my caddie 編集部です。
先日、藤倉コンポジットのメディア向け試打会にて、最新作の「スピーダーNX」を打ってきました。
スピーダーといえばエボリューション、エボリューションといえば7代目まで発売されており、8代目はどんな感じかなと思っていましたが予想は外れました。
エボリューションは終了し、「次に進む」という意味が込められている「NX(NEXT)」シリーズが、日本とアメリカの共同作業により誕生!
では果たして何が今までと違うのでしょうか?
大きな特徴としては「VTC」というトルクに関する新技術が採用されています。
今までは手元と先端を捻っていましたが、今回のは手元、真ん中、先端とそれぞれを捻って調整しており、真ん中が緩め、手元と先端がきつめに締められています(=中調子)。
そうすることで高初速・高弾道のボールに繋がる効果が!
VTCの詳しいことは上記の動画をご覧ください。
解析システム「enso」を用いて、異なるトルクや素材をあらゆる方向から分析し、スピーダーNXは開発されています。
実際にテーラーメイドの「SIM2 MAX」に装着して打ってみて最初に感じたことは「よく捕まる」ということ。
球筋はフック気味のドローというイメージで、右に行かせたくないゴルファーにはおすすめ。ただ、強く振れば振るほど、より捕まるような印象も抱きました。
弾道は高くなり、大型ヘッドや最近の新技術が詰まったヘッドとの相性も良いと感じました。
捕まりすぎが気になる方はベンタスブルー、ヘッドスピードが速い方はベンタスブラック、逆にベンタスブルーもブラックもハードスペックで合わない方にはスピーダーNXがマッチするかもしれません。
スピーダーNXの価格は税込44,000円、重量別に40、50、60、70の4モデル展開、フレックスは40がR2からS、50がRからX、60がSRからX、70がSとXとなっています。
スピーダーNXは女子プロも既に使用しているようで、よく一般の男子アマは女子プロのクラブセッティングを参考にすると良いと言われているので、スピーダーNXは一般の男子アマや、競技志向の女子アマにおすすめだなと感じました。
なお、発売は2021年9月16日です!