山下美夢有は7位発進も「悔しいバックナイン」　笹生優花は46位「いい時も悪い時もある」

　パリ五輪の女子ゴルフ競技は7日、フランスのル・ゴルフ・ナショナル（6,374ヤード・パー72）で開幕。五輪初出場の山下美夢有は2バーディ、1ボギーの「71」で回り、単独首位のセリーヌ・ブティエ（仏）から6打差の1アンダー7位タイ発進となった。

　山下は3番でバーディを先行させ、直後の4番でボギーを叩くも、5番で奪い返しバウンスバックに成功。中盤以降は我慢の展開となり「ショットは安定していたが、なかなかパターが入らなくて悔しいバックナインだった」と振り返り、明日に向けては「パターを決められるように頑張りたい。しっかり伸ばせるように」と意欲を語った。

　一方の笹生優花は2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで「77」。5オーバー46位タイスタートに「良くなかった」と話すも、「ゴルフはいい時も悪い時もある。いつもやっていることをやってしっかりアジャストできれば」と2日目以降の巻き返しを誓っていた。