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ユーティリティーの男女・番手別の飛距離を知ろう!アイアン型とウッド型のおすすめは?

2024/04/05 18:10
ユーティリティーの男女・番手別の飛距離を知ろう!アイアン型とウッド型のおすすめは?

 

ユーティリティーは様々な場面での活躍が期待できる、扱いやすいクラブです。

上手く使うことで良いスコアが期待できますが、そのためにはユーティリティーの特性を理解することが大切で、特に平均的な距離への理解は重要です。

この記事では、ユーティリティーの距離を含めた特徴を紹介します。ユーティリティーを効果的に使用したい方や、これからユーティリティーの使用を検討している方など、ユーティリティーについて知りたい方はご覧ください。

ユーティリティーの特徴

ユーティリティーの特徴 イメージ画像

ユーティリティーは難易度が高いロングアイアンに変わるゴルフクラブとして、フェアウェイウッドより短い距離を打つために開発されたクラブです。

ハイブリッドとも呼ばれているように、アイアンの正確性とフェアウェイウッドのディスタンス性を兼ね備えたクラブは、 それぞれの良い部分を活用できる優れものです。

フェアウェイウッドと比較して長さが短いため初心者でもミートしやすい点や、小ぶりものが多いため振り心地としてはアイアンに近いことから目標に打ち出しやすい点がメリットです。

ユーティリティーの飛距離目安

ユーティリティーの飛距離目安 イメージ画像

ユーティリティーを理解するためには、おおよその飛距離を把握することが大切です。飛距離を把握することで、どのようなシチュエーションで活用すると良いのか、おのずと見えてくることでしょう。

そこで、メンズ・レディースそれぞれの番手別の平均的な飛距離の目安を紹介します。あくまでも目安ではありますが、ユーティリティの理解を深めるために是非覚えておきましょう。

メンズ

・番手:3UT
・ロフト角:19度前後
・飛距離の目安:約200~220ヤード

・番手:4UT
・ロフト角:22度前後
・飛距離の目安:約190~210ヤード

・番手:5UT
・ロフト角:24度前後
・飛距離の目安:約180~200ヤード

レディース

・番手:3UT
・ロフト角:20度前後
・飛距離の目安:約180~200ヤード

・番手:4UT
・ロフト角:23度前後
・飛距離の目安:約170~190ヤード

・番手:5UT
・ロフト角:25度前後
・飛距離の目安:約160~180ヤード

ユーティリティーの種類

ユーティリティーの種類 イメージ画像

ユーティリティーはアイアン型とウッド型の2種類に分類できます。もちろんそれぞれ特徴が異なるので、ユーティリティーを使いこなすためには、それぞれの特徴を把握することが大切です。

そこで、それぞれの特徴を紹介します。ユーティリティーの使用を検討している方は覚えておきましょう。

アイアン型

アイアン型のユーティリティーは、アイアンのような見た目でフェース面を感じやすいことから操作性が高く、アイアンの流れでユーティリティーを打ちたいゴルファーにおすすめです。

重心深度が浅く、ボールはウッド型のように高く上がらないため、コントロールしやすい点やロングアイアンに比べてミスに強く、打ちやすい点がおすすめです。

また、重心距離が長く、ヘッドが返りにくいため、フックや左へのミスを抑制できる点も特徴です。

ウッドが苦手な人、操作性を重視する人、ロングアイアンより高さを出したい人やラインを出して狙いたい人におすすめです。

ただし、ウッド型ユーティリティーの方が球が上がりやすいとされています。

ウッド型

フェアウェイウッドに似た形状で、飛距離を重視する場合、アイアン型よりもウッド型を使用するといいでしょう。

大型で奥行きのあるヘッドなので重心が深く、高弾道の球が打ちやすい点やヘッドが大きいことからスイートスポットが広いため、上下左右のミスヒットにも強い点、さらにロングアイアンと比べて、ヘッドスピードや技術がそれほど必要ではなく、扱いやすい点が挙げられます。

また、先にお伝えしたようにアイアン型ユーティリティーよりも球が上がりやすい点も特徴です。
ロングアイアンの当たりが悪い人、ダフりやすい人やゴルフにおいてパワー不足を感じている人におすすめです。

ただし、重心深度の深さから、ヘッドスピードが速い人は球が上がりすぎ、飛距離をロスすることになります。

ユーティリティ|飛距離が出る打ち方のポイント

ユーティリティ|飛距離が出る打ち方のポイント イメージ画像

ユーティリティーは幅広い用途で使用できますが、闇雲にスイングするだけでは飛距離は出ません。他のクラブ同様、飛距離を伸ばすためにはポイントを抑える必要があります。

・ボールの位置
・グリップの長さ
・スイングのリズム
・打ち込むイメージ

上記がユーティリティーの飛距離を伸ばすポイントです。それぞれについて、解説していきましょう。

ボールの位置

スタンスの中心よりもやや左に置くと、打ち出し角とスピン量を生み出しやすいです。

アイアンの感覚でスイングする場合、ボールはスタンスのセンターが基本です。 7番アイアンをアドレスする感覚で、ユーティリティーのボールの位置を決めます。

ウッドの感覚でスイングする場合、ボールの位置はやや左足よりが良いでしょう。 スタンスのセンターからボール1~2個分左足よりを目安にするとスイングしやすいです。

ただし、これらはあくまでも目安。 自分自身で試行錯誤し、飛距離の出るボールの位置を模索することも大切です。

グリップの長さ

グリップを握る際には、通常よりも少し短く握ることで、よりコントロールしやすく、安定したスイングが可能になります。

通常より指2本分くらい短く持って振ることを試してみることをお勧めしますが、試行錯誤を繰り返して自分の手の大きさやスイングスタイルに合わせて、最も快適で効果的なグリップの長さを見つけることが重要です。

一般的に、飛距離を重視する場合グリップを長めに持ち、大きなスイングアークを得ることが大切です。

ただし、力加減は個人差が出る部分です。筋力等で人それぞれの「ベスト」は異なるため、これらの情報を参考に、自分自身がマッチするグリップの長さを模索することが大切です。

スイングのリズム

一定のリズムを保つことが大切。スイングを急がず、一定のリズムでダフってもよいというイメージを持つことも大切です。

ユーティリティーはソールが広いため、ダフっても球が上がりやすい設計となっています。そのため、「ダフってもよい」イメージで振ることで、無理に球を上げる心理が抑えられ、自然なスイングとなります。

アイアンを使用する時よりも、少しゆっくりとしたリズムでスイングすることもポイントです。その結果、トップで間を作り、打ち急ぎを防ぎます。ただし、急に早くなったり遅くなったりには気を付けましょう。

ユーティリティーに限らず、ゴルフのスイングで大切なことは遠心力です。リズムが悪いと遠心力が低下し、力を込めても距離が伸びなくなります。

打ち込むイメージ

手首が早めに返ることのないよう、少し上から打ち込むイメージでスイングすると、強いインパクトとロフト角でクラブが入り飛距離が伸びます。

ただし、あまりにも力み過ぎるとスイングそのものがぎこちないものになります。適度にリラックスしつつ、打ち込むことが大切です。この点の加減は練習にて掴むしかありません。

アイアン型ユーティリティーおすすめランキング

アイアン型ユーティリティーおすすめランキング イメージ画像

アイアン型のユーティリティーは多くの製品が販売されています。

ここではその中からおすすめのアイアン型ユーティリティーを3つ紹介します。アイアン型のユーティリティーの購入を検討している方は参考にしてください。

1位:テーラーメイドゴルフ ステルス DHY

中空のヘッド構造に、軽量化された新素材「SpeedFoamAir」を中に埋めています。これにより、セカンドショットやティーショットでも活躍できるスペックとなりました。

高弾道・飛距離・直進性を備えているクラブは、見た目こそアイアンではありますが、従来のユーティリティーに匹敵する飛距離性能や初速を実現しています。

また、低重心設計を採用した点もポイント。その結果、優しさも備えました。アイアンとウッドの間を埋める存在として多くのゴルファーから人気です。

2位:ダンロップ スリクソン ZX Mk2

上級者向けのモデルです。リバウンドフレームとコンポジット構造によって、鋭いボール初速・高弾道を実現しました。

前作と比較するとリーディグエッジがやや丸くなっているのはボールの拾いやすさを重視したからこそです。

ボールの下にヘッドを入れやすいように設計した一方で、それだけではフェーズだけがたわむことから、エッジを丸くすることで打感を高め、反発も上がることで飛距離の出るユーティリティーとなりました。

3位:ピンゴルフ G425 クロスオーバー

アイアンの形状、さらには中空ヘッドではありますが強い弾道を狙えるユーティリティーです。

新しいサウンドリブを搭載したことで、打球音がより心地よいものに。 重量周辺分配にも配慮し、前作よりも約4%高いMOIとしたことで、ミスヒットに強い設計へと進化しました。

ロングアイアンよりも寛容性が高いことから、より簡単に高弾道を生み出せるクラブ。アイアンの操作性とユーティリティーの寛容性それぞれを求める人におすすめです。

ウッド型ユーティリティーおすすめランキング

ウッド型ユーティリティーおすすめランキング イメージ画像

ウッド型のユーティリティーもまた、アイアン型のユーティリティー同様、多くの製品が販売されています。

ここではその中からおすすめのウッド型ユーティリティーを3つ紹介します。ウッド型のユーティリティーの購入を検討している方は参考にしてください。

1位:ピンゴルフ G430 ハイブリッド

理想の高弾道をブレずに狙うための「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」を搭載しているクラブです。

クラウン部分に8層のカーボンを採用することで軽量化に成功する一方、低重心設計を採用。フェース面積をソールとクラウン部分まで拡大させたことでたわみと初速を生むことにも成功しました。

状況に応じて調整可能なロフト角・ライ角や上下のミスヒットもスピンステンシー・テクノロジーによって程よいスピン量と弾道をもたらすなど、様々な機能が搭載されているモデルです。

2位:ゼクシオ 13 ハイブリッド

フェースのトウサイドからヒールサイドにかけて外周部の剛性を最適化したBiFLEX FACE、ソール内部のフェース側下部を大砲型に設計し、トウ・ヒールの厚肉部をより拡大したことでの定住進化を実現したCANNON SOLEが特徴です。

インパクト時には大きくたわみ、そのたわみのパワーを逃さない剛性、さらにはボディのたわみを増幅させる点が特徴。また、ダウンスイング時に発生する空力をコントロールし、ブレのないインパクトを実現します。

3位:キャロウェイゴルフ パラダイム Ai スモーク ユーティリティ

25万のスイングデータをインプットし、5万回テストされた「Aiスマートフェース」を搭載したクラブは、多種多様なインパクト・打ち方でもスピン・打ち出し角を最適なものへと変換します。

初心者から上級者まで幅広いレベルのプレイヤーに対応しているモデルは、フェアウェイウッドやアイアンとの流れも合わせやすくなっている点もポイント。ソール前方にはおよそ14gのソールウェイトを搭載しているので調整も容易です。

まとめ

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ユーティリティーについて、特徴や飛距離の目安、飛距離が出る打ち方のポイントやおすすめのクラブを紹介しました。

ユーティリティーは様々なシチュエーションで活躍が期待できるクラブではありますが、そのポテンシャルを最大限に発揮するためには、ユーティリティーの特徴を把握することが大切です。

今回紹介したトピックはもちろんですが、ユーティリティーのメリット・デメリットをしっかりと把握し、ユーティリティーのポテンシャルを最大限に発揮できるシチュエーションで上手く活用することこそ、スコアアップの秘訣です。

(写真:Getty Images)

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