夏ラフ
いつも楽しく拝見しております。
梅雨から梅雨明けのこの時期、急に芝が元気になっており、ラフからのアイアンショットに大変苦労します。
番手飛距離の良くて8割、場合によっては5割程度しか飛ばなくなってしまいます。
傾斜がなく比較的良さそうなライであっても、芝に負けてしまい、どうも上手く打てません。
なんとか上手く打てるようになりたいのですが、打ち方のコツや、注意点など、ご教示いただけますでしょうか。
いつも楽しく拝見しております。
梅雨から梅雨明けのこの時期、急に芝が元気になっており、ラフからのアイアンショットに大変苦労します。
番手飛距離の良くて8割、場合によっては5割程度しか飛ばなくなってしまいます。
傾斜がなく比較的良さそうなライであっても、芝に負けてしまい、どうも上手く打てません。
なんとか上手く打てるようになりたいのですが、打ち方のコツや、注意点など、ご教示いただけますでしょうか。
状況の見極めが肝心です。
使う番手を素振りし、振り抜けない、ラフに負けるって感じたら、振り抜ける番手まで素直に下げます。
そこに打ってしまった時点でワンペナみたいなものです。
振り抜けるって感じた場合、次はフライヤーするか、ドロップするか、普通に飛ぶか、の見極めですが、これが難しいです。
使う番手と状況で、スピンがどの程度減るか?で、結果が大きく変わってしまいます。
どうなるかの判断がつかない時は無理せず番手を下げて、フライヤーしたらグリーンエッジに落ちる。普通に飛ぶかドロップしたら、グリーン手前で次打に懸ける感じになります。縦ブレが読めないので、ハザードのラインは避けて狙います。
持ってる技術などで対応は違うんでしょうけど、私の場合はこうしてます。
あと、ストロングロフトのアイアンは飛ぶ代償として、低スピンになる構造になっています。
これは「常にフライヤー状態」に近いので、ラフから打つと少ないスピンがさらに減ってしまい、オレンジハムスターさんが言う様にドロップしやすいんでしょうね。
ラフから打つ技もあるにはありますが、大人しく番手を下げる方が賢明な判断だと、私は思います。
下手くそなんで夏のラフでは無理しません。
脱出最優先かな。
ウェッジだと下をくぐる事が多いので、ある程度の距離があった方が打ちやすいです。
フェアウェイに戻す事が最優先ですが、打ち方としては右向いてフックがオススメです。
トゥが突っかかるぶんには、あまり抵抗はか借りませんが、ヒールが突っかかるとかなり抵抗が出ます。
試してみてもらえると感じてもらえはと思います。
後は、フックをコントロール出来るか?ですね。
フライヤーの被害よりも距離をロスする事が多いです。
ヘッドスピードとの兼ね合いかもしれませんし、打ち方の違いかもしれません。コースによってラフの質でも全然違います。
PINGなど外国メーカーのモデルはバウンスが強いのでラフには強いです。
でもやっぱり、皆さんが仰ってるように、ラフの沈み方で使用するクラブを制限するのが一番だと思います。私がよく言うゲーム感っていうのは、こんな感じですかね? これくらいのラフの沈み方から8I以下で打つっていうような判断力の速さというか・・・。
ピンまでの適正距離を打つのは難しいと思いますので入れた時点で3オンのゴルフに切り替える判断力も大事ですね。
先々週の36H予選のクラブ競技で、フライヤー2発(OB)でボロボロになりました。
「150ヤード以下ならPWで低い球打たなきゃだめだよ」と、師匠のプロに諭されました。高い球を打つと、スピンレスになっていて落ちてこないから飛び過ぎるのです。9Iで170ヤードも飛ぶとは思いませんでしたから。。(涙)
飛ばない(高さの無いスピンレスボール)のであれば、HS45以下でしょうから、PWで打つことをお勧めします、譲って8番アイアンまで。(スピンレスの高い球は想像以上に飛びますので。。)
それ以上のクラブは、今の時期の深いラフからはボールは出ませんので、飛んでも飛ばなくても、1ぺナだと思ってプレーしましょう。
タフなライでは通常の飛距離は諦めて安全な所にレイアップを心掛けています。
プロのようにパワーもありませんので、確実にFWに戻すイメージです。
一見良さそうなライでもボールの状態は正確に把握出来ませんので、100パーセントの結果を狙ってミスしないよう力まずボールにコンタクトするようにしています。力むとダブりや達磨落としになり大怪我しますので。
ラフの芝種にもよります。野芝のラフはボールが浮きますが、ベントグラスはボールは沈む確率が高いので、よくよくライの状況をよく見ることが必要です。スタンスを含めフラットなライならクラブ選択や大きめのクラブを短く持つこともできますが、傾斜を伴うと、つま先上がりや下がりでもクラブヘッドは引っかかり狙いより左に飛びますので、脱出を優先にやや右を狙うのと、力まず大振りにならないよう心掛けます。
余情残心
打ち方の前に・・・
ラフと一口に言っても色々ありますが。
5割程度しか飛ばないということは、足のくるぶしが隠れるくらいのかなり深いラフにボールがスッポリはまっている状況を想像します。
このようなライの状況で8アイアン以上の大きいクラブはまともに飛ばないでしょう。H/S50以上あるなら6アイアンくらいまではフライヤーさせつつ打てますが、H/S40前後ならPW以下で打つべきです。
ラフで飛ばなくなるのはボールに当たる前に草の抵抗に負けてしまうこと。また、ボールとフェースの間に草が挟まりインパクトエネルギーの損失、さらにバックスピン量が減ることによって浮力が減ってドロップしてしまいキャリーが出ない。個人のパワーの差によって受ける程度の違いはありますが、原理はコレです。
さて、打ち方ですが無理に力を入れて飛ばそうとしないこと。力を入れるよりもヘッドを走らせることと、払い打つイメージでボールとその前後の草ごと刈り取る感じで振る。ラフにはまったボールは沈んでいても実はけっこう地面から浮いています。ボールの下に指を入れると(競技では違反行為)指2本以上入る隙間があります。つまりボールは高く浮いた状態であるため上から打ち込んだり力入れてふると打点が下に入りすぎてフェースの上っ面に当たることに。当然まともに飛びません。トップしてもいいやくらいの気持ちで打つと気持ちよくヒットしやすいです。