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ミズノのグローバル戦略モデル「Mizuno Pro」アイアン新登場

2021/09/14 00:00
ミズノのグローバル戦略モデル「Mizuno Pro」アイアン新登場

 

my caddie 編集部です。

ミズノのグローバル戦略モデル「Mizuno Pro」アイアン(3種類)とドライビングアイアン(1種類)が2021年10月15日に発売されることが発表されました。

ミズノのアイアンといえば見た目の美しさや打感の良さが特徴的ですが、今回の製品はどのような感じなのでしょうか。

まずはドライビングアイアンではない、アイアンから見ていきましょう。



221」、「223」、「225」とあり、分けるなら「221」がマッスルバック、「223」がセミキャビティ、「225」がキャビティ。打感を求めるなら「221」、バランスよく打感と飛距離を求めるなら「223」、飛距離を求めるならば「225」という感じです。

ちなみに7番アイアンのロフト角は「221」が34度、「223」が32度、「225」が30度。先日、参加したメディア向けの試打会で打たせて頂きましたが、モデルごとにしっかりと飛距離の差が出ていました。



221」はマッスルバック中のマッスルバックという顔立ち。打っていて最も気持ち良かったのが「221」で、芝から打てばやみつきになること間違いなし。ブレード部分をトップエッジにかけて厚肉化することで心地よい打感を実現しています。

トップエッジ後方が研がれ、ヘッド全体がコンパクトになっていることで難しさも感じられましたが、そのぶんショートアイアンの操作性が上がるという利点もあるので一長一短。

また、番手ごとにブレード部分の厚みを変えているのでスイートスポットが、ロング・ミドルアイアンでは高く上がるように、ショートアイアンでは低い打ち出しで高スピンになるよう設計されています。



「223」は欲張りなアイアンというか、飛距離性能と打感の両立を実現するため、クロムモリブデン鋼という素材と、ミズノ独自の鍛造製法「グレインフローフォージドHD」が採用されました。

一般的にフェースは薄くすればするほど反発性能は上がるのですが、素材の強度が弱ければ破損に繋がります。その点、クロムモリブデン鋼は非常に強度の高い素材なため、フェースを薄くしても、インパクト時の衝撃に耐えることが可能。

また、グレインフローフォージドHDにより、打球音を長く響かせることができるため打感の良さに直結。さらに、番手毎に特別な加工が施されており、ロング・ミドルアイアンでは高弾道で、ショートアイアンでは低打ち出し高スピンでグリーンを狙えます。



「225」はフェースネック一体成型の高強度クロムモリブデン鋼フェースにより、ミズノ鍛造アイアン史上で最も高反発なモデル。「221」と比べると10-15ヤードほど、「223」と比較すると5-10ヤードほどは飛びます(7番で比較)。

少し離れて見ればマッスルバック風ですが、飛び系の部類に入ります。ただ、いかにも飛び系アイアン!ではないので「ぼってりした飛び系アイアンは嫌いだけど、飛び系アイアンを使いたい」ゴルファーにオススメ。

「225」は番手によって異なる構造になっており、ロング・ミドルアイアンはフェース部にクロムモリブデン鋼とタングステンウエイト、バック部にステンレススチールを採用。そうすることで初速が上がり、重心が低くなるので、高い球で攻めることが可能に。

一方、ショートアイアンは軟鉄フェースとステンレスボディの複合構造を採用。高重心化設計により、低打ち出し高スピンのショットを、他のモデル同様に打つことができます。



最後にドライビングアイアンにあたる「Mizuno Pro FLI-HI」。正直、構えた時は難しいイメージを抱きましたが、打ってみたら意外にも簡単でした。

ロングアイアンが苦手な方やユーティリティでは満足できない(抜けの良さや操作性など)方におすすめです。

フェースには高強度のマレージング鋼が使われているので、高反発かつ高初速のショットが期待できるほか、約20gのタングステンキャビティがフェース下部に埋め込まれているため低重心かつ深重心となり、飛距離アップに繋がります。




なお「221」は6本セット132,000円(税込)、「223」は6本セット138,600円(税込)、「225」は6本セット138,600円(税込)、「FLI-HI」は35,200円(税込)となっています。
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