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セッティングにおける重心距離

2014/8/30(土)11:17

クラブセッティングを考える上で一番重要なのは総重量のフローだが、重心距離を近くすることも大事。
といった話をフィッターの方のブログ等で目にします。
曰く、ヘッドの返り具合が重心距離(重心角もですが)によって変わるので、大きく重心距離が異なるクラブをセッティングで混在しているのは良くないということです。
ただ、少し疑問に思ったのですが、例えば1WとFWの重心距離が同じ35mm(同じ重心角)の時、
ヘッド体積やシャフト長が大きく異なるのに、重心距離が同じならばヘッドの返り具合が同じになるのでしょうか?

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回答 3件

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  • 2014/8/30(土)19:52

    私もいつもDRの重心距離で悩みます。。ある程度揃えようとしていますが、中々そうもいかないですし、そもそもそこまでの違いが判らない・・・。なのでなんとなく合わせて最後は振りやすさや、振った感覚重視にしています。あとは、特にDRの場合、シャフトの影響もあるのではないですか?捕まらないシャフトなら捕まえようと無意識でヘッドをターンさせたりしているかもしれません。
    あと、これは個人的な感覚では、ヘッドが同じ重心距離でもトゥ-ヒール方向に長いと(DRもアイアンも)重心距離にかかわらずヘッドが返りにくく感じることが多いです。なので、DRとアイアン、FWも交互に振ってみて実際にどうか?を試されるのがいいかと思いますよ

  • 2014/8/30(土)19:32

     重心距離を揃えると言った場合,以前はドライバーからアイアンまでのことを意味していました。しかし,ドライバーのヘッド容積が400ccを超えたあたりから,揃えることは困難になりましたね。

     私はウッドはパーシモン,アイアンはキャビティバックのない時代に育ちましたから,このころは重心距離が31〜32mm,積極的にリストワークを使わないとボールが飛ばなかったです。でも今はウッドはシャットに上げるし,アイアンはマッスルバックはシャットに上げないけど,キャビティバックならシャット気味に上げますね。スウィングがクラブによって変らざるを得ないということです。

     どの程度リストワークを使うかは,一番は重心距離,あとはクラブの長さとヘッド重量ですね。「L」の文字をイメージしてもらうとよくわかるのですが,柄の長いほうをシャフトとして,短いほうをヘッド(シャフトの付け根から重心距離まで)とした場合,重心距離が長いほど,ヘッドを回転させるにはリストの力が必要になり,その代わりに総じてヘッドスピードがさらに上がるので飛距離は出ることになります。また,シャフトが長いほど,ヘッドが重いほどフェイスを返すには,リストの力が必要になります。

     kurozさんは,その辺のところをよくご存知なので,例として,あえて1Wとアイアンのことではなく,1WとFWの話をされたのではないかと思いますが。
     
     そのほか,フェイスの返り具合でいうと,シャフトのトルクの大小やライ角でも変ってきますね。


     

     

     

     

  • 2014/8/30(土)13:19

    半分は正解ですが、それだけでは同じにならないと思いますよ。

    重心距離とはフェース面上でのシャフトから重心位置までの距離を表します。
    たしかに重心距離を近づける事はクラブの性格を揃える指針の一つですし、重心距離はヘッドの返り具合に影響を及ぼします。
    よく、重心距離の長いクラブはターンさせにくく、短いクラブは回頭性が高いと言われます。
    支点に対して重心が近くなりますから、一概に間違いではありません。
    ただ、体積や形状の違うものを比べる場合は、これだけでは正解ではないと思います。

    ヘッドの返りやすさには慣性モーメントが影響するからです。(最近は調整ドラの影響であまり聞かなくなった言葉ですが・・)

    例えば、フェース面上の重心距離が同じドライバー2本を比べても、一昔前の超大慣性モーメントのドライバーと、420cc前後の小顔ドライバーでは、ヘッドの返り具合が違いますよね。
    慣性モーメントが高いほど、ヘッドは返りづらく(直線的に動きやすく)なります。
    そして慣性モーメントの大小は、長さや重量、重心位置などによって変化します。
    ゴルフクラブはシャフト延長線上に重心がないので、シャフト軸線上から重心までの距離、いわゆる重心深度もヘッド慣性に影響します。
    ですから、重心距離だけが同じであってもヘッドの返りやすさは揃わないです。

    ドライバー同士でも違いがある訳ですから、アイアンなどと比べると差が生まれるのはわかるかと思います。重心深度、角度に差があるからです

    パターで考えたらわかりやすいかもですが、ネオマレットとピンタイプ。
    ネオマレットをドライバー、ピンタイプをアイアンと考えてみてください。
    フェース面上の重心距離が同じでも、ピンタイプの方がヘッドターンさせやすいですよね。
    これと似た理屈かなと思います

    そうなると、「じゃー完全に揃えるのは無理やん・・」となります。

    自分は吊るしの状態じゃ、数値だけいくら合わせても細かな部分まで揃える事は、不可能だと思ってますよ。同じメーカー、同じブランドのセットでもです。
    完全な正解の配分があるのなら、世の中にに調整機構付クラブなんて、必要ない事になります。

    実際の所は、近しい性格のものを買って、実打を繰り返して、自分に合わせて微調整しながら詰めていく方が近道だと思いますよ。

    私論も入った話ですが、参考になれば幸いです。

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