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クラブ別の適正なティーアップの高さとおすすめのゴルフティーを紹介

更新日:2025/03/27 21:09
クラブ別の適正なティーアップの高さとおすすめのゴルフティーを紹介
写真:Getty Images

 

ゴルフティーはティーグラウンドで使うアイテム。ティーを使用することでボールが地面から浮いた状態になり、特にドライバーショットの時は必ず使用します。ティーは色々なタイプがあり、自身に合ったティーを使うことでより安定したティーショットが打てます。本記事は、ティーの使い方やおすすめのティーを紹介します。

ゴルフティーの種類

ティーショットで使用するゴルフティーは、大きく分けてドライバー用のロングティーとウッドやユーティリティ、アイアン用のショートティーがあります。

ツアープロとアマチュアの練習は大きく異なるため、アマチュアはティーに目印や2段になっているタイプを使用し、高さが一定になるようにティーアップして下さい。

適正なティーアップの高さ

適正なティーアップの高さはスイング軌道によって異なるので、どの方も一律ではありません。ティーアップは高すぎても低すぎても打ちにくいことがあるので、練習で掴むしかないですが、ここでは高さの目安を紹介します。

ドライバーのティーの高さ

ドライバーのティーの高さは、アッパーブローに打つためクラブヘッドの最上部からボールが3分の1くらいはみ出る程度が理想。また、最近のドライバーは低重心に設計されているので、フェースの中心よりやや上でヒットすることで、ボールのバックスピンを減らして遠くに飛ばすことができます。

ポイント
  • ティーの高さはクラブの最上部にボールが3分の1程度出るようにセット

フェアウェイウッド、ユーティリティのティーの高さ

フェアウェイウッドやユーティリティの場合、ティーの高さはボールが芝生の上に少し浮く程度にしましょう。ティーが高すぎると、フェースの上部にあたり距離をロスすることがあります。

ポイント
  • ミスを恐れてティーを高くしすぎるとスイートスポットで打てない場合がある

ロング、ミドルアイアンのティーの高さ

アイアンのスイングはダウンブローになるので、理想的なティーアップの高さは芝生の上に少し浮く程度です。また、ロングアイアンでボールのつかまりが悪い時はやや高めにティーアップしましょう。

ポイント
  • ティーアップの高さは芝生からやや浮く程度

ショートアイアンのティーの高さ

ショートアイアンのティーアップの高さは芝生の先端ほどの高さです。高すぎると引っかけの原因になり、クラブフェースの上部に当たるとボールが飛びません。ショートアイアンはダウンブローに打ちますが、打ち込む意識が強すぎるとダフリなどミスショットの原因になるので、ボールの先の芝を薄くとるイメージで打ちましょう。

ポイント
  • ティーアップの高さは芝生の先端ほどの高さ

ゴルフティーを選ぶ際のチェックポイント

ゴルフティーは、オーソドックスな「木製」や耐久性に優れた「プラスチック製」、「高さの調整機能」がついたもの、地面に刺さない「ゴム製」などがあります。

ティーはプレー中に折れることや、飛んでしまって見つからないと他のティーを使わなければならないので、飛びにくいタイプや見つけやすいタイプもあります。ここでは、ゴルフティーの種類と選び方を紹介します。

ゴルフティーの種類

ゴルフティーは、ドライバーショットで使う長さが約5~10センチのロングティーと、ドライバー以外のティーショットで使う長さが約5センチ未満のショートティーがあります。

ティーが飛んで行った時に直ぐ見つけたい、なくしたくないという方は、ロングティーとショートティーが紐で結んであるタイプを使ってみましょう。

ポイント
  • ロングとショートティーを紐で結べるタイプなら見つけやすい

素材

木製のゴルフティーは上級者に人気があります。木製は折れやすいですが、折れるということは抵抗していないということなので、振り抜きやすいと感じる方は多いです。

また、値段が安いので折れてしまっても、あまり気にならないですし、飛んで行って見つからなかったとしても木製は自然にかえるため、エコでもあります。

プラスチック製はやや値段が高めですが、耐久性に優れ、カラフルな色なのでティーを飛ばしても見つけやすいメリットがあります。ゴム製のティーは練習場でのみ使用します。

ポイント
  • ティーにこだわらない方は木製ティーがおすすめ

ゴルフティーによる飛距離の影響

ゴルフティーの違いが与える影響として飛距離があります。飛距離に影響する要因としては「インパクト時の抵抗」、「スピン量」、「視覚的効果」の3つがあります。このうち、インパクト時の抵抗とスピン量による影響は約4ヤードといわれています。

また、ティーを変えたことで打ちやすくなったという視覚的効果によって飛距離も上がります。安心感のあるゴルフティーに変えることでリラックスして打てるため飛距離が伸びるので、見た目も重要です。

ポイント
  • ゴルフティーは見た目も飛距離に影響する

機能付きのゴルフティー

プラスチック製のゴルフティーで「段差付き」のタイプは高くしたり低くしたりといった微調整はできませんが、段差が付いているので毎回同じ高さにティーアップができるメリットがあります。

そんな時に便利なのが、段差の位置が変えられる「高さ調整機能」がついたゴルフティーです。くるくると回すことで高さ調整ができるタイプや、プッシュ式で段階的に調整できるタイプがあります。

ポイント
  • 初心者はティーの高さが確認できるタイプがおすすめ

ラウンド中に必要な本数

一般的にはラウンドで18回ティーアップするので、ゴルフティーはロングを10本、ショートは5本用意しましょう。

折れたり、なくなったりすることがない紐付きのプラスチックティーや、首振り機能タイプ、地面に置くタイプならもっと少なくてOK(2~3本)です。

ゴルフティーはストックがあっても困らないので、お気に入りのティーがあったら購入しておくようにしましょう。

ポイント
  • ゴルフティーは気にいったモデルがあったら購入しておこう

おすすめのゴルフティー5選

ゴルフティーにはロングとショートがあります。ここでは、人気のロングとショートティーをご紹介します。シンプルな木製ティーから、高さ調整機能付きや首振り機能など色々な機能があるので、ぜひ参考にしてください。

タバタ プロスリムロング

芝生に刺しやすい白木が素材の細身のロングウッドティーです。寸法は70mmでシンプルなデザインが上級者に人気のゴルフティー。カラーもあるのでお好みによって選べます。

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ダイヤゴルフ エアロスパークティー

ティーの上部が360度動く「首振り機能」を搭載。寸法がティー全体は84mmで、ティーアップの高さが39mmのロングティー。インパクト時の抵抗を少なくすることで、クラブを振り抜きやすくして飛距離アップに繋げます。

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ブリジストン マグネットティーロング

ティーの上部と下部の接合部分に、磁石と紐を使用した寸法が85mmのマグネット製のロングティー。クラブがスムーズに振り抜けて、刺したティーが飛びにくい特徴があります。

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タバタ リフトティースパイラル

7段階(37~43mm)で7段階の高さに調整可能な可動式のロングティー。その日のコンディションに合わせて好みの高さに調節できます。

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ダイヤゴルフ トマホークティー ショート

上部が王冠状になっていて、6カ所でボールを支えます。寸法は42mmのショートティーで、ヘッド部分は柔らかい素材を使用しているのでインパクト時の抵抗が軽減されて振り抜きが良くなります。ティーグラウンドに刺さる下部はリブが入っているので、ショットの時に抜けにくい設計になっています。

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まとめ

ゴルフクラブと比べればゴルフティーは安価な買い物になります。しかし、飛距離アップやスコアアップを目指す上で、ティーは重要なポイント。また、自身に合ったティーを使えばティーショットが打ちやすくなり、ラウンドも楽しいものになるので、あなたに合ったゴルフティーを見つけてください。

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