家にPhantomX11.5のヘッドがあったのでダブルベンドシャフトを挿しました。
通常、フルオフセットとなっておりそのまま挿したのですが構えた時に少しヘッドの後ろ側が浮くような印象がありました。
一旦シャフトを抜いて右側から挿してみたところ構えはややハンドレイトとなるものの座りが非常に良く構えやすいです。
最近ではlabゴルフなど左挿しでハンドファーストがデフォルトとなるクラブが人気ですが、もしかしてちょっと前のキャメロンは右挿しがデフォルトだったりしますか？
ダブルベンドだと、元の指し方を思い出せないのですが知っている方いませんか？
元はシングルベントのシャフトだと思います。（キャメロンですからレア物や限定物だったらわかりませんけど…）
型は少し違うけど、ファントムXの12（黒と黄色が特徴の2019年モデル）を持ってて、これと一緒かなと思ったら、11.5はネック周りが少し違うんですね。（ちょっとトゥバランス寄りの作りなのかな？）
一応、私の12.0は少し左から入ってます。
フルシャフトオフセットなので、1本分寄せれば合いそうなもんなんですが、ベントシャフトのリシャフトは難しいですよね。
私も前にやった事あるんですけど、シャフト軸が僅かでもズレるとライ、ロフト、オフセット、座りの全部がバラバラになるし、リシャフト予定のシャフトを入れてみたら、そもそも全くダメ。どうやっても合わない。ってパターンもあるし…。
工程は簡単でも、位置決めがメチャクチャ難しい。
クラブを固定して、各部を測れる環境が無いとなかなか…って思いますよ。
ベントシャフトを曲げて微調整するバーみたいな工具もあるにはあるんですけど、これも気を付けないと、力を掛け過ぎたら、ペコンってシャフトが凹みます。
参考になれば。
PhantomX11.5はシングルベンドですね。ダブルベンドとは挿入角度が違ってくると思います。つまりヘッドに付いているシャフトを挿し込む棒？ポッチ？（名称知りません）の角度が使うシャフトによって異なるということです。
なので、元の挿し方は無視してご自身が構えやすくて打ちやすい角度にするのが宜しいかと思います。
元々シングルベントでオフセット度は、シャフト幅の3/4です。ベント部がフェイス面のラインを超えて、そこからフェイスと反対方向にシャフト幅の3/4まで後退します。
シングルベントシャフトですら、ベントの程度には個体差が大きいので、ダブルベントはさらに大きいのではないでしょうか。また、厳密にオリジナルに近づけるには、挿してから普通に構えた状態でロフト角3.5°になっているかどうかをチェックする必要が出てきますね。
余情残心
