サウジアラビアで初の女子大会が20年3月に開催 優勝賞金は約1億円
更新日:2019/12/13 16:28
掲載日:2019/12/13 12:31
欧州女子ツアー(LET)は2020年3月19日から4日間、サウジアラビアで新規大会を開催すると12日、発表した。同国で女子トーナメントが行われるのは史上初となる。
LET、ゴルフサウジ、サウジゴルフフェデレーションとの共催で開かれる今大会の舞台はロイヤルグリーンズG&CCで、108人が出場予定。優勝賞金は100万ドル(約1億1,000万円)と超高額大会となる。
LETでは渋野日向子が制したAIG全英女子オープンの優勝賞金67万5,000ドル(約7,200万円)が2019年シーズンでいうと最も高額だったが、それを大きく上回る。
また、ロイヤルグリーンズG&CCといえば今話題の欧州男子ツアーのサウジ・インターナショナル(2020年1月30日開幕)の会場でもある。同大会では高額なアピアランスフィー(出場料)を提示し、トップ選手を集めていることから物議を醸している。
2018年10月にサウジアラビア政府を批判してきた記者のジャマル・カショギ氏が殺害されるなど政治的な問題があり、2億円や3億円の出場料を提示されてもタイガー・ウッズ(米)やローリー・マキロイ(北アイルランド)は辞退している。