my caddieノート

三菱ケミカル「Diamana Thump」をリニューアル 白マナ系「WS」新登場

更新日:2022/12/16 15:22
三菱ケミカル「Diamana Thump」をリニューアル 白マナ系「WS」新登場

 

my caddie 編集部です。

 三菱ケミカルは2023年1月13日にアイアンとウェッジ用カーボンシャフト「Diamana Thump(ディアマナサンプ)」シリーズをリニューアルし、同年2月10日にウッド用シャフト「Diamana WS」シリーズを発売します。

 Thumpシリーズの最大の特長はコントロール性能。先端剛性の適正化により入射角の操作性が高まったほか、自身のタイミングでオートマチックにスイングが可能。また、トゥダウンになりにくい作りなため、クラブフェースのコントロールが容易になり、目標方向に対して安定感のある弾道でボールを飛ばせます。


 ウェッジ用はフルスイングのショットよりかはアプローチ専用というイメージ(ウェッジでのフルスイングはスチールシャフトの方が適していると感じました)。ゴルフ練習場のグリーンなので正確には分かりませんが、バックスピン量は多く、サイドスピン量は少ないという印象を受けました。

 一方、アイアン用はスチールシャフトと変わらないような打感。普段からスチールシャフトを使用しているゴルファーでもすぐに慣れると思います。特にロングアイアンにWSシリーズを装着するのは大いにアリだと感じました。

 Thumpシリーズのウェッジ用はアイアンと同様に80~110g台を用意。スピンが求められる状況にも対応できるようになりました。価格はウェッジ、アイアンとともに19800円(税込)。なお、フェアウェイウッドとハイブリッド用はコスメティックをリニューアルして3月下旬に発売される予定です。



 WSシリーズは元調子系のシャフト。つかまりすぎを抑えてくれるため、左を恐れることなく思い切りスイングができるほか、手元側は粘り感があるので、切り返した時のパワーが逃げずにそのままボールに伝わります。

 元調子と言えばタイガー・ウッズ選手らが使用している白マナですが、その白マナのテイストを受け継いでいるのがWSシリーズ。ピンゴルフのG430 MAXに装着して試打しましたが、やはり左には行きにくい。かといって弱々しいフェードのような球が出るかと言われれば違う。中弾道で少しドロップするような前に強く伸びるボールが飛び出しました。



 WSシリーズは40~80g台までをラインナップ。価格は55000円(税込)。総合的に考えて、最も合うのはハードヒッターかなと感じました。

■三菱ケミカルHP
https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/
  1. my caddie
  2. my caddieノート
  3. 三菱ケミカル「Diamana Thump」をリニューアル 白マナ系「WS」新登場
×