パターの種類はヘッドやネック形状などで大きく変わる!おすすめモデルは?【2024年8月】
ゴルフのパッティングにおいて、使用するパターの種類と選び方は重要です。この記事では、パターのヘッド形状やネック形状の種類、選び方やおすすめのパターなどを紹介します。
ブレード型パターは、ピンゴルフが1960年代に「アンサー(ANSER)」というモデルを開発したことからピン型パターとも呼ばれています。
細長い長方形の形状なのでフェースコントロールをしやすい、ヘッドの重心がフェースの両端にあるためミスヒットに強い、地面に触れるヘッド面積が小さいことからカラーなどグリーンの外からでもヒットできるのが特徴です。
マレット型パターはカマボコに似たヘッドの形状なのでカマボコ型パターとも呼ばれます。
重心がフェースの裏面にあり、ストローク時の左右のズレを抑えられることから、真っすぐ引いて真っすぐ打つストロークに向いています。また、ヘッドに重量があるためボールをストレートに転がしやすくなります。
マレット型よりもヘッドの投影面積が大きいパターがネオマレット型です。
四角形や2ボールなどの形状がある中、特に知名度の高いモデルがオデッセイの2ボールや、テーラーメイドのスパイダーシリーズです。
ネオマレット型はマレット型よりも重心が後ろにある、ターゲットに合わせやすいようにアライメントがついている、ストレートにストロークしやすいのが特徴です。
L字型パターはヘッドフェースとシャフトの位置がアイアンに似た形状をしているため、アプローチの感覚でパッティングをしたい人におすすめです。
しかし、他のパターと比べてスキルを必要とすることから、ツアープロでもL字型パター使用者は少なく、初心者が最初に選ぶべきパターではありません。
パッティングスキルがある程度身について、更にスキルアップしたい人が挑戦するパターです。
ネックがシャフト軸よりも右にあるものがクランクネックです。ブレード型パターについていることが多く、最も一般的なネックと言えます。
ボールがヒットする時にフェースがシャフトよりも遅れて出てくるため、ミスヒットに強いです。オーソドックスにストロークしたい人に向いているネックです。
パターシャフトが曲がってヘッドに入っていることから、ベントネック(曲がっているネック)と呼ばれています。
マレット型やネオマレット型にささっていることが多く、クランクネックの次か同じくらいポピュラーなネックです。
アドレス時にフェースが見やすく、低重心なためストロークが安定しやすいという特徴があります。安定感を重視している人におすすめです。
クランクネックとベントネックの中間に位置し、ヘッド部分でシャフトがやや傾斜しているタイプのネックです。
フェースが開閉しやすいので、ピン型パターのように真っすぐストロークしたい人ではなく、インサイドインなどアークを描くように打ちたい人向けのネックです。
ヘッドのセンター(真ん中)にささっているためセンターネックと呼ばれています。マレット型やネオマレット型に装着されていることが多いです。
コントロールがしやすい、引っかけにくいことがメリットな一方、アドレス時の上からの見え方に違和感を持つ人も多いため、初心者にはおすすめできません。
パターを選ぶときは、パターのヘッド形状とネック形状のほか、フェース素材や硬さ、シャフトの長さやグリップのサイズも考慮する必要があります。
パターのフェース素材は主には金属(ステンレス、アルミニウムなど)と樹脂(エラストマーなど)に分かれますが、ミックスさせたようなフェース素材もあります。
パターはフェース素材によって打感が大きく変わることから、見た目ではなく実際に打ったフィーリングで選びましょう。
フェースが硬いとボールが勢い良く飛び出しますが、ソフトフェースだと衝撃が吸収されるため転がりにくくなります。
強く打ち過ぎる傾向にある場合はソフトフェース、いつも弱めになってしまう場合にはハードフェースを選ぶと良いでしょう。
一般的なパターは32~34インチですが、持ち方次第なところもあります。
例えば、短く持つ人が34インチのパターを選んだ場合、グリップの上の部分がお腹に当たりそうになるため、身長や腕の長さだけではなく、短く持つのか長く持つのか、それぞれのスタイル次第でシャフトの長さは変わります。
シニアプレーヤーや腰に負担がかかっている人には中尺、長尺パターのように、かがむ角度が浅くなるタイプがおすすめです。
パターのグリップは細いものから太いものまであり、近年ではスーパーストロークなど少し太めのグリップが標準グリップになっています。
手首を使うスタイルやスナップを効かせてパッティングをしたい人は細いグリップが向いていますが、手首をあまり使いたくない人は太いグリップが適しています。
アルミニウム製のソールフランジと、ボディウィングフェースにアメリカで精密加工されたステンレススチールを採用して一体化したパターは打音、打感に加えて高い操作性を実現しました。
ツアープロがより好むシャフト・ネック構成や高耐久仕上げ、アライメントを採用。4種類のネックデザインから選べる点が特徴です。
月例、クラチャンの予選で使ってみました。
ショットがメチャクチャな中で、パターに助けられてまずまずの成績(優勝、予選通過)でした。
オデッセイホワイトホットXG#7のセンターシャフトを使った時と同様のパット数(29と30)で、特に問題は無かったです。
方向性と感覚の出しやすさは優れています。どちらかというと自分の技術と感覚で転がしてやる感じです。逆に言うと、転がりは良いほうではありません。扱いやすい、コントロールのしやすいパターです。ちょっと上級者寄りかも。
クラチャンの決勝ラウンドでもこれで臨みます。
転がりのロスを改善するためにAI設計を新たに導入したフェースを採用。打点がcmずれてもボールスピードの減少を5%程度に抑えるインサートとなっています。
複雑な隆起にて形成されているアルミ部分とインパクト面に樹脂を採用したことで生まれたパターは、ホワイトホットインサートと同等レベルのフィーリングを実現しています。
とにかく打点ブレに強いです
芯を外しても、もう一転がり、もう一伸びが顕著に感じられて助かります!
ブレードタイプでこれほどに優しいパターは今まで知りませんでした。
これから確実にAI設計の時代になると思いますが、その先駆けモデルとして名器になる予感がします。
タングステンを搭載し、ブラックヘッドに際立つホワイトの差異とLINEや新ハードのPEBAXインサートを採用したパターです。
調整可能ロフト角は±2、ライ角は±4で左利き用もラインナップされています。従来のアンサー2よりヘッドが重厚で座りが良い点が強みです。
非常にバランスが良く、安定感のあるパターです。
フランジが後方に伸びたことによりヘッドの座りが良くなり、目標に対して構えやすく安心感があります。パターはやはり構えやすさが一番大事と思っているので、これは打つ前から高評価でした。
打感については新しくなったインサートは程よい弾き感と柔らかさで心地よく、音もカチっとしっかり鳴ってくれるので距離感が合いやすいです。
トウヒールに埋め込まれているタングステンウエイトも効いており、これは前作の2021モデルにもありましたがヘッドが後方に伸びたことにより更に安定感が増している印象です。
フェースバランスのネオマレットのような真っすぐ引かされるパターは苦手なのですが、適度に動かしやすく程よい操作感です。
強いて欠点を上げるとすると純正のカーボンシャフトが少し軽めで撓るので、ふわふわとした感触が合わない方もいるかもしれません。
ただ最近ではアフターマーケットでパター用シャフトも増えているので、後で好みなシャフトを探していくといった育てる楽しみにもなるのであまり気にしていません。
ヘッド単体での素性がとても良くリシャフトする気にさせてくれるくらい出来の良い、長く愛用できそうなパターです。
スパイダーの「原点」ともいうべき高慣性モーメントで、高い安定性と寛容性を追求するための独創的な形状が特徴のパターです。
高い寛容性、安定性から方向性と距離感のブレを防ぐ設計がポイント。アドレス時の見え感をよりすっきりとしたものを採用したことで構えやすさが向上し、カップまでのラインイメージが出しやすくなっています。
センターシャフトは芯外すと面がぶれやすいと言われていますが、そこをヘッド形状(慣性モーメント)で補っていると思われます。むしろセンターシャフトはそもそも芯に当てやすいので、
サイトラインの視覚効果含めてストレートにとても打ち出しやすい印象です。
もう少し何度か打ってみて、距離感合いそうなら購入します。
テーラーメイド伝統の形状に先進的な機能を融合させたパターです。
「カーボンコンポジッ トラスホーゼル」と呼ばれる三角形のトラス構造でヘッドを吊るす新しいシステムにより、ネックのねじれを抑制し、構えやすいヘッド形状になり直進性も上がりました。
また、重心位置の最適化とインパクト時の衝撃吸収機能も搭載されているため打音、打感も向上しています。
シャフトはMCパターXFARMです。打感(柔らかめ)、音(しっかり目の音がします擬音⇒カツッ)、距離感(思ったより転がらない感じはないです。ちょうど良い感じです。)ものすごくいいです。個人的な意見ですので、一度、試打してみてください。ラウンド前1週間の練習口コミですが、この感覚が出るパターで悪かった事はないので頑張ってきます。
大ぶりなヘッドに後方にロケットが搭載されているような昔ながらのスパイダー形状のパターは、操作性が高い点やブレード型に近いフィーリングを出せる点が特徴です。
打感の柔らかさだけではなく、サイトライン上に白いペイントがあることで黒いラインが短くなるよう工夫されています。
ラケットホーゼルと呼ばれる、ヘッドをより広い範囲で支えるための新しい形状が特徴のパターです。
従来よりもヘッドの広い範囲に繋がっていることからオフセンター時のヘッドのブレに強く、フェース面のねじれが少ないためボールをコントロールしやすい特徴を持っています。
一方で、重心位置が上がらないよう通常のクランクホーゼルと同じ重量で設計されているのでこれまで同様、違和感なく構えることができます。
キャメロンのハーフマレットのファストバックを5年ほど使用しています。最近3パットがやたら多くなったので、目先を変える意味でセカンドパターの購入を考えオデッセイを各種試打しました。その中でトライビームシリーズが何となく打ちやすかったのでこのシリーズの中で絞りました。
当初DWが良いかなと思いましたが、目先を変える意味での購入なので♯1か♯2の二択としました。私としては♯1の方が構えやすくストロークも違和感なく振れましたのでこちらを選択しました。♯2は少しフェイスが長い気がして私は振りにくかったです。
ハーフマレットで当てるだけの感覚になっていたのが、芯が外しにくく振りやすい♯1の使用で打つ感覚が戻ってきました。今持っているキャメロンパターより全体重量は少し重い感じがします。それが振りやすさになっているのかもしれません。今後この2本でスコアを縮めていけたらと思っています。
ショートネックのマレットタイプのパターなので小ぶりで構えやすいです。
重心が低いことで安定した転がりが得られるだけではなく、ライ角を66度~74度まで調整できるので自分のショットに合わせることができます。
トゥ側が重く設計されているので、強い弧を描くストロークの方におすすめのパターです。
メンバーとカブらない。一度カブリなし。
誰にも気づかれず、密かに削り出しの満足感を味わっています。パターカバーもカッコ良いです。
扱いやすいマレットタイプ
距離感が出しやすく、マレットの残像が方向性を確保
やや長さのあるスタイルを採用しているパターはヘッドがおよそ380g、シャフトが38インチで140gですが、全体の重さのバランスを細かく設計していることから高い安定性と一貫性のあるストロークを実現しました。
オフセンターを芯にするAI設計がインサートされているため、初心者でも扱いやすいパターです。
流行りのジェイルバードに最新AIフェース搭載の中尺となると1度は試しておきたいなぁと。
前回の中尺ジェイルバードは価格も高すぎで躊躇しましたが今回のモデルは比較的まだ手を出しやすい価格で先んじて予約しておいて大正解!
既にジェイルバードの中尺のみ市場でも売り切れとなっている状態。
なるほど、使ってみて納得!!色々なスタイルで試してみるが通常のパターを打つようにして打ってみても方向性の良さ、タッチの出しやすさ、目線が上がることによる視覚的安心どれをとっても良い!
続いてアイスホッケーの選手のスティックのスタイルのようにみぞおち前左手で視点を作り右手主体で打ってみる!これもまた方向性良し、タッチよしと不満の付けようがない。特にショートパットなどの安定性はこちらのスタイルの方が更に良さげ。
当面色々試しながら検証してみたいと思う。
距離によって使い分けもありかと思う。
ミドルからロングは通常パタースタイル。ショートパットなどの場合はホッケースタイルと言うのもありだと考えてます。
案外すんなりと普通に使いやすいかと思います。
ただロフト角が3度となっているのでアームロック的なスタイルにはこのモデルは向いていないかもしれませんね。ハンドファーストが強くなるのでこのモデルだとロフト角0やマイナスになりかねないと思うので、アームロックスタイル希望の場合はロフト角6-7度前後のモデルを選ぶと良いかと思います。
開発の段階でそれぞれのモデルに最適な溝、フェース素材、アライメント、形状にこだわった16のモデルがラインナップされています。
パターのアライメントの研究によって4つのタイプに分類されることを考えると、それぞれの特徴に合わせたパターをラインナップし、ゴルファーの多種多様なニーズに応えています。
パット・イズ・マネーと言われるほどパターはゴルフの中で重要なクラブで、スコアを大きく左右します。パターの種類を理解し、自分に合った1本を選ぶことにより、スコアは良くなると思うので、色々なパターを試してみましょう。