チップカットとバットカットの違い
シャフトカットをしたいのですが、チップカットとバットカットによる違いがわからないため教えて頂きたいです。
シャフトカットをしたいのですが、チップカットとバットカットによる違いがわからないため教えて頂きたいです。
少しでもチップカットすると本当に硬くなりますよ。
0.5インチもカットすると1フレックスは硬くなるでしょうね。
たしかDIを挿すんですよね。もともとDIは先が硬いシャフトなので、やっても0.25インチまでにしたほうが良いでしょう。それ以上カットするとリシャフト前のオーバースペックと変わらなくなってしまいますよ。
あとはバットカットで長さ調整すれば良し。
シャフトカットの目的が何かでカット箇所が変わります。
長さ調整ならバット側をカット、シャフトの硬さをより硬いフィーリングにするならチップ側ということになりますが、2つの点に気をつける必要があります。
ひとつは、通常のカット長は0.5インチから1.5インチですが、クラブ総重量は7gから15gくらい軽くなるということです。クラブセッティングの流れも念頭に置いた方がよいです。
ふたつめは、バットカットしてもチップカットしても、カットしたならキックポイントが手元のほうにズレるということです。それが気にかかるなら鉛を貼って微調整する必要があります。
前回の質問の続きだとすると、ドライバーシャフトを3Wに流用するのにどのようにカットするべきかということですよね。ねじでシャフトを替えるタイプではなくて昔からの接着剤でくっつけるタイプでしょうか。
そのシャフトがどこまで先端(チップ)カットに耐えられるかにもよりますが、単純にチップカットをして希望の長さになるようにするのが一つの方法です。シャフトを抜く時に熱を加えられて痛んだ部分を切り取れるのもメリットです。
それで希望の硬さにならないことも考えられますので、チップカットとバットカットを両方してもいいです。そういうところがあるので実際問題難しい選択になります。自分でやる場合は失敗してもいいと割り切ってやるしかないでしょう。
私はドライバーからウエッジまで基本的にダイナミックゴールドR300を使っていますが、ウッド系は全部バットカットの位置は同じにして、クラブ全長に応じてチップカット量で調整しています。今のところこれで大きな問題はないようです。カーボンシャフトですともう少し制約が出てくるかもしれません。
シャフトカットは、一般的にバットカットですが、チップを切ると、しなる量が少なくなって若干硬くなります。
先調子であれ、元調子であれ、しなるポイントより先が短くなる訳ですから、ヘッドが動く量が減ります。
ヘッドの走りを抑えたい場合に有効な手段で、ドラと同じシャフトをフェアウェイウッドで使う場合など、選択するケースが多いです。
最近はFW専用シャフトが増えたので、昔より減りましたが・・。
ヘッドの走りを抑えた場合の効果は一長一短ですので、よく考えて選択なさってください。