三浦技研、23年ぶりにレフティアイアン発売 ササキとパートナーシップ契約締結
株式会社三浦技研は、2027年に迎える創業50周年に向けた新プロジェクトの第一弾として、株式会社ササキとパートナーシップ契約を締結した。その取り組みとして、23年ぶりとなるレフティアイアン「LT-900」と「LC-900」を2026年8月21日に発売する。
今回発売されるレフティモデルは三浦技研が長年培ってきた鍛造・研磨技術と、ササキが持つ高精度なCNC加工・マシニング技術を融合したもの。
ササキはゴルフクラブヘッドに特化したCNC加工・マシニング体制を有するメーカー。製造工程では、材料切断、鍛造、表面加工、裏側加工、彫刻加工、検査・出荷までを担当する。
その後、ヘッドは三浦技研へ引き継がれ、粗研磨、仕上研磨、遠心バレル研磨、バフ研磨といった工程を経て完成。精密な機械加工と、熟練職人による手仕上げを組み合わせることで、三浦技研ならではの機能美と打感を実現している。
両モデルは、MGシリーズで高い評価を得る「CB-1008」と「CB-302」の基本形状をベースに、それぞれ左利き専用として再設計。ヘッドには軟鉄の丸棒を採用し、1,600トンプレスで鍛造した後にCNC加工を施す。
また、機械加工だけでは表現できない自然な面のつながりや、アドレス時の構えやすさを熟練職人による仕上げ研磨で実現。性能だけでなく、所有する喜びを感じられる三浦技研らしいミニマルな造形美も追求した。
「LT-900」は小ぶりでシャープなヘッド形状を採用した上級者向けモデル。インパクトエリアの肉厚を最大限確保することで、マッスルバックに匹敵する厚みのある打感を実現した。
インパクトポイント後方に十分な肉厚を持たせる一方、キャビティ部はソール側へ重量を集中させた低重心設計とし、ミドルアイアンでも高弾道を打ちやすくした。コンパクトヘッドならではの高い操作性も備え、ピンを積極的に狙うプレーヤーに応えるモデルだ。
一方の「LC-900」は幅広いゴルファーが扱いやすい寛容性の高い軟鉄鍛造キャビティモデル。V字型キャビティによってトウ・ヒールへ重量を配分し、左右の打点ブレに強い設計を採用した。
また、ヘッド重量の約60%をキャビティソール部へ集中させた低重心設計により、高弾道でありながら風に負けにくい強い球筋を実現。20.3mm(#7)のワイドソールとキャンバーソール形状によって抜けの良さも追求し、適度なオフセットやヒール部のボリュームなど、ミウラらしい美しいフォルムに仕上げている。
23年ぶりとなるレフティモデルの投入は、創業50周年へ向けた新たな挑戦の第一歩となる。三浦技研とササキは、それぞれの強みを融合させることで、新たな価値を持つゴルフクラブづくりを進めていく。