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  • 2020/10/14(水)22:46

    どちらも最近のPGAツアーでのトッププロが使ったといわれるシャフトですが、全く特性が異なります印象です。


    【TENSEI CK Pro ORANGE】

    手元がかなり柔らかく先端も硬くなっていますが、手元のしなる部分がグリップ直下と感じるほど超手元で、また先端もホーゼルに近い部分に走る感覚があります。

    基本的に超手元の先端が硬い安定系のシャフトではありますが、上記の事から結構切り返しタイミングが合う人と合わない人にはっきりと分かれる傾向が強いと思われます。

    このことから結構捕まらないという人が多いですが、タイミングが合う人にとってはむしろ捕まえやすい(が捕まるわけでは無い)シャフトであると思います。

    このTENSEI CK Pro ORANGEの性能を活かすには、強めのカウンターバランスを利用してシャフト重量を1つ挙げると良いかと思います。

    なお弾道は低弾道〜中弾道。スイングによって高く打ち出すことも低く打ち出すことも可能です。スピン量については操りやすい傾向にあります。


    【VENTUS BLACK】

    典型的な手元調子の超硬シャフトです。Sフレックスでも振動数が一般的なシャフトのXもしくはTXほどです。

    しなりポイントは手元ですが感覚的には少しだけ中よりですが、そもそもしなりを感じられる人が少ないかもしれません。

    ですが意外とトルクが高いのでトルクでしなりを感じるタイプの方は結構しなるイメージを持つかと思います。

    基本的に超硬シャフトなのでHSが高い必要がありますが、それ以上にSフレックスをHS50でぶん回しても、シャフトをしならせる技術が無いと全くしなりませんので注意が必要です。

    なお弾道は低弾道。スピン量も非常に低いのでバックスピン多めで再度スピン少なめの、MOIが大きい安定系ヘッドの性能を十分に発揮させるには相性が良いと思います。


    ※飛距離性能

    どちらの場合でもそのシャフトが合う人にとっては弾道安定系のシャフトですので飛距離性能が高いわけではありませんので、一発の飛距離を求めたいのであれば選択しないほうが良いと思います。

    ある程度平均的に飛ばしながら方向を安定させ、弾道やスピン量をコントロールしたいという人にとっては、それぞれ合うスイングタイプが異なりますが、ハマる人にとっては非常にハマるのではないでしょうか?

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