元プロ野球選手の内川聖一氏がJGFのミズノブースに登場 最新アイアン「S-3」を試打!
元プロ野球選手内川聖一氏が9日、アジア最大級のゴルフイベント、ジャパンゴルフフェア(神奈川県・パシフィコ横浜)のミズノブースに初登場。7日に新発売されたアイアン「S-3」を試打し、その性能を体感した。
ミズノが誇る最新アイアン「S-3」を手にした内川氏。試打では7番アイアンとは思えない驚異のヘッドスピード45.9m/s(ドライバーのヘッドスピードだと約55m/sに相当)を記録し、会場のゴルフファンを驚かせた。「打感が柔らかく、バットを振っていた頃の感覚に近い」と語り、ゴルフでもフィーリングを重視していることを明かした。
現役時代から「打感」を重要視していた内川氏は、「バットに当たってからボールが乗っている時間が長く感じると、ボールを操れる感覚が出てくる」といい、ミズノのアイアンについては「バットと同じ柔らかさを感じる」と絶賛。
また、「ゴルフを始めたばかりの頃は、クラブの本数すら分からなかったが、上達するにつれて自分の道具にこだわりを持つようになった。引退後、スコアアップを目指しながら本当に良いクラブを探していた時に、ミズノさんからイベントのオファーを頂き、新製品を体験できる機会を得たのは嬉しい」とクラブ選びの楽しさを語った。
イベントでは、クラフトマンの佐竹政寛氏が内川氏の目の前で「S-3」アイアンをグラインド加工するパフォーマンスを披露。その技術力に驚きながら、「野球でもゴルフでも、クラフトマンの対応の素晴らしさに違いはない」と内川氏。
「現役時代、バット製作をお願いする際は、『グリップを細くしたい』『もっと太くしたい』『こんな感覚で使いたい』と直線的に要望を伝えていた。それに対し、クラフトマンは言葉を立体的に解釈し、要望に応えてくれた。ゴルフでも同じように、クラフトマンは全体のバランスを考えて対応してくれるので、絶大な信頼がある」と、その職人技を称賛した。
インタビューの最後には「出来上がりが待ち遠しい」「早く使いたい」と語ったほか、直筆のサインボールをかけたジャンケン大会を開催。多くのゴルフファン、野球ファンが参加し、イベントを大いに盛り上げた。