みんなのQ&A

精密平面加工について

2018/2/21(水)21:02

最近JB等、精密平面加工を施したアイアンの人気が高まってきていますが、そもそも精密平面加工はアマチュアにとって有効なのでしょうか?
また、ラウンドや練習を行ううちに平面が削れたりしてしまわないのか疑問です。
非常に興味はありますが、長期で使う時にコスパとして見合うのか、使用されている方、その他情報お持ちの方がいましたら、教えていただけますと幸いです。

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回答 16件

1〜16件/16件
  • 2021/3/29(月)04:44

    ゴルフボール自体が完全な球体ではないので1ミクロン単位の精度は必要ないと思います。0.02mm=20ミクロン程度あれば充分だと思いますよ。それよりも溝が重要でしょう。

  • 2018/2/24(土)19:35

    gear66 さま

    やはり最大接地面積での溝ということですか。竹林さんの口述筆記には、ほかにもズバリと言わないところが何カ所かあり、読者諸兄はそこまで知らくてもよいから、自分にとって良いクラブを選んで楽しんでくれと言われているような気がしてならないです。それだけにあの本を何度も読んでしまいます。MOI・マッチングの提唱者トム・ウィション氏の「完璧クラブの選び方」では、なぜカーボンアイアンのほうがスチールより半インチ長いか、それはメーカーの都合だからという結論が面白かったですね。質問者様の質問からそれてしまったので、この場はこれで終わりにします。ありがとうございました。

    余情残心

  • 2018/2/24(土)12:06

    アルピシストさん

    ここからは溝の形状の話をいたします。

    旧溝形状は真直ぐに立ち上がり、溝のエッジが90度(以下直角と記します)近い形になります。
    そして溝を彫刻刀の様な工具で削り直角+バリカエリが出るとこれが突起物となり直角以上のシャープになりひっかっかるのです。ですからサイドの溝を掘るとスピン量が戻ります。
    使用してるうちに角が取れて直角以下(80度とか70度)になるからです。
    これを絵図で作図してボールを書き込んで当ててみてください。

    新溝形状は、面取りをする事で直角以下のエッジとなり、引っかかりが非常に少なくなります。

    その前提において旧溝の方がボールを引掛ける形状であり、新溝は引っかかりにくい形状であるという事。それを補いたいために、溝を増やすとか、溝と溝の間に微細ミーリングしてエッジを増やしてボール表面を引掛けています。
    極限まで平坦にするというのは、当たったり当たらない溝のバラツキが無い様にするという意味では正解です。複数の溝範囲で、凸凹があれば当たらない溝が出てくる(溝のエッジ最大接地面積を増やす)という説明だと解釈しています。

  • 2018/2/24(土)11:19

    アルシビストさん

    竹林氏「ゴルフクラブの真実」僕も持っています。
    トムウィッショウ氏の「完璧クラブの選び方」
    マーク金井氏の「一生役立つクラブの選び方」
    QP関氏「みんなが知らないクラブの取扱説明書」

    等も持っていて、クラブ選択の参考にしています。
    マーク氏や関氏とは彼等のスタジオで何度かお会いしたこともあります。

  • 2018/2/23(金)17:55

    gear66 さま

    追記です。私は故竹林隆光氏の実証的な設計思想を今も信奉しています。彼の口述筆記に基づくパーゴルフ新書『ゴルフクラブの真実』(ただし、溝規制より2年前の発行)の「第4章 スコアアップとクラブの関係」の中の「 プロのようなスピンの利いたボールを打ちたい」に、以下の下りがあります。

    「ボールがつぶれるフルショットとそうでないアプローチでは要素が変わってきます。フルショットの場合はフェイス面がミーリング加工などで、極限まで平らになっていることがポイントになります。フェイスを極限まで平らにしてボールとの設置面積を大きくすることが、強いスピンをかける最も大きなファクターになるのです。」
    一方、ボールのつぶれないアプローチショットなどでは、溝がスピンの鍵を握るとも書いています。(前述のとおり、溝規制の2年前の著書です。)超精密加工がウェッジだけではなく、アイアンセットにまで施していて、少数派ですが、某大手メーカーのドライバーのフェイスに施したモデル(こちらはロフト角が小さくなってくると、スピン量な逆に減るということのようです。)

    余情残心

  • 2018/2/23(金)15:55

    アルピストさん

    ああやはり、あの記事を読まれていたんですね。
    僕はキャロウエイとフォーティーンのウエッジしか使わないですし、その理由はこの記事にあります。シングルになり、クラブ選手権で相応の成績を残すには、アプローチとパターを磨くしかないからです。ですから、ウエッジに関するの技術的、製品的な記事だけは必ず読みます。その他のスイング記事は、全く興味が無いので読みませんが。。

    アルピストさんのコメントですと、高重心にした両設計者の意図は、ご理解している中での本質的な意味合いの説明が少し足らないかなあと、不遜ではありますが追記させていただきました。それが僕の記述の抽出された部分です。

    どちらのの内容も相乗効果によってなされる、「重心位置で開いて上げて(僕の記述)」*「こすってスピン(アルピシストさんの記述)」=相乗効果が、溝の形状変更によるスピンレスを上回った2人の天才設計者のレアなケースという意味です。どちらかひとつでは、溝規制前のスピンはでないのです。

    ミラー仕上げのフェースによるスピン増は懐疑的です。
    擦るには擦る為の理屈がいるんで、私が説明してるダイヤモンドやペーパーみたいな突起物、又は凸面があれば判り易いんですが。。

  • 2018/2/23(金)13:54

    gear66さま

    某ゴルフ雑誌のあの対談を覚えていらっしゃるとはうれしい限りです。私のコメントが誤解を招いたなら訂正します。摩擦力と接触面積は対立軸ではありません。どちらに重きを置くかということですね。摩擦力がないのにいくら接触面積を広げてもなんらスピンの効果はないのは理解しています。

    ただ、DARRAHさんの回答にあるとおり、超平面加工のミステリーのウェッジを使って、「スピンも気持ち増えますが」とおっしゃっている理由は何かというと、ここからは推測の域を出ませんが、角溝ではない溝でも接触面積が増えるとそれだけ溝の延べ距離は長くなります。その上で、ボールと接触している溝の入り口部分が凸凹しているよりも、超平面加工により真直ぐの溝の入り口ラインのほうが、摩擦は増えるのではないかということです。

    これはgear66さんの回答にある「スピン量=溝で引っかか面積*引っ掻いてる時間=ボールを引っ掻いてる溝又は凸凹の総面積なんです。凸凹を減らした部分は平面ですから、そこはボールを引っ掻いていないんです。」と矛盾しないと思うのですが、いかがですか。

    余情残心

  • 2018/2/23(金)10:54

    アルシビストさん

    竹林さんとロジャーさんの対談では、高重心位置にしたjawsとRmウエッジが止まりやすいのは、高くて厚くて重くて、重心位置が高いので、フェースが開いてインパクトロフトが多くなり、高く上がって止まると解説してました。開けるように、ソールを作ったことが一番画期的なデザインだと話しています。

    結果的に長く溝を使っているかもしれないですが、高重心が故にフェースが開いている効果が一番影響しています。

  • 2018/2/23(金)09:49

    ピュア ダイヤモンド スピンはアメリカのメーカーの製品。似たようなフェース面に銅コーティングされたアメリカの製品で、ポーラーバランスウエッジというのもありました。これらが現状のルールに則っているかどうかは不明ですが、20年前には市販されていました。

    僕の遊びのクラブは、市販のクラブに、マスキングテープを貼り、フェース面に銅粒子をプラズマ蒸着したコーティングを施工したものです。ルール違反クラブですが、作製することは可能です。

  • 2018/2/23(金)09:23

    ここに意見を書かれている人には釈迦に説法ですが、金属加工業者として少し追記します。

    フェース面の接地面積が広がることが即スピン量増につながりません。
    スピン量=溝で引っかか面積*引っ掻いてる時間=ボールを引っ掻いてる溝又は凸凹の総面積なんです。凸凹を減らした部分は平面ですから、そこはボールを引っ掻いていないんです。

    たとえ話と簡単な実験をお話しします。
    ?溝の無い鍛造して、表面ツルツルに研摩したフェース(溝はプレスで入れる)
    ?通常のフェース
    ?フェース面にサンドペーパーを両面テープで張り付けた物
     (これはペーパー粒度で更に変えることができます)
    この3つの中でどれが一番スピンがかかるでしょう。想像してください。

    また私がPWのフェースに銅の粒子をフェース面にプラズマ蒸着させた(銅の粒子がフェース面に0.1mm単位の突起物を作る岩肌の様な物)ウエッジを作ったことがありまして、このウエッジはランがほぼゼロでした。
    同様に、その昔ピュアスピンという人造ダイヤモンドジルコニアを蒸着させたウエッジを販売してまして、これも激スピンで結構売れたんですが、フェースの人造ダイヤが剥がれ、脱落するとスピン量が落ちました。(これが細目ペーパーと同じ効果を発揮すると思われます)


    ミクロの凸凹は鍛造、鋳造の表面公差はどちらも0.1mm単位なんですが、研磨面公差(砥石で擦ります)は0.01mm乃至は0.001mm単位です。ミーリングに置いては、ドリルやチップで倣って削る幅ですの1mm単位ドリル先端径です。

    砥石で擦る=目の細かい粒度の砥石であればあるほど、仕上げの単位が上がります。サンドぺーパーが200〜3000番みたいに粒度が違うと、仕上がりの目が変わるのと同じです。細かい粒度の砥石で高速回転して仕上げてるという事です。

  • 2018/2/22(木)23:51

    以前はフェイス面の摩擦力でスピン量は変わるし、溝規制もその証左だと思ったのですが、溝規制後に製造販売された高重心ウェッジ(例えば、ブレードを厚くしたフォーティーンのRMやバンス裏を削ったキャロウェイのマックダディあたり)により、ボールとフェイスとの瞬間的な接触面積の広いほうがスピン性能が高くなるということを知りました。

    今回の精密平面加工は、ミクロ単位の凸凹が減り、結果、接触面積を広げることになるので、スピン性能をさらにアップできることを摩擦力より優先したということでしょう。丁度、ボール側で見ると、ディスタンス系よりもスピン系のほうが文字通りスピンがかかるのは、フェイスとの接触面積が広いからです。

    一方で、クリーブランドのRTXの新しいモデルのように、ミーリング加工にプラスして通常の平行溝のほか、フェイスを開いたときに溝が直角に当たるように斜めの溝を彫ったものを発売するなど、メーカーも摩擦力か接触面積かで
    これからも鎬を削りそうです。

    個人的には所定のスピンが利かなくなったウェッジは買い替えています。機会があればスピン性能を試打して比較してみたいですね。

    余情残心

  • 2018/2/22(木)22:54

    JBではないですが、アイアン、ウェッジ共に超平面加工のクラブを使っていました。アイアンはORION、ウェッジはミステリーです。JBは顔が悪く論外でした。ウェッジの場合は、出玉のラインが明らかに良くなります。ピンに絡むようなアプローチが出来ます。スピン量も気持ち増えますが、それよりも球がフェースに乗っている感覚が素晴らしかったです。アイアンは明らかにサイドスピンの量が減りました。その分、少し飛距離が伸びるような感じがありました。こちらも球乗り感は非常に良かったです。
    普段から真っ直ぐに球を押せている人は差に気付かないかもしれませんが、球を擦っていた(と気付いてなかった)人には大きな効果があると思います。

  • 2018/2/22(木)13:32

    この技術で商売してる方もいるし、既に加工し使ってる人もいると思うんで、あまり悪く言えませんが、私は効果があるとは思えないんですよね。

    gear66さんも仰ってる通り、ナノレベルで超密平面研磨しちゃうと理屈的にスピンは減る傾向だと思うんですよ。
    それなのに、超密平面加工すると「バックスピンが増える、曲がりが減る。」という効果を耳にします。
    球体のボールを打つのに、接点であるフェース面を超平滑にするだけで「縦スピンは増えるけど、横スピンは減る。」なんて都合のいい話は、ゴルファー心理をくすぐる誇張広告に聞こえちゃうんですよね。

    あと何となく思うのは、溝の規制に引っかからないのかな〜?って事です。
    実際、フェース表面をどれ位削るのかわからないですが、超平面にしようと思えば、一番低い所に合わせて削りますよね。
    フェースを削る以上、当然、溝の丸角の所も削れちゃうんで、角溝まではいかなくても、ルールに抵触する結果にならないのかな?と。

    あくまで可能性の話ですけどね。

  • 2018/2/22(木)09:31

    精密平面加工の精度がどの程度かわかりませんが、平面研摩をすると研磨面は粗度が上がります。そして表面の凸凹が取れていきます。金属加工業界で精密平面研摩と言えば平行度0.003mm以下、表面粗度Rmax2.0以下の事ですが、そうなるとかなりミラー(鏡面仕上げ加工)に近い感じになります。

    もしそのレベルなら、つるつるになってボールが滑るでしょう。
    油や水ですら表面に残らず、滑っていきます。
    結果的にボールがフェース面で滑るので、ウエッジのスピン量は減る傾向になると思います。

    ウエッジのスピン量を増やすのは凸凹の大きさとその数です。
    溝の数を増やし、表面をミーリングしてザラザラの表面を増やす努力(例えばBSのドライバーの微細フェースミーリング、キャメロンのフェースミーリング等)を各社がしてボールとの接地面積を増やそうとしているところで、このザラザラをわざわざ減らし接地面積を減らすのは明らかに逆向しています。

    パターのフェースも、数年前のツルツルが廃れ、今やミーリング後を大きく残すことで表面をラフにすることで打感を良くする傾向であるので、精密平面研摩の効果は極めて薄いと思います。金属の粗度を上げるのは、シャイニーな見てくれは良いですが、全く効果は無いと思います。また鉄やステンレスであれば、小石、砂などで自然にフェースに傷がつきますので、精密研磨する意味が解りません。

  • 2018/2/22(木)08:14

    練習程度なら削れたり凹むといった影響は少ないでしょうが、ラウンドでの使用では小石や砂の影響で多少のキズや凸凹は避けれません。
    友人が持っている某地クラブの精密平面加工ウェッジを数ラウンド使用後、見せてもらいましたが既に精密な感じはありませんでした。
    もともとスピン性能が高いウェッジでしたが、見た目は普通になってもスピン性能は維持しているようです。数ヶ月は様子見でしょうね。
    耐久性を気にしてしまうと平面加工に限らず何も買えませんね。

    ちなみに精密平面加工のフェースって光の反射が強くなってギラギラするので要注意ですよ。ブラック塗装でも容赦なく反射してきます。私はこれが理由で買いませんでした。

  • 2018/2/22(木)00:34

    そこまでの費用対効果があるとは思えません。耐久性も分かりません。
    なので真新しい技術は見です。

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