いつもお世話になってます。
以前からフック（引っ掛け）に悩んでる者です。
先日、ゴルフショップでM3アイアン（DGシャフト）の試打をさせてもらった際、やはりフックの傾向が強かったため、店員さんに相談したところ、PROJECTXのシャフトを勧められました。
以前にミズノのフィッティングではKBS Tourが最適と出たのですが、どちらのシャフトもサイドスピン量は減る傾向にあるんでしょうか？
過去の質問からも、フックや引っ掛けに相当悩んでいるとお察しします。打席後方からのご自身のスイング、特にヘッドの切り返しでのインサイドに入るループの度合い、ハーフウェイでのコックのリリース具合、インパクトからフォローの初期のフェイスの向きをスマホで撮影しチェックすることをオススメします。映像を見てもどう直してよいかわからない場合は、レッスンを受けるなどした方がよいです。目からウロコの場合もありますので。シャフトは補完的効果しかありませんので、フックや引っ掛けが直ってきて、あともう一歩の場合に考えたほうが、結果的に経済的かもしれません。
PJXもKBS TOURも開発者がキム・ベイリーで、しかも２モデルともに似通っています。元々、トゥルーテンパー社とライバルで振動数に基づくFCMシャフトがかなり売れ筋となったプレシジョン社をトゥルーテンパー社が買収、同社の中でFCMに代わり販売したのがPJX。買収と同時に技術開発者としてベイリー父子も移籍したのですが、父親は引退、息子が独立して創業したのが、KBSで初期に製造販売したのが、KBS TOURです。いずれもFCM.もっと言えばその前身のFMシャフトと同じで、高弾道弾き系であることもかなり似ています。
余情残心
PROJECTXもしくはKBS TourがＤＧよりもサイドスピンが少なくなるというのはシャフトの特性ではなくてスイングとの相性から勧められたということだと考えられます。決してシャフト単体の特徴ではありません。
察するにPROJECTXもしくはKBS Tourがマッチするということはスイングテンポが速くタメが強いタイプかと想像します。
ＤＧよりも手元から中間の剛性が高いのでシャフトのしなりが抑えられてタイミングが取りやすいのでしょう。
タメの強い人がＤＧ振ると切り返しでシャフト全体が大きくしなりすぎてしまい、ダウンで寝すぎ、インパクト手前で急激なヘッドターンを誘発します。
KBSツアーは、スイングスピードが比較的速くスピンがかかり過ぎず、風に負けない強い低弾道を好む人向けのスチールシャフト。projectXはどのタイプかわかりませんが、たぶん先中調子。
質問者さんは先調子のシャフトを好むんでしょうね。
僕も先調子（ライフル６．０とかDGHLS300）しか打てません。
元ライフル愛用者が好んで使います。
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