米澤蓮、2日間ノーボギーで単独トップ浮上「自信を持ってプレーできる」

　国内男子ツアーの新規大会、前澤杯 MAEZAWA CUPは25日、千葉県のMZ GOLF CLUB（6,652ヤード・パー70）で第2ラウンドが行われ、米澤蓮は「65」で回り、通算13アンダー単独トップに浮上した。

　ラウンドを振り返り、米澤は「2日間ノーボギーでプレーができたので良かった」と満足感をにじませた。特に難易度の高いアウトコースについては「ピン位置が厳しく、バーディがなかなか獲れなかったが、途中でいいバーディが取れたので、明日以降も自信を持ってプレーできる」と手応えを感じている様子だった。

　賞金ランク1位を目指す中で迎えた今大会だが、「賞金が大きいので上位に入りたい気持ちはある」としながらも、「自分ができることを尽くすことしか考えていない。賞金は意識していないつもりでプレーしている」と、冷静な姿勢を強調。「一週間、一週間、しっかり切り替えてやっていきたい」と目の前の一打に集中している。

　また、優勝がモチベーションになるかという問いには、「賞金というより、自分がどういうプレーをするかだけをコース上では考えている。他のみなさんも同じ思いでプレーしていると思う。その中で自分が優勝できたらすごく嬉しい」と語り、飾らない言葉で現在の心境を表現した。