でもだいたいのクラブは結構いけると思います。
    (但し折れる可能性があり自己責任でよければですが)

    鋳造のボーケイはタイトリストのカスタムでは「1度まで」となっていますが工房では2度ぐらいいけます。(過去にやったことがあります)
    曲げにくいといわれてる17-4ステンレス(SUS630)でも1-1.5度はいけます。
    あとは挿し方で調整する方法でさらに1-2度はいけます。

    ウッドのライ角は買った時点ではあまり気にしないですね。
    理由は
    ・ロフトが立ってくるとライ角による方向の誤差は減るのでアイアンに比べてライ角調整の意義が減る
    ・1Wはティーアップするので打つ瞬間にソールが接地しないのであまりライ角の影響はでない
    ・アイアンよりもシャフトが長く柔らかいのでトゥダウン量が大きく、実際しばらく使ってみないとライ角があってるのかどうか判断がつかない
    ・ソール形状がラウンドしているものが多く、ライ角による据わりへの影響が少ない
    とかですかね。

    そうはいいながらもUTでフラットなソール形状のものなんかは挿し方でライ角合わせたりしますし、
    打ってて捉まらなかったり捉まりすぎたりヒールが突っかかったりという症状が出た場合なんかは首を挿し直してライ角調整したりします。

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