オーソドックスなヘッド形状でありながら、ソール側にタングステンが埋め込まれていたり、深めのキャビティー構造により、易しいフォージドアイアンに仕上がっています。 試打してみましたが、ゼクシオから乗り換えるのであれば、NS850仕様あたりが難しすぎずちょうど良いのではないかと思います。 アイアンに何を求めるのかによりますし、最終的にご自分の感性にマッチしているかどうかが最も重要だと思いますが、あまり知られていない隠れた名器だと感じました。

yukihikoさんの質問に便乗させてください。 私も朝一のティーショットが右プッシュになるんです。 持ち玉はドローなので、テイクバックが浅いとか、手元が先行するとか、まっすぐうとうとして身体が左に流れるとか、いろいろありそうです。 でも、どこかを意識しすぎても身体が硬くなると思い、リラックスして打とうとすると、かえって締まりのないスイングになるようです。 どうしたらよいでしょうか。（yukihikoさん、便乗してすみません）

神の子さん、ご質問に対する返答ではないのですがお許しを。 私はNS PRO V90 FREX:Rを使っておりますが、ふにゃっとした柔らかさではなく、適度にシャープなスイング感覚が得られ大変気に入っています。ヘッドはキャロウェイのX-FORGED2007です。 以前、美しいデザインのRAC MB TP（DG　S300）にあこがれて購入したことがありますが、シャフトが私には厳しく半年ほどで手放したことがあります。ヘッドそのものはとてもいいですよね。ヨーロッパツアーのプロ達が多数使用していたこともその現れではないかと思っています。 もし、V90にリシャフトされたら、是非使用感をレポートしてくださいませんか。よろしくお願いいたします。

MichaelStarさん、 8Iの150ydsまではグリーンオンの確率が高いのでしょうか。 7Iでは何ヤード飛んでグリーンオンの確率はいかがですか？ ちょっと意地悪な言い方をしてすみません。 でも、シャフトの問題ではないという可能性も確かめてみたらどうかと思います。 できればプロにスイングを診てもらうと良いのではないかと思います。 私も、アイアンのシャフト探しの旅は４〜５年かかりました。DGで始めた世代ですから、NSに変えて全くだめだったこともあります。単品でいろいろなシャフトのものを購入し、うち比べました。探している間は、とても楽しくもありましたが、自分では気づかないスイングの悪癖のため、NS950のような中折れ感のあるシャフトがだめだったのです。スイング改造をはじめて3年経過し、ある程度どんなシャフトでも打てる状態になりました。その中で、ラウンドを通じて気持ちよく振れるシャフトが自分でわかるようになりました。 答えになっていませんね。でも、MichaelStarさんのスイング探しと、シャフト探しの旅の始まりを祝福したい気持ちです。我々アマチュアの特権ですので、楽しんで欲しいと思います。 ちなみに、最近ではアイアンのシャフトの選択肢も大変多くなり、試打用のアイアンシャフトを用意している店も増えています。私のように長い年数をかけずにベストなものを選べると思いますよ。

G10とﾗﾌﾟﾁｬｰは全く打感が違います。 私はG10を使ってきましたが、今はi15に変えました。 i15はボールがヘッドに食いつくような、私の大好きな打感です。 そのi15のロフトはなんと11度。 私が11度のドライバーを使うとは思いも寄りませんでした。 しかし、ピンのフィッテングの結果、低スピンで高弾道の飛距離が楽に稼げることが判明。 ヘッドに書いてある数字にとらわれることなく、フィッティングの結果を素直に受け止めるのがよいと思います。

パターは値段ではないなとつくづく感じている者です。 3万円のパターよりも3千円のパターの方が入ったりするのですから。 先日も、初心者の頃に買った3千円のパターをグリップだけ交換して使ったのですが、自信を持ってヒットできたおかげでボールの転がりがよく、ばっちりカップイン。自己ベストスコアの76が出ました。 ヴィンテージモノを集めるのが趣味であるのなら別ですが、入ってくれれば値段は関係ないですよね。

わはは、シロナさんのコメントおもしろいですね。 もっとマッセらしい打ち方もありますよ。 ボールを右足外側よりさらに右側に置き、左足体重にしてインパクトの形のまま体でテイクバック、ヘッドでボールの右側面を上から下にガツッと切り落とす。（使用クラブはサンド、これでもロフトはかなり立った状態になります。上体はほぼロックし、下半身の力で打ちます。） ボールは勢いよくピンに向かって低く一直線に飛び出し、まわりの人は完全に大オーバーと感じてアッと声を上げますが、ピンの手前で急激にブレーキが掛かって止まります。 まわりをあっと言わせるのには良いですが、スコアがまとまり始めた最近は、まずこのような打ち方はしません。また、キュッと止める打ち方も最近はできる限り封印し転がすようにしています。 Ｄ１ｉｉｙｏ さんの腕前でしたら、フォーティーンのような切れるサンドとタイトリストV1のようなスピンの効くボールを使い、ボールをやや右足寄りにおいて低いボールをイメージして打てば、難なくご希望の球が打てます。 シロナさんのおっしゃる方法でフェースを低く出していく打ち方もありで、一見ロフトが寝た状態なのですが、なぜかボールが低く出ていきますね。 これも、道具とボールは不可欠だと思います。

みなさんがご指摘のように、キックポイント（KP)だけの問題ではないです。ドライバーは長いクラブですしティーアップします。短いクラブよりもスイングがフラットになりますし、ボールも体から遠くなります。タイミングの取り方や打ち方については、私の技量ではコメントしにくいのですが、筋肉がクラブから受ける力は物理的に見て当然変わってくるはずです。 違和感を感じないようにするためにチェックするポイントでもっとも優先順位が高いのは、総重量の流れだろうと思います。芝刈り大好きさんがご指摘されていますが、1/3の玄米茶さんの書き込みから見るとDGが重くてスイングに影響するとお考えですから、まずはそれを確認してみてください。 その上で、KPの問題を考えるとよいのですが、シャフトの感じ方はKP・重量の他に、トルクの問題もありますので、銘柄の異なるシャフトでKPだけでものを言うと間違うおそれがあります。さらにはヘッドの違いも影響してきます。 私は、ドライバーのシャフトをいろいろ試打した結果、現在ｸｱﾄﾛﾃｯｸとﾗﾝﾊﾞｯｸｽXに絞られて、同じヘッドで両方入手して試しつつあります。カタログスペック的にはKPは異なりますが、私にとってはどちらも心地よいので、ラウンドでミスになりにくく、FWキープ率の高い方を選択したいと思っています。（おそらくﾗﾝﾊﾞｯｸｽになると予想しています。） なお、調子をそろえる考え方もありますが、tajさんのように長いクラブを先調子にして、FWを中調子、アイアンを元調子、と短くなるほど手元側にするというセッティングの上級者も多くいます。ご自分のパワー、スイング、ヘッドスピード、そして感性（実はこれが一番大きいと私は思っています）に合ったシャフトを探し当てるのも楽しみの一つかと思います。

玄米茶さん　いろいろなシャフトを試されているとのこと。新たなゴルフのおもしろさを体験されることと思います。自分にマッチしたギアが見つかると、スイングも改善されると思います。しかし、シャフト選びの旅の中で、よいボールがでなくなったとき、自分のスイングのせいにしないように気をつけた方がよいと思います。よいボールを打とうとしてスイングをおかしくしてしまわないように気をつけてください。 クラブのフィッティングを受けられて、専門家の意見も参考にするとよいでしょう。ただ、よい専門家かどうかを見極めるのは結構難しいですけどね。最後の決め手は自分の感覚です。楽しんでください。 お話を伺うと、玄米茶さんの違和感は、どうやらしなりの感覚よりも、重量の問題のようですね。ドライバーとアイアンの違和感も、重量の流れが適正でないことが原因かもしれませんね。 一般にドライバーの総重量は、5番アイアンの総重量マイナス90〜100gくらいが目安だと言われています。併せて確認してみてください。 ちなみに、昨年新調した私のドライバーは今はやりの長めのもの（45.75ｲﾝﾁ）ですので上に書いた目安よりも若干軽くなっています。今年は、うまく打てるようにチャレンジしていきます。では。

玄米茶さん 残念ながら私程度の力量のものがドライバーとアイアンの振った時の感覚をどう考えるかを語るのはむずかしいです。また、スイングによってしなりを感じて打つ人とそうでない人がいるようですから、一概にこうだと言い切るのも難しいです。 私の場合は、いいスイングができたときはサンドウェッジ（DG)のハーフスイングでもシャフトのしなりを感じますが、実際にシャフトがしなっているのではなく腕の動きがしなった感覚を生んでいるのかもしれません。アイアンはシャフトが短い分シャフトのしなりは感じにくくなるのがふつうだと思いますが、このあたりのことをきちんとお話しできるほど知識がありません。ただ、ドライバーのしなりの感じとアイアンのそれとは、違うのが普通だと思っていましたし、アイアンは方向性を出したいので必要以上のしなりを感じると反射的に手で調整するという問題につながるので、NSのように腰が折れるようなしなり方はダメなのです。 玄米茶さんにとって違和感として感じられるのでしたら、DGは気持ちよく振れませんね。変えてみるのもよい判断のようですね。 追加のご質問はたいへん興味深いよい質問だと思いますので、新しい質問として書き込んでみたらいかがかなと思います。もっと詳しい方のご意見を聞くことができるかもしれませんから。

DEIONさん、candiesさんがおっしゃるように、DG SLはシャフト重量の点で選択肢の一つといえます。事実私も現在のシャフトに落ち着くまでに使ったことがあります。 DG S200からの買い換えならDG SL R300の方がよいでしょう。私はDG SL S300を使いましたが、DG S200のようなじわっとしなる感じがありませんでした。NS1050も重量的にはよい選択肢です。プロジェクトXなどはどうなのでしょうか。 これらのシャフトがついた中古アイアンは、じっくり探せば結構あるものですよ。 それと、NS950を試してみるのなら、DEIONさんがおっしゃるように中古ショップで単品アイアンを買ってきて実際に使ってみるとよいです。7番アイアンなど、いろいろなヘッドのものが2千円くらいから入手できます。

1月3日の玄米茶さんの質問のところを見ていただければありがたいのですが、今お使いのアイアンの総重量とできるだけ近いものを選ぶとよいと思います。 DGかNSか、どうしても二者択一なら、100さんの年齢であればDGを使ってもよいと思いますが、筋力やスイングがひとそれぞれ異なりますから、ご自分で試打して感じのよい方を選んでください。

玄米茶さん 具体的なアドバイスになっていなくてすみません。 確かに、NS950にすることによって、弾道が高くなることは言えるかもしれません。でも、トップや切り返しでのクラブの感じ方や、インパクトゾーンでのシャフトのしなり方が変わりますので、安心して振れるかどうかは別です。 以前、ヘッドも総重量も同じで、シャフトが異なるアイアンを打ち比べたことがありますが、調子がよいときはその違いはあまり気になりませんでした（ボールの弾道は変わりましたので、好きな弾道で選べばよかったのです）。しかし、DGとNSのように総重量までが大きく異なると、スイング感覚に大きく影響します。その辺を覚悟して対応できるのであれば、「軽くなる→振りやすい」といういい面を享受できる可能性もあります。では、玄米茶さんにとって今が本当に軽量化すべき時なのでしょうか。弾道を高くしたいのなら、DGのR300という選択もあるかもしれません。他にも適切なシャフトがあるかもしれませんから、シャフトメーカーのHPで製品情報をご覧になったり、信頼できるフィッターを見つけてよくお聞きになるとよいと思います。いずれにしても、シャフト重量はいきなり軽くしすぎない方がよいと思います。

プロギアＴＲ９００ＭＤ、いいアイアンですよね。私はSPEC STEEL?M-43のものを所有しています。このシャフトは、NS950を作っている日本シャフト製で重量的にはNS1050と同程度かと思います。ちなみに現在はPINGのi10、シャフトはﾄｩﾙｰﾃﾝﾊﾟｰ製ZZ65をメインに使用していますが、総重量的には900MDとほぼ同じか若干重く（5Iで415g）、振動数的にはDGのX程度となっています。もうちょっと柔らかい方がよいのですが、もともとDGでゴルフを覚えたので、しなりの感じが似ているZZ65は気に入っています。ただし、PINGのオリジナルシャフトのため、一般には入手困難です。 さて、S200からの軽量化をお考えとのことですが、是非慎重に検討してみてください。私も以前DGからNSに変えたことがありますが、スイングを壊しました。軽くなりすぎ、また、しなり感が異なるためだんだんおかしくなりました。その後いろいろ試した結果、SPEC STEEL?M-43に一旦落ち着き、ZZ65に出会ったというわけです。 シャフト選びには、シャフト重量、キックポイントをどう考えるかということもありますが、DG的なシャフトは残念ながらDGしかないということのような気がします。NS950へのリシャフトは、重量・KPともに違いすぎるためあまりお勧めしたくないというのが本音です。 私のお薦めは、現在お使いのアイアンはそのまま手元に残し、新たなアイアンをお買い求めになることです。900MDはDGで使って一番良さがでるヘッドのような気がしますし、自分の調子を確認する基準としても取っておいて損はないと思います。ゴルフショップには、新製品、中古品問わず、多くの製品がありきっとお気に入りのヘッドが見つかるはずです。スチールシャフトに関しては、DGかNSという選択肢がほとんどというのが実情ですが、じっくりと探していくと、適切な重量帯のシャフトがついたアイアンも見つかります。私は中古クラブでいろいろ試しました。どのシャフトがよいかはご自分の感覚で試していただきたいと思います。