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SG(ストローク ゲインド)

2019/2/6(水)19:58

ゴルフランキングの指標として
フェアウエイキープ率
パーオン率
平均パット数
などがありますが、
SGという指標が注目を浴びているようです。
SGは平均打数との差を見、+の場合稼いだ打数、
ーの場合どれだけ悪いのかで見ます。

1)SG:ティーtoグリーン
2)SG:パッテング
3)SG:トータル
があり、
1はティーショットから乗せるまでのSG
2はパット数のSG
3は1と2のトータルSGです。

1はさらに
(1)ティーショット
(2)アイアンショット(アプローチtheグリーン、
   ショートホールを含む30Y以上のショット)
(3)30Y以内のアプローチ(アラウンドtheグリーン)
に分解されます。

分かり易いのでSGのランクを示します。
フェニックスの前までのランクの様です。

      トータル  ティー アイアン ショートAP パット
ローズ      1位  44   30      8  18
ファウラー   14    7  103    178  10
松山      20   42    2     44 165 
1位     ローズ マキロイ  トーマス  トーマス 知らない人

松山選手はパットが課題だと分かります。
1)では1位トーマスに続き2位です。

主な選手のトータルでの順位です。
トーマス   3位
マキロイ  10
ジョンソン 16
スピース 130

今年のマスターズはマキロイが生涯グランドスラマーに
なるかも。
尚ウッズは直前のファーマーズからの参戦でランクに
載っていないようです。

松山選手のトータルのランクは以下2018、2017〜
13位、19、10、7、15
です(15位2014年初優勝年)。

ストローク、稼いだ打数についてはピンとこないので
どなたか解説できますでしょうか。
https://www.pgatour.com/stats/stat.02675.html
(クリックできなければこのURLでアクセス願います。)

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回答 4件

1〜4件/4件
  • 2019/2/18(月)09:49

    hrglssさんが書かれている「ゴルフデータ革命」と言う本が、確かにこのSGの元ですよね。
    数年前に出版されてます。
    私も読みましたが、それを読んで誤解をされてる方が多いので少し書きたいと思います。

    SGとは稼いだ打数の尺度のようなものですが、本の中身は
    一般的に「パットイズマネー」とか「ゴルフはアプローチとパッティングが大事」などと言われるが、データを分析するとそれ以上に“ティーショットやアイアンでスコアを損している”と言うモノです。

    それを読んだ人は、そのまま鵜呑みにし「ティーショットやアイアンが大事なんだ」「目から鱗だった」などと言い、フルショットばかり練習するようになります。

    実際にも冷静に考えれば分かりますが(簡単な話です)、スコア100レベルの人は上級者とパット数の差は多くて10打ほどで、それ以上にショット数の差が大きいです。
    OBするしダフったりトップするので、それらで損している数は多いです。
    アプローチもピンに寄らないだけで2倍も打ってません。
    なのでそれだけで比較すると、圧倒的にフルショットの差が大きいのです。

    しかし皆さん気付いてませんし分かってないのが、小さなアプローチを正確に打てないからフルショットも不安定でいつまで経ってもまともに打てないことです。

    つまりフルショットを上手くなりたくて(上級者との差を埋めたくて)練習しても変わらないってことです。
    そのためにアプローチの練習を沢山してスイングの基礎を作らない限り、永遠に差は埋まらない。
    データ革命の内容のまま変わらない。
    ってことなんです。

    ショートゲームが大事だと言う意味を履き違えている人は多いです。
    全てのスイングの基礎がそこにあるから大事なのであって、スコアメイクなどは後付けの話です。
    (スコアに寄与してくるのは相当基礎が出来上がって来てからの話ですし、そこから1打ずつ縮めていくのは至難の業です)

    しかし本当に分かってる人は少なくて、皆さんフルショットばかり練習してますし、アプローチ練習もやってるようでフルショットのついで(片手間程度)でスイングを作るためにはやってなくて、10〜30yを何となく打つのが目的で打ってるように見えますね。

    もちろんパッティング練習なんて殆どしてませんし、それもカップに入れるのが目的でストロークを作り上げる練習をしてるようには見えないです。
    なので全てが一過性で次につながらない練習で終わってるように見えます。

    友人たちを見ていて感じることです。

  • 2019/2/7(木)19:33

    400ヤードのティーショットからのプロの平均打数が4.0打です。
    ドライバーで300ヤード飛ばしてフェアウェイキープしたとします。
    残り100ヤードのフェアウェイにあることになりますが、ここからの平均打数は2.8です。
    4.0-2.8=1.2でこの1打は1.2打分の価値がある、つまりティーショットで0.2打稼いだことになります。
    同様にドライバーで300ヤード飛ばしたがバンカーだった場合、100ヤードのバンカーからの平均打数は3.2なので、この場合の1打の価値は4.0-3.2=0.8打となります。1打使ったのに0.8打分しか稼げていない、つまり-0.2打稼いだ(0.2打失った)ことになります。
    このように打つ前と打った後の平均打数からそのショットがどのくらい稼げたか、一打の重みを可視化する考え方です。
    ティーショットだけでなくパットまですべてについて求められます。
    ゴルフデータ革命という本が詳しいですが(上記の数値も引用させていただいています)、万人受けはしないと思います。数値や理屈が好きな方ならばという条件でおすすめです。

  • 2019/2/7(木)00:04

    ピンとこないのはSGの付け方でしょうか?
    例えば、350yパー4と450yパー4があるとします。どちらもパー4ですが,例えば選手が100人回ったら450yパー4の方が平均スコアが落ちます。これを数字にしたものがSGです。
    またこの100人のスコアを見て
    350yの方は平均的に3.5打
    450yの方は平均的に4.5打
    だったとすれば
    両方パーで上がった場合、そのプレーヤーは
    350yはSGが-0.5
    450yはSGが+0.5
    となり、合計0となります。
    単純にはこの数字を積み重ねたものがプレーヤーのSGとなるのですが、更にショット、アプローチ、パターと細分化して全プレーヤーの中でその人がどれくらいか数値化出来るので面白いですね。

  • 2019/2/6(水)21:56

    PGAでは、長い時間をかけて出場選手毎の各ホール毎のストローク数をその距離といっしょにデータとして蓄積してきました。そこで特定コースの個別ホールのグリーンまでの距離別のPGA 出場選手の平均ストローク、グリーン上ではカップまでの距離別の平均ストロークをもとに、当該プレーヤーがどれぐらい平均ストロークを上回ったか、下回ったかの数値をストロークゲイン(稼いだ打数として小数点以下第2位まで)といいます。すべてグリーンまでの、またはカップまでの距離別で比較します。今では各ホールの地点別でも比較できるようになりつつあります。単にグロスやバット数では測れない実力を分析する方法ですね。

    余情残心

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