PGAツアー選手のラウンド前warm-upルーチン
PGAツアーの公式サイトで主な選手のラウンド前ルーチン動画を見ることができます。
私が見たのは、タイガー、JT、フリートウッド、スピース、マキロイ、ラーム、ファウラー、ローズ、DJ、アダムスコット、ケプカ、リード、松山です。
・動画撮影時期が何年か前で、最新のルーチンではないかも
・時々の調子によって、厚く練習するクラブは多少異なるはず
ですが、全体の球数や厚くするクラブの傾向は大きく変わっていない前提での感想です。
また、動画の中には、打つ順番が示されていますが、ここでは順番は無視してまとめて記載します。
(例えば、最初にウェッジを5球、最後にもう5球としても、ウェッジ10球とまとめて表記)
〈感想〉
・皆、意外に球数を打つ。
・とはいえ、案の定、ショートゲーム(ウェッジ、パター)の比率が高め。
〈選手毎の球数(合計数(非パター数、パター数)) :選手毎の特徴〉
タイガー 169(68,101) :意外に球数を打つ。パター重視
JT 119(82,37):ウェッジが67と厚い。
フリートウッド 79(59,20):球数が少ない
スピース 119(95,24):ショットの比率が80%と高い(パターの調子が良かった頃かな)
マキロイ 110(93,17):ショットの比率が85%と高い。ミドルアイアン以下が厚い。
ラーム 134(88,46):万遍なく練習するバランス型。
ファウラー 89(62,27):DR, FW比率が高め
ローズ 72(54,18):球数が少ない。ミドルアイアンが厚め。
DJ 171(157,14):球数が多い。ウェッジが約半分(84)
アダムスコット 161(104,57):バランス型
ケプカ 90(63,27):DR比率が12%と最も高い
リード 194(108,86):球数が最多。パター比率が高い。
松山 174(102,72):バランス型。万遍なく練習する(各クラブの球数は少ない)。
※全員の平均
球数 129、非パター 87、パター 42
〈自分の場合〉
ラウンド当日はショット50球、パター15球程度です。
52° :10 → 9I :10 → 7I :10 → 4H :10 → DR :10
アプローチ、チップショットを沢山練習できるコースがあると良いですね…。
インドネシア駐在時は、「ロイヤルジャカルタ」という、アジアと欧州の共催ツアー(ローズやステンソンも出場してました)が開催される高級コースに天然芝の練習場があり、ボールを無料で借りて無料で100yd程度までのアプローチ練習をやっていました。天国でした…。
日本では、ラウンド当日は球数を打たないことが美徳のように語られるイメージがありますが、練習内容に明確な目的意識があれば、球数を打つことは全然問題ないと再認識しました(勿論、普段練習しないのに当日朝に付け焼き刃で打つのは無意味だと思いますが)。ただし、やっぱりショートゲームを天然芝で沢山練習したい‼