アダム・スコットのドライバーショット
彼のドライバーショットは、ボール位置がほぼ体の真ん中にセットしてますよね。あれでどのようにアッパー、レベルに打てるのでしょうか?
彼のドライバーショットは、ボール位置がほぼ体の真ん中にセットしてますよね。あれでどのようにアッパー、レベルに打てるのでしょうか?
アダム・スコットのスイングは,余分な動きの少ないスイングで,アイアンのようにダウンブローにドライバーも振っています。ほとんどない体重移動,インパクトで少し頭は下がるのですが,首の付け根はアドレスの位置のまま。強力な足腰だけではなく,強靭な上半身がないとこんなシンプルな動きでボールを打つことはできません。驚くべきは,幅広いスタンスでフィニッシュするとき,両足が目標方向に沿って一直線にそろうのですけど,ぐらつかないことです。
そういう彼も2012年に全英オープンでクラレット・ジャグに手が届きかけたときには,アドレスからクラブヘッドの始動前につま先に寄った体重を少しかかと寄りに補正するような動作をしていました。あの敗北後,翌年のマスターズに優勝するときにはその余分な動作はなくなっていました。その動作を今でも行っているのがマット・クーチャーです。何か合理的理由があるのでしょうが,私にはわかりません。
余談が多すぎました。ドライバーもフェアウェイウッドもアイアンと見紛うばかりのスイングで打っているから,幅広のスタンスも手伝ってボールの位置が真ん中に見えたのかもしれませんね。
レベル、アッパーで打ってないと思いますよ。
ヘッドの最下点は左かかとラインの少し手前付近。
少しダウンブロー気味で捉えてる様に見えます。
スローの解析動画がありましたので貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=YWq-sL-Fpdc
アダムのドライバーショットは、2度ほどダウンブローだと今月のゴルフ雑誌に掲載されてました…