スリクソンアイアン特徴や選び方|最新「ZXi」シリーズを紹介
ダンロップスポーツマーケティングが展開しているゴルフブランド「スリクソン(SRIXON)」のアイアンは、マスターズチャンピオンの松山英樹選手が使用していることで人気です。
スリクソンアイアンは、当初は難しいイメージがありましたが、上級者やプロはもちろん、初心者から中級者まで異なる層向けのモデルを展開しています。
本記事では、初心者からプロまで使用するモデルを展開しているスリクソンアイアンの特徴、選び方や最新のモデルを紹介します。
スリクソンは、住友ゴム工業が1996年から、東南アジアの子会社が製造して日本以外のマーケットに低価格で供給していたゴルフボールのブランドでした。日本国内向けには1999年からスリクソン・ブランドでゴルフボールの販売を開始しました。
ゴルフクラブは、2001年に東南アジアでスリクソン・ブランドとして販売が開始されました。日本国内では、2002年にスリクソン「I-201」というモデルが発売され、ツアープロが使い始めたこともあり、ブランドの認知度が上がりました。
ゴルフクラブはドライバーからフェアウェイウッド、アイアンやパターなどラインナップを幅広く揃えて、キャディバッグなどのゴルフグッズも発売しています。現在、スリクソンはゼクシオ「XXIO」とともに、ダンロップスポーツの人気ゴルフブランドです。
ここでは、時代に伴って進化を続けている上質なゴルフクラブとして人気を集める、スリクソンアイアンの特徴を紹介します。
肉厚フェースの「MAINFRAME」という構造が大きなたわみを生み出し、反発性能による鋭い飛び出しで初速が上がり、飛距離を出すことができます。
正確ポイントに狙えるスピンコントロール性能を兼ね備えたスリクソンアイアンは、オフセンターでヒットしてもしっかりと捕まり、方向がブレにくいため、初心者や中級者にとっても武器になります。
スリクソンアイアンは、多くのツアープロに好まれている高性能でスタイリッシュなモデル。価格帯は、他の日本メーカーと比べてると高めですが、初心者に扱いやすいモデルから難易度の高いプロ仕様のモデルまであるので、各々のレベルに合ったスペックを選ぶことができます。
スリクソンアイアンはタイプによって素材や形状などが異なるので、選ぶ時は次の3つのポイントを抑えましょう。
軟鉄の素材を凝縮して、強く丈夫な鉄に仕上げた軟鉄鍛造のスリクソンアイアンは、芯をくったショットの時に、分厚く力強い気持ちの良い打感が伝わってきます。なお、打感は好みがあるので、実感するには試打会などで打感の良さを確かめることが大切です。
初心者、中級者、上級者とそれぞれに合ったクラブを選ぶことが重要です。2024年11月に発売された「ZXi」アイアンシリーズで言えば下記の通りです。
初心者には、慣性モーメントが大きく、芯を外しても大きなミスにならない中空構造の「ZXi4」アイアンがおすすめ。
中級者には、最適されたフェースの肉厚設計と熱処理により打感、飛距離、操作性、寛容性のすべてを兼ね備えた「ZXi5」アイアンがおすすめです。
フックやスライスを自在に操れるスキルのある上級者には、操作性とスピン性能に優れた「ZXi7」がマッチします。
スリクソンアイアンは、同じ番手でもシリーズやモデルごとに最適なロフト角が設定されています。
初心者向けは、飛距離と正確性をバランスよく実現したロフト角。アベレージ向けは、飛距離を追求したストロングロフト。上級者向けは、操作性を重視して思い通りの弾道でマネージメントしやすいロフト角です。スリクソンアイアンは「I-201」でスタートして、長らく「Z」シリーズが続いています。2020年よりZXシリーズがスタートしましたが、名称が変わっただけでZシリーズは続いており、現行の「ZXi」はシリーズ3作目となります。
ここでは最新の「ZXi」シリーズを紹介します。
「ZXi4」アイアンは、シリーズ最高の飛距離性能と寛容性を兼ね備えたモデルとして登場。新素材であるソフトステンレスをボディに採用した2ピース中空構造「i-FORGED」により、スリクソン史上最高の打感を実現しています。
TOUR V.T. SOLE:ソール形状とバンス角を最適化し、インパクト時の抜けの良さを向上。スイング軌道に合わせた設計で、芝との接触を最小限に抑え、安定したショットを可能にします。
PROGRESSIVE GROOVES:番手別溝設計により、最適なスピン性能を発揮。ロングからミドルアイアン(#4〜#7)は広く浅い溝で安定した飛距離を、ショートアイアン(#8〜PW)は狭く深い溝でラフなどの条件下でもスピン性能を向上させています。
MAINFRAME:ヒールからトウにかけての肉厚設計とトウ側のグルーブ拡大により、ミスヒットに強く、高い反発性能を発揮します。
ZIPCORE TECHNOLOGY:ネックとトウから余剰重量を創出し、ソール部分に最適配分。これにより、深低重心化が進み、高い弾道と優れたボールスピードを実現しています。
さらに、ZXi4アイアンではライ角・ロフト角の調整が可能となり、プレーヤーの好みに合わせたカスタマイズ性が上がっています。
これらの特長により、ZXi4アイアンは飛距離性能と操作性を求めるゴルファーにとって魅力的な選択肢です。
自分のスイングがやや不調気味で、球筋が本来ドローですが現在はフェードも出ます。その前提でシリーズ一括で試打させて頂きました。その時の感想です。
【やさしさ】
球が掴まりやすく上がりやすい。ドロー目を打ちたければゼクシオよりやさしい印象です
【構えやすさ】
ややグース強めですが、球筋との違和感はなくそこまで構えにくさは感じませんでした。
【操作性】
ドロー目で直進性高めと言った印象です
【打感】
そこまで柔らかくはありませんが、ステンレス感はあまりありませんでした。割と印象いい打感です
【方向性】
ストレート〜ドロー、割と真っ直ぐ狙いたい方にはいいと思います。
フェード目が好きな方には合わない印象です
【コスパ】
値引き等確認していないので割愛します
【その他】
同シリーズの上の番手をこちらに…と言う方に、そこまで違和感なくセットを組みやすい印象です。難易度で初心者向けを選んでますが、スピン量がやや少なめなので上昇思考がある初心者の方が下の番手を買うのはあまりオススメしたくありません。そう言った方にはゼクシオエックスアイアンの方がいいと思います。
「ZXi5」アイアンは、打感、飛距離性能、操作性、寛容性を高次元で融合させたモデルです。
i-FORGED:バックフェース上部に独自の「コンデンス鍛造」を採用し、フレーム強度をアップ。これにより、フェースの軟化と薄肉化を両立し、ボールスピードアップと柔らかな打感を実現しています。
MAINFRAME:最適化されたフェースの肉厚設計と熱処理により、進化した反発性能と吸い付くような打感を実現。これにより、驚異的なボールスピードを生み出し、大きな飛距離と正確性を実現しています。
TOUR V.T. SOLE:ソール形状とバンス角の最適設計により、インパクト時の抜けの良さがアップ。スイング軌道に合わせてバウンス角を調整し、芝との接触を最小限に抑えることで、キレのある打感とさらなる安定性を発揮します。
PROGRESSIVE GROOVES:番手別溝設計により、最適なスピンを生み出し、状況に応じたパフォーマンスを発揮。ロングからミドルアイアン(#4〜#7)は広く浅い溝で安定した飛距離を、ショートアイアン(#8〜PW)は狭く深い溝で、ラフなどの条件下でもスピン性能を上げています。
これらの特長により、ZXi5アイアンは飛距離性能と操作性、そして寛容性を求めるゴルファーにおすすめです。
先月、P770+DG MID115 を購入。
どうもシャフトが自分に合わないようで、全く当たらに買い替え。
当然ですが、私がヘタクソだから合わなかったのです。
で、ZXi5 + MODUS105Sを購入。
結果として大満足です。
構えた感じはある程度シャープだが安心感あり、飛距離は充分、寛容性があり、直進性高い。
ゴルフを始めて5.5年で9セット目のアイアンセットですが、今回初めて「あぁ、これは満足だ。気に入らない点が一切無い。自分が求めていたのはコレだ。」と思いました。
「ZXi7」アイアンは、操作性とスピンコントロール性能を追求したモデル。特に、非常に軟らかい軟鉄「S15C」を採用し、スリクソン史上最高の打感を実現しています。
i-FORGED:独自の「コンデンス鍛造」によりネック部分を強化し、非常に軟らかい軟鉄「S15C」の採用を可能にしました。これにより、極上の打感を実現。
PUREFRAME:バックフェースの肉厚部を拡大し、インパクト時の変形を抑制。これにより、吸い付くような打感を実現しています。
TOUR V.T. SOLE:ソール形状とバンス角を最適化し、インパクト時の抜けの良さをアップ。スイング軌道に合わせた設計で、芝との接触を最小限に抑え、安定したショットを可能にします。
PROGRESSIVE GROOVES:番手別溝設計により、最適なスピン性能を発揮。ロングからミドルアイアン(#3〜#7)は広く浅い溝で安定した飛距離を、ショートアイアン(#8〜PW)は狭く深い溝でラフなどの条件下でもスピン性能を良くしています。
これらの特長により、ZXi7アイアンは操作性とスピンコントロール性能を重視するゴルファーにマッチします。
昨年10月頃からアイアン不調に陥り気分転換でこのクラブを買いました。普段はZフォージドでDG120ですがシャフト重量も1ランク落として冬用に。久しぶりモーダス105S振ってみたけどピンピンして良い感じ。今からの時期は寒くて着込むからRでも良いなと思いました。実際HS41-44位のゴルファーはモーダス105Rが良いと思います。40後半になりつつあるので無理はしたくない。肝心のクラブはバックフェースが少し変更あったのと、大きな変更は材質か。芯食った打感は最高。ロッディオもこの材質を使っていたがそれを思い出させる打感でしたね。そして意外にミスに強く拾ってくれるので助かる。スリクソンは毎回良いアイアンを作りますね。変わりすぎない所も良い所。
商品名 | 画像 | 累計の 総合評価 |
価格 | スペック | クチコミ 件数 |
やさしさ | 構えやすさ | 操作性 | 打感 | 方向性 | コスパ |
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スリクソン ZXi4 アイアン |
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137,500円(6本)~ |
ヘッド素材:ステンレス ロフト角(#7):28.5° ライ角(#7):62° |
1件 | |||||||
スリクソン ZXi5 アイアン |
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158,400円(6本)~ |
ヘッド素材:軟鉄 ロフト角(#7):31° ライ角(#7):62° |
14件 | |||||||
スリクソン ZXi7 アイアン |
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145,200円(6本) |
ヘッド素材:軟鉄 ロフト角(#7):32° ライ角(#7):62° |
12件 |
スリクソンアイアンはツアープロが多く使用しているからか、難しいというイメージがありますが、実際は初心者から上級者までが使えるモデル展開をしており、誰でもその最高の打感、操作性やスピン性能を体感することができます。この記事を参考に、自身にピッタリのスリクソンアイアンを見つけて下さい。