みんなのQ&A

ニアレスポイントについて

2016/4/27(水)09:31

カート道の左端にボールがあります。救済の対象です。
ニアレスポイント側には排水溝があります。

ドロップすると傾斜で排水溝の網の上に止まりました。
再ドロップしてもやはり網の上。

さて、この場合は、
1.再ドロップの着地点にプレースする。
2.排水溝の網の上から、改めてニアレスポイントを設定する。

どちらでしょうか?

先日のマスターズで、アダムスコットがカート道右側からの救済の対処の後、ボールが傾斜でカート道左側に止まって、そこから再度、こんどは左側にニアレスポイントを設定していたような気がするのですが、あれってなんだったんでしょうか。
あの時は救済の対象であるカート道が、同一なので、ん?と思ったのですが、では対象が変わったらどうなるんだろ?という疑問です。

宜しくお願い致します。

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回答 6件

1〜6件/6件
  • 2016/4/29(金)14:13

    マスターズでの救済処置があった場所については、Google Earthなどでオーガスタナショナルのレイアウトを見ることで確認できます。

    18番ホールの左側の林の中には、ちょうどティーショットの距離あたりに建物やテラス状の施設が見えます。そしてこの左側の林の更に左側には、コース全体を2分するかのように、太いメンテナンス道路(幅4m以上に見える)が隣の8番ホールとの間を走っています。

    デシャンボーは第1打を左の林に打ち込むと、暫定球ではなくアンプレヤブルを宣言して直ぐに第3打目を打ち直したところ、再び左の林に打ち込みました。上記の施設(TIO)が球とホールとの間にあり障害となっているため、TIOの救済を受けることにしましたが、TIONのオプションとして、TIONの右側でも左側でもどちらでもグリーンを見通せる位置(+1クラブ)にNPを決めることができるので、広く開けている左側を選択しました。
    この左側の場所には、隣の8番ホールとの間に太いメンテナンス道路が走っています。

  • 2016/4/28(木)23:39

    まず最初にローカルルールを見て、「カート道路に接する排水溝はカート道路と一体の動かせない障害物とする」といった旨の規定があるかどうかを確認します。もしそのようなローカルルールがないのであれば、カート道路と排水溝は別々の障害物ですので、両方から同時に障害が生じている場合でも、どちらか一方の障害物からの救済を受け、その結果としてドロップした球に別の障害物からの障害が生じている場合には、引き続き新たな救済処置をすることになります。

    従って、一体の障害物とするローカルルールがない場合、質問のケースでは、カート道路からの救済のニヤレストポイントは排水溝を一切考慮せずに決めなければなりません。そして、1回目のドロップで排水溝の網の上に止まった球は「有効にドロップされたインプレーの球」ですので、再ドロップしてはなりません。しかし、質問者はこのインプレーの球を再ドロップが必要だと勘違いして拾い上げてしまったので、1ペナが科され、球は排水溝の網の上にリプレースされなければなりません(規則18-2)。

    網の上にある球については、あらためて網からの救済処置を取ることができます。この「網からの救済処置(NPの決定、ドロップ範囲)」においてはカート道路はあたかも存在せず、その場所は単にスルーザグリーンだとして取り扱われます。(カート道路が1クラブレングス内に入っていれば、カート道路上にドロップすることもOKです)

    質問されているマスターズでの「疑惑?のカート道路からの救済処置」はアダム・スコットではなく、2日目18番ホールでのデシャンボーの救済処置のことではありませんか?

    あれは、まず、障害となっていた建物はTIO(臨時の動かせない障害物)であり、更にTIOの反対側にも救済のNPを取ることができるとマスターズのローカルルールが定めてあります。
    次に、TIOでのドロップ区域がほとんどカート道路と重なり、ドロップした球がカート道路に転がり込むのは明らかであり、かつ、カート道路からの新たな救済処置は再び最初にTIOの救済処置をした場所に戻ってしまうことも明らかであったために、ルールオフィシャルの権限でカート道路の左側にNPを取らせました(裁定1-4/8.5参照)

    なお、デシャンボーが最初にカート道路の右側で行なったドロップは、間違った区域にドロップされたため、正しい位置に落とすようにやり直しのドロップを競技員から促されました。そのやり直しのドロップが案の定、カート道路に転がり込んでしまうことを確認したため、競技員は再ドロップさせることなく、裁定1-4/8.5による処置に移行させたのです。

  • 2016/4/27(水)20:07

    〉救済の対象になったカート道の場合もレングス内で反対側にボールが停止した場合は、そこから再度措置をとる

    今回の場合はカート道ですがその救済対象から完全に救済(カート道上にボールもなくスタンスもかからない)されていなければ2クラブレングス内でも再ドロップです。
    二度ドロップしてまたカート道上にボールが止まればドロップした地点にプレースします。
    そのプレースした地点がまた排水溝の網などの救済を受けれる場合もあるわけです。

    なので排水溝があろうがなかろうがカート道から完全救済を受けれる地点にニアレストポイントを決めドロップし、再度排水溝の救済を受けなければなりません。

    再ドロップしなければならないのは・ドロップした地点から2クラブレングス以上離れた地点にボールが止まった場合・救済対象から完全救済がなされていない場合・ニアレストポイントポイントよりもホールに近づいた場合・ハザードやOB区域に入った場合です。

    ドロップした際ニアレストポイントから1クラブレングス内を外れた地点やニアレストポイントよりもホールに近づいた地点にボールが落ちた場合とドロップしたボールが転がってプレーヤーの体などに当たった場合はドロップそのものが不成立なので1回にカウントされません。

    なおニアレストポイントを決めたらそこが暫定的にインプレーのボール位置になるので元のボール位置よりホールから遠くてもニアレストポイントポイントよりも近づいてはいけません。

  • 2016/4/27(水)14:25

    新浦技研さんので正解ですね。
    ボールが止まった位置がハザード内やOB区域でない前提であればドロップした点から2クラブレングス以内でニアレストポイント(救済を受ける前に止まっていた場所ではないです)よりホールに近づいていなければ排水溝の網の上だろうが救済理由のカート道から完全救済出来ていればインプレーです。

    もしその後、網からの救済を受ける事によりライやロケーションが良くなるなら、網に行く様に狙ってドロップしましょう。

  • 2016/4/27(水)11:10

    新浦技研さんの回答で正解ですね。
    2つの処理が発生するのは珍しいですが、同時に処理せず、いちいち1つずつ処理するのがポイントです。

  • 2016/4/27(水)10:01

    こんにちは。

    排水溝の網はドロップして球の落ちた点から2クラブレングス外でしょうか?内でしょうか?

    外の場合は2回目にドロップして落ちた点にプレースですね。

    内の場合、再ドロップせずに2の「改めて排水溝の上からニアレストポイントを設定」です。

    他の皆さん、これで合ってます?

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