多くのゴルファーにとって一番の目的はスコアを伸ばすこと。そのためにゴルファーは日々練習をし、時には自らのクラブセッティングを見直す。しかし、意外と目を向けられていないのが「シューズ」だ。ウェアとのコーディネートの一部と考えられがちなゴルフシューズだが、スイング時の安定性、さらには歩行による疲労度の軽減などラウンドにおける役割は少なくない。
実はmy caddieでは、昨年末にゴルフシューズに関するアンケートを実施していた。
HC別に回答を分けていると、シングルプレイヤーと平均値の間で、ある項目が非常に大きく違っていることに気づいた。
大変興味深い数値だったので、その違いに関して下記で詳しくご紹介したい。
しかし「地面とのグリップ性」、「スイング時の安定感」については、シングルプレーヤーの30%以上が重要視しているが、その他のハンディキャッププレーヤーとは約10%近い差が出る結果となった。この傾向は、ハンディキャップが20以上のプレーヤーと比較するとより顕著に表れる。
「フィット感」、「デザイン」、「歩きやすさ」を満たすのはもちろんだが、同時に地面との高いグリップ性、そしてスイング時の安定感を兼ね備えるシューズには、高いこだわりをもって、重要視していることがうかがえる。
そして、もう1つの質問において、数値に違いが出たものが、「現在所有しているエースシューズのメーカー」だった。
現在エースシューズにしているブランドは?
プロや上級者には高い支持があるのは分かっているものの、地面との高いグリップ性や、シューズの安定感とも、ここまで数値が異なる事を考えると、一体何がそんなに違うのか、あらためて知りたくなった。
そこで、今回のアンケートの結果に関して、フットジョイを展開するアクシネット ジャパンインクのフットジョイ事業部の方に聞いてみた。
長年ゴルフ分野に特化したモノづくりで、プロゴルファーの使用率が高いことは、確かにプロ・上級者仕様のイメージもあるかと思いますが、我々の目的は、あらゆるタイプのゴルファーにとって「フィットすること」を創業以来大切にしていますので、結果としてプレー回数の比較的多い方々からもご支持いただけていると考えています。
地面とのコンタクトを感じ、足をしっかりとホールドするには、ソールの構造とそのテクノロジーは重要なポイントです。ゴルフのプレーは止まっている時の安定感だけでなく、動きのある時の安定性、つまり歩行時はソール前足の屈曲部(縦方向の柔軟性)とスイング時に求められる固定部(横方向の弾力性)とのバランスが重要です。
シングルプレイヤーの方々は、ご自身の特性、また高いレベルの中でその微妙な他との違いを感じておられると思いますので、今回ご評価をいただけたのではないかと思います。
この点にも気づかれておられると思います。
最後に、FJシューズの中でも上級者に人気の高いモデルを教えてもらったので、下記に紹介しておこう。
- 全ての要素を網羅する革新性
- あらゆるゴルファーの様々なニーズに対応するシューズを生み出してきたFootJoy。その中心的存在である「D.N.A」は、その要素をすべて満たした最先端でハイクオリティーを求めるゴルファーのためのモデルとなっている。安定性、軽量化、そして柔軟性と快適性を向上させ、ゴルファーの力を最大限に発揮させる。
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プロのスイングを
足元から支えるスパイクレスシューズ - 軽量で足になじみやすく、優れた防水性を発揮する人工皮革を採用。アウトソールは三層構造となっており、クッション性、安定性、グリップ性を実現。スパイクレスでありながらもプロのスイングに対応する安定性とグリップ性を両立させている。
- アウトソールで地面をしっかりグリップ
- 特徴はワイドに張り出した軽量のTPUアウトソール。接地面を最大化することで、驚きの接地性と柔軟な屈曲性を兼ね備える。また、アーチ部分には軽量で強固なファイバーグラス製サポートブリッジを装着し、ねじれを防いでスイング時の安定性を高める。
今年新たにプロ・上級者向けの新製品が発売になるようだ。今回はゴルフシューズに初採用の素材を使うなど、FJのチャレンジスピリットは相変わらず。3月発売予定。
詳しくは「製品詳細はこちら」へ。