最高のフィット感とグリップ力を発揮するアディダスの新作シューズ「Adizero ZG 25」
my caddie 編集部です。
アディダスジャパン(株)の新作ゴルフシューズ「Adizero ZG 25」が2月14日(金)に発売されます。
このシューズは、「ゴルフシューズに必要な要素において一切の妥協を許さない軽量シューズ」として世界中のプロゴルファーから愛用されてきた「ZG」シリーズのコンセプトを取り入れ、「歩行によって生じるストレスを軽減し、ホールアウトする瞬間まで全力のパフォーマンスを発揮できるようサポートするゴルフシューズ」をコンセプトに開発されたとのことですが、実際にどんな部分が優れているのか探ってみました。
■ボアが勝手に足の甲の高さに合わせてくれて最高のホールド感が得られる
今回、ラインアップされるのはレース(靴紐)タイプとBOAタイプ。ですが、メーカー担当者の説明を聞くと、フィット感に関してはBOAタイプの性能がかなり抜きんでていると感じたので、そちらをメインに紹介したいと思います。
「あらゆる足の形に順応することを目指した好伸縮・高通気性素材のPRIMEKNIT(プライムニット)に革新的なアッパー内蔵型のBOAフィットシステム搭載」とのことですが、内蔵型ということで、シューズをホールドするラインが外に出ていないため、すっきり見えます。
実際に足を入れてダイヤルを回してみると、内蔵されているBOAのシステムが、勝手に足の甲の高さに合わせて、フィットさせてくれる感じがあります。日本人に多い甲高幅広の足型の人でも、柔らかな履き心地で、痛みを感じることなく、ホールド感が得られます。
従来は一つ上のサイズじゃないと、痛みを感じてしまっていたというような人でも、痛みを感じる箇所がないので、ジャストサイズで選ぶことができます。しっかりホールドしてくれるので、これならブレないと感じさせてくれます。
■歩行時とスイング時でクリートの効き方が変わる
「軽くしなやかなアンダーカットブレードのラグをアウトソールの周囲に配置することによって、スムーズな歩行と鋭いグリップ力、安定性を全て両立。中心部には特殊な形状のラグを配することでダイナミックなフットワークをサポート。様々なライや不安定な地面でも足裏でしっかりと感じることができる仕組みで、前作のクリートを6つ搭載したZG23よりグリップ性能を向上。スパイクとスパイクレスの良さを両立させています」とのことで、歩行時とスイング時の性能が自動的に切り替わるシステム「スパイクモア」を更に進化。
また、足裏の中足部から前足部には新設計の3Dトルションプレートを配置し、高い地面反力を生むことで、スイング時には強く蹴れる性能をもたらし、歩行時は省エネルギーで歩くことをサポートしてくれるそうです。さらに、中足部のアーチをホールドし、つま先までトルクコントロールを作用させることで、エナジーロスも防げるとのこと。
スイング時と歩行時で足裏の作用する部分が異なるそうで、スイング時は滑りやすい方向に対して、しっかり刺さって安定した土台を作り、力強い振りをアシストする機能を持たせています。
また、最高のフィット感に加えて、従来のツアーモデルよりも約100グラムの軽量化に成功。加えて、ミッドソールには、低密度高反発素材「LIGHTSTRIKE PRO(ライクストライクプロ)」をフルレングスで搭載し、軽量ながらも優れた反発性と推進力を実現し、より自然でスムーズな足運びを可能にしています。
歩く距離の長いゴルフで、スイング時も歩行時も高いパフォーマンスを発揮する「Adizero ZG 25」は、多くのゴルファーから支持される人気のシューズになりそうです。2月14日が楽しみですね。