グリップについて
先日,TVのCMで石川遼プロのグリップをみたら,右手の親指と人差し指の股の間から,左手の親指の先が見えてました。かなり右手を詰めてグリップしないと,左手の親指の先は見えないと思うのですが。
いろいろなレッスン書には,手のひらの向き(ストロングorウィーク)や握り方(パームやフィンガー)については,書いてありますが,右手の詰め方(?)まではみたことがありません。
みなさんはどのようにお考えかご教示ください。
先日,TVのCMで石川遼プロのグリップをみたら,右手の親指と人差し指の股の間から,左手の親指の先が見えてました。かなり右手を詰めてグリップしないと,左手の親指の先は見えないと思うのですが。
いろいろなレッスン書には,手のひらの向き(ストロングorウィーク)や握り方(パームやフィンガー)については,書いてありますが,右手の詰め方(?)まではみたことがありません。
みなさんはどのようにお考えかご教示ください。
グリップした時、左手人差し指第2関節と右手薬指第2関節がまっすぐ、隙間なくグリップすると質問のように親指が顔を出します。右手人差し指がしっかりフック出来ないぐらい詰まった感じがしますが、インパクトの瞬間は、きちんとピストル型になっております。
これは、右手を殺すにぎりとのことです。
しかし、人それぞれ手の大きさがありますので注意は必要かと思います。私の手は21cmとなります。
自分も右手の親指と人差し指の隙間から左手の親指が見えるので、間違っているのかなと考えたことがあったのですが、指が長い上に左手がロングサムでのグリップだからだと勝手に解釈してます。特に右手の詰め方うんぬんの意図はないんじゃないでしょうか?
レッスン書にはショートサムは手首の固定、ロングサムはコッキングを行い易いとのことでした。
右手の詰め方(?)とは殺し方では?右手の殺し方は人それぞれでは。
自分は右手がトップにかけてゆるむと、ダウン以降右手が強く返り易いので左手親指付け根(?)に強く密着させて殺しています。
手首を使わず、右手の親指付け根(?)で押していく感じです。
石川プロがどうしているか判りませんが、左はショートサムでないのでしょう。
その通り、右手を詰めて握っているのです。
一般に最初に習う”左手の人差し指と中指の間に右手の小指を乗せる”というグリップは、”オーバーラッピング”と言われるもので、そのほかにも代表的なものだけで2つ、細かく言うと5つあります。
右手と左手の離れているものから順に書くと
1.ベースボール
2.テンフィンガー
3.オーバーラッピング(よく見かけるヤツです)
4.インターメッシュ
5.インターロッキング
6.ダブルオーバーラッピング
このうち石川選手は”インターロッキング”を採用しています。
ちなみに有名な所で言うと、タイガーウッズもニクラウスもインターロッキングです。
傾向的にパワーは充分にあり、細かいコントロールをしたいという場合にインターメッシュやインターロッキングに、逆に加齢等で腕力に自信が無くなって来た方で繊細な技術を既に習得している方はベースボールや10フィンガーに替えていくようです。
インターロッキングの握り方だけ説明しておくと、オーバーラッピングのニギリから左手人差し指と右手小指をフックさせて握ります。
つまり指の順番が”左手中指→右手小指→左手人差し指→右手薬指”と並びます。
私はインターメッシュ気味のオーバーラッピングです。