新ルールについて、OBやロストボール時の扱いとして「OBやロストした場合、プレイング4がなくてもそのロストした近所から打てる（ただし二打罰）」というルールが追加されたと記載されているホームページがあります。２０１８年の夏頃に書かれたものが多いですね。一方で、JGA等の公式ページや2018年末〜現在くらいに書かれているページですと、そのルールについて言及されているページは見つかりませんでした。
おそらくOBやロストボールについての掲題のルールは、検討したが実行に移らなかったという解釈をわたしはしているのですが、仲間内では「正式に採用されたのだ」と言っている人もいます。
どちらが正しいのでしょうか？
もう解決されているようですが、1/15日時点ではJGAのホームページに
「委員会の措置・ローカルルールひな型・障がいを持つプレーヤーのためのゴルフ規則の修正」最終稿ドラフトのPDF
があります。
pdf中の仮475ページ
E-5 紛失球やアウトオブバウンズの球についてストロークと距離に代わる選択肢
がご質問内容に当たります。
＞「ストロークと距離に基づく措置」の代替案的な物ですね・・・
と書かれてますが、ハッキリとそうだと明記されてますよ。
「Stroke and Distance：new Local Rule」と。
このローカルルールは、そもそもがプロ競技や、エリートアマ競技での使用を意図したルールではなく、いわゆる月例会などのクラブ競技レベルでも、採用される所は少ないと思います。
ロナウドさんの記載されてる「ストロークと距離に基づく措置」の代替案的な物ですね。
・プライベートコンペなどで、ショットを打って、落下地点まで行ってみたら球が見つからなかった、もしくはＯＢになっていた。
そのショットが、プレイング４が無いホールや、もしくはセカンドショット以降だった場合、本来は前のショット地点まで戻って打たないといけませんが、「戻ってられないからロストにして、この辺から2ペナで打ちますね。」ってシーンがあると思います。
プライベートや親睦コンペなどで、そこまで厳しくする事は少ないと思いますが、厳密な事をいえばルールに反したプレーになります。
この新ルールがある事によって、そういう場面でも合法化できる様になる。
その為のルールであると、私は解釈しています。
もともとゴルフルールには
「ストロークと距離に基づく措置」
と言うものがあり、
いかなる場合でも「１打罰のもと、ボールを最後にプレーしたところに戻って打ち直すことができる」とされています。
それに、ＯＢやロストボールやウォーターハザードなどの処置が適応されていたことになります。
しかしそれとは別に、スロープレー防止などの観点でローカルルールでＯＢのプレ４などが定められてたと思えます。
それが今回「ストロークと距離に基づく措置の代替案」ってことで、紛失したと思われる場所の近傍（詳細は省略）から２打罰で打つことが可能とＵＳＧＡでは紹介されてます。
しかし確かに今のところは、ＪＧＡ規則集には全く触れられてませんね。
個人的に思うのは、とりあえずは各コースに委ねることになってる気がします。
我がホームコースで新ルールに関する変更の案内が貼りだされてましたが、あくまでもローカルルールに対しての変更しか記載されておらず、そこにはプレ４はプレ４のままでした。
つまりプレ４と近傍からの２打罰の両方を取り入れるのはオカシイので従来通りのままとする（プレ４マーカーの排除も変なので）。
単純な理由だと思います。
当然ながら競技では打ち直しなので関係は無いし。
そもそもローカルルール（スコアカードに記載）を真面目に守ってる人も少ないですし、近傍からの２打罰よりも明らかにプレ４の方が得しますので従来通りの方が、ＯＢが多い人には良いと思いますね。
ちなみにプレ４が無く打ち直しのホールでは、ローカルルールで記載ない限り新ルール（近傍から２打罰）の適用はＮＧでしょうね。
まだまだ２０１９年始まったばかりで、これから色々と疑問や相談がＪＧＡや各コースに出てくると思いますね。
今のところは、このルール（近傍から２打罰）は無いものと思った方が良いと思いますね。（どっちにしろ損しますよ）
「OBやロストした場合、そのロストした近所から打てる（ただし二打罰）」
このルールはあくまでもローカルルール扱いですが、
USGAは正式に認めております。
JGAにはローカルルールの記述がないと思うので載っていない可能性がありますが、USGAのサイトにはきちんと明記されております。
http://www.usga.org/content/usga/home-page/rules-hub/rules-modernization/major-changes/golfs-new-rules-stroke-and-distance.html
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