時代は変わる ジュニアたちがオーガスタでプレー
更新日:2019/04/08 17:47
掲載日:2019/04/08 17:45
今週は米男子ツアーのメジャー初戦 マスターズがジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで行われる。先週はオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権が初開催され、女子選手がオーガスタでプレーするということで大いに盛り上がった。
女子アマは現地時間6日(土曜日)に終わり、同7日(日曜日)には、「ドライブ、チップ、パット選手権」が行われた。この大会は2013年にマスターズ・トーナメント、全米ゴルフ協会(USGA)、PGA・オブ・アメリカが立ち上げた大会。7歳から15歳の男女であれば誰でも参加することができる。
目的はゴルフを楽しむこと、ジュニアゴルフをより発展させること、そして大切な3つのスキル「ドライブ」「チップ(アプローチ)「パット」を向上させること。アメリカ50州で大会、予選会が開催され、今回は勝ち上がってきた男女それぞれ40人がオーガスタで戦った。
どれだけ遠くに飛ばせるか、どれだけ寄せられるか、カップに沈められるか、選手たちは真剣にそして笑顔でプレーした。
そんなジュニアたちを歴代覇者のベルンハルト・ランガー(独)、ニック・ファルド(英)、アダム・スコット(豪)、バッバ・ワトソン(米)らや、2012年に女性として初めてオーガスタ・ナショナルGCの会員となったコンドリーザ・ライス氏(ジョージ・W・ブッシュ大統領時代の国務長官)らが見守った。
オーガスタで女性がプレーするなど考えられなかった。ましてや子供がプレーするなど考えられなかった。しかし、時代と共に変化しなければならない。今後も女子選手、ジュニアたちにオーガスタを経験してもらいたいものだ。
(写真:Getty Images)