アイアンの打音について
先日、年配の上級者と回ったのですが、アイアンで打つ音が「カツッ」という音でした。トップしているというわけでもなく、ちゃんとボールは上がり距離も出てました。どういう風に打つと、そんな音が出せるのでしょうか。ちなみに、アイアンは、キャビティーを使ってました。
先日、年配の上級者と回ったのですが、アイアンで打つ音が「カツッ」という音でした。トップしているというわけでもなく、ちゃんとボールは上がり距離も出てました。どういう風に打つと、そんな音が出せるのでしょうか。ちなみに、アイアンは、キャビティーを使ってました。
楽器をイメージして下さい。例えば木琴。この木琴を木琴用の木製のバチで叩くのと鉄琴用の金属製のバチや、はたまたその他の色々な素材で叩くのとでは当然ながら音色は違います。
上記は分かりやすい例えですが、同じ音を求めるなら、まずは同じ道具を使って下さい。
軟鉄鍛造のマッスルやセミキャビで打つのとマレージングのポケキャビで打つのとでは、打音は全く違います。
そしてボールもとても重要です。パターのような入力の弱い場合でも、とても音がするボールとしないボールがあります。
因みに日本の男子ツアーの練習では、ほとんどの選手が音量の大きな「パチ〰️ん」とか「ペチ〰️ん」でした。文字だけみるとショボいイメージを持たれるかもしれませんが、非常に迫力のある気持ち良い音です。無垢の鉄でゴルフボールを強〜くひっぱたきました!って音です。よく使われる「パシャ」(シャッター音)ではなかったです。おそらくコンペティショナルなロフトの7鉄で170Yぐらい飛ぶような入力があるとあの甘美な音がするのかなと思いました。
おそらく質問者さんと回った人はそれほど入力が強い人ではないと想像されます。
今日のジェネシスインビテーショナルでも、40Yぐらいのウェッジショットでは「カッ」とか「カシュッ」って音でした。
肝心の「どういう風に打つと、そんな音が出せるのでしょうか」についてですが、どういう打ち方でも出る場合はあります。一般的には安定しにくい手打ちスイングでもコンスタントに良い音で打ってる人もいますから。
一般的に言えば、プロのような完成度のスイング打てば良い音が出るに決まってますよね。
「○○のように打てば」と言われて出来るようなら、世話は無い話なんですけれども。
それはハンドファーストでダウンブローにアイアンの下部3本ラインがボール赤道下くらいに当たってる音ですね。
普通にフェース下面でコンタクトすればいい。
去年の日本オープンの時に大会ボランティアで参加しプロアマ1日、本戦土日と間近で観る機会に恵まれました。プロアマの日にドライビングレンジで小一時間真後ろで拝見出来た時の印象ですが、やはり打音の素晴らしさに驚きを禁じえませんでした。石川遼プロ、星野陸也プロ、アダム・スコットプロ他全てモデルは違えどアイアンの音は高く澄んで「カシィィィン」と余韻が長い音でした。良く練習場でもダフらないように「カッ」と直接ボールにコンタクトした後にマットに当たる音がするのが良いと聞きますがトッププロのドライビングレンジでのアイアンの打音はクリアな澄んだ音だけでターフを取ってる音は聴こえませんでしたね。自分はあの音を聴いて「あー、自分はまだアイアンを真芯で打ったことがないんだなぁ(笑)」と改めて思わされました。もちろんヘッドスピードも違いすぎますがボールにクリアにコンタクトしてると乾いた音がしてるのだと思います。ご参考まで。
昔、トーナメントを観に行った時、たまたま、ジャンボ尾崎と同組の故杉原輝雄プロのアイアンショットを間近に見る機会があり、「カツッ」という音がしたので、帰ってから自分でもやってみようといろいろ試したことを思い出しました。
杉原プロは、プロでもモメンタムというキャビティバックをいち早く導入した人ですが、当時はまだキャビティバックを使っておらず、契約先のパワービルトのプレーンバックを使っていました。結論からいうと、厚みのないプレーンバックのアイアンでダウンブローに打つとそのような音がしました。ただ、今のアイアンは、プレーンバックのアイアン自体が少なく、あのような音はしないと思います。
余情残心
んー、音で言うとそのアイアン固有の音があるのでうまく打ってるとしても色んな音が出ます。
なので、もしその音が気に入ったのなら同じクラブを購入されるのが早い気がします。
その上でうまくボールにコンタクトすると同じ音になるのかなと。ダブったりトップしたりではやはり音は変な音になるでしょう。
正直うまく打てても様々な音がありますよ。