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ダイナミックゴールドの真実

2017/9/7(木)16:46

先日、ダイナミックゴールド(以下DG)について驚きの事実?をとある方から聞きました。

『実はDGって先調子だった。日本に輸入開始となった当時、英語の解釈を間違えてしまい先調子を元調子としてしまった。気づくのが遅かったのか、そのままになっており今に至る。だから日本人はDGを元調子だと誤解している。本当は先調子なのに。その証拠に私自身、元調子が合わないタイプだがDGは打てるんだよ。』

これを聞いて私は『いや、さすがにそれは無いでしょ』となりました。今でも信じられません。
これを話してくれたのは私が普段から信頼している先輩であり、とても誠実な方です。有名なトップアマなので腕前は折り紙つき。さらにゴルフクラブにも詳しくショップや周りの関係者ともそれなりに人付き合いがあり、仲良くしているようです。今回の件もその辺から出た話のようなので、都市伝説のような噂話よりは信用度があります。

DGの歴史は多少知っています。アメリカの鍬などを造っていた会社(のちの true Temper社)がスチールシャフトを造ったのが始まり。最初はダイナミックという名前で売り出した。当時としては軽くて振りやすいシャフトで人気が出たが先端側の強度不足により折れることが多かった。そこで先端の肉厚を増やして強度不足を解消しダイナミックゴールドとして発売。これにより先が折れる現象は解決。当時はヒッコリー(木製)シャフトやアルミ素材のシャフトなどが有り、折れることは珍しくない時代だったので軽くて丈夫なスチール製シャフトのDGは大ヒット。ロングセラー商品となり今に至る。
というわけで先端の肉厚を増やした影響で先が硬くなり、キックポイントは手元側に来てしまった。というお釣が出たんですね。
つまりDGは先端が硬くなってしまった特殊なしなり方をするシャフトであり、けして癖の無い標準的なシャフトではないという事が言えます。そう考えると『DGって癖あるな〜』と思ってしまいます。癖の無いスタンダードなシャフトと評価されがちなのは長い間使われてきた歴史からくる評価なのでしょう。

このような背景があるのでDGは元調子であると思うのですが、実際はどうなんでしょうね。なにが真実なのかわからなくなりました。

ん?もしかしてDGが出た当初は本当に先調子だった。それは当時、他のシャフトはもっと先端が硬いものが多かった為に比較的DGは先調子の部類に入っていた。
時代と共にシャフト素材や製法が進みDGは結果的に現代では元調子となった。
この推測が正しければ先輩の話とDGの歴史が多少なりにも整合してくるんですよね〜。

みなさんどう思いますか?

もしかして触れてはいけない業界のタブー?

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回答 7件

1〜7件/7件
  • 2017/9/8(金)21:16

    剛性測ったら、先調子なんてありえないです。

    計測すれば簡単にでたらめだとわかることです。
    その方の周辺にいるショップの方技量を疑う話です。

  • 2017/9/8(金)14:13

    この話は聞いたことがあります。
    当初の輸入元(だったかな?)が、誤った解釈でDGを先調子と伝えてしまったと。
    ハイキックポイント(本来は元調子)を、クラブヘッドを頭(上)として考えて先調子と解釈してしまったとか・・・すぐに訂正されたようですが。
    これが残って都市伝説的な話になったと思われます。

  • 2017/9/8(金)11:40

    下記にダイナミックゴールドのEIカーブがあります。

    http://www.truetemper.co.jp/topics/dg-95-105-120/index.html

    このデータをどう解釈するかによりますが、先端部分の剛性は高めて設計されているので、少なくとも「先調子」というフレーズは当てはまらないのではないかと個人的には思います。

  • 2017/9/7(木)23:45

    私は昔、PINGマニアだったので、そのシャフトのOEM先であったツルーテンバー社の事、少しだけよく知ってます。
    その頃のツルーテンバー社のスチールシャフトは、シャフト全体がダイナミックに大きくしなるダイナミックゴールドというシャフトと先端だけがしなるプロフィットというシャフトがありました。 当時の分類では、ゆっくり振るスインガーはダイナミックゴールド、早く振るヒッターはプロフィットを!という感じで分類してたようです。ただアメリカは日本と違ってスライサーよりもフッカーが多いので、そのうちプロフィットが廃れ、ダイナミックゴールドだけが残ったと聞いてます。
    ただPING社はツルーテンバー社に、このプロフィットをベースにしたオリジナルシャフト作成を依頼します。
    カースティン・ソルハイムがトウダウンを凄く嫌っていたので、シャフト全体がしなるダイナミックゴールド(元調子)を避けて、トウダウンの少ない先調子のシャフトを好んだのが理由だそうです。
    当時の事ですから、本土アメリカでは不人気だった「プロ・フィット」をダイナミックゴールドとして輸出してたかもしれませんね。

  • 2017/9/7(木)20:17

    忘れたけど、どこかで聞いたことある。
    真実は分かりません。

  • 2017/9/7(木)18:04

    キックポイント表示は各社マターで統一基準はありません。だからメーカーの中調子表示がやたらに多いですが、この表示に惑わされず、試打で確かめるのが一番です。MGSが始めたとする剛性分布は3点剛性で複数社が採用していますが、ダンロップのミヤザキはインターナショナル フレックス コードと称して4点剛性表示、ほかに5点剛性というところもあります。

    ダイナミックゴールドのキックポイントの誤訳というのはおよそ考えにくいですね。先調子はlow kick point、中はmiddle、元はhigh、こんな簡単な単語をどうやって誤訳あるいは取り違えるというのでしょうか。

    また、ゴルフクラブ数値ドットコムのホームページ開設者の工房のご主人は、3点剛性を計測し直し、簡単な計算式で調子係数を提唱していますが、それでもDGはフレックス別に元調子か中元調子と判定していますね。

    なにより、実際、DGユーザーなら実際に使っていてわかるでしょう。

    余情残心

  • 2017/9/7(木)17:06

    当初は全体が同じ肉厚の中調子ですね、全体が弓なりに同じようにたわんだそうです。

    現行のDGは元調子です。
    先端の細いところが折れたから、そこの肉厚を増やして硬くしたから相対的に手元が柔らかくなり手元調子になりました。QP関プロがそのような解説をした動画を見たことがあります。

    僕の場合だと。。。ほぼ同じ重量の
    DGS200を使うとスライス系が出ますが、ライフル6.0を使うとフックが出ます。
    手元を使うと待てなくてスライス、先調子を使うと先が走るんでフックが出ます。初期のDGはライフルみたいだったんでしょう。

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