新たなボール規制 その2
先日、標記のその1で皆様にご意見をお願いしましたが、JGAのHPに.R&Aによる2022年6月の「用具仕様研究」が、自動翻訳で掲載されていました。途中経過ではありますが、すでに複数の大手ボールメーカーに試作してもらい、テストを繰り返しています。結論は出していませんが、重量や大きさは変えないようなのでほっとしています。
昔、某ボールメーカーが現状より大きいボールを2個入りの試供品として格安で販売し、アンケートを募集したことがありました。ボールは空気抵抗が大きく飛ばないことは予想していましたが、パットとラン絡みのアプローチは予想外に転がり、新たに距離感を養う必要があると感じました。そのボールは、正式に販売されることはありませんでした。
レポートの中で、試作ボールを打った男性アマチュアの平均ヘッドスピードは、約45s/m、後段の多層レイヤーボールを試打した男性アマチュアの平均ヘッドスピードは43s/mくらいでした。
新規制が始まる2026年は、どうやら現状の極薄カバー&ラージコアから、一歩後退してカバーはより厚みを増し、その分、コアは小さくなり、多層コアだけれども、ロースピンにならない範囲でやや柔らかめになる、ざっくり言うと1世代前の2ピースか3ピースボールになりそうですね。後は外観上、ルール内のボールかどうか見分けやすくすることでしょうか。
当該レポートは、中間報告的位置付けで、決定ではありません。また、これに関連したレポートも同時に発表されています。自動翻訳なので、読みづらい日本語ですが、興味のある方は、用具仕様研究とJGAをキーワードにして検索して、よろしければ、また、ご意見をお聞かせください。
質問者 アルシビストさんからの追加コメント
ご意見を頂いた方に感謝します。すでにボールメーカーの協力を得てテストがかなり進んでいて、いつものR&Aのプレスリリースからすると、遅くとも今年度下期には正式発表、今はメーカーからのフィードバックを求める期間ということです。
メーカーとしては、過去に開発したものを新製品としてパッケージを変えて販売するだけのような気がします。ならば、ユーザーとしては10年前に愛用していたことのあるボールなら使っても良いか程度の規制かとも思います。「飛ぶ」とか「ロースピン」とかのセールストークは黙殺。