選手とプロ
なぜ日本のゴルファーは選手だけでなくプロと呼ぶのですか?
例えば、石川遼選手とも呼ぶし石川遼プロとも呼ぶ。でも海外のゴルファーはみんな選手ですよね?例えばタイガーウッズ選手とは呼んでも、タイガーウッズプロという呼び方は聞いたことないです。
何か違いがあるのですか?
なぜ日本のゴルファーは選手だけでなくプロと呼ぶのですか?
例えば、石川遼選手とも呼ぶし石川遼プロとも呼ぶ。でも海外のゴルファーはみんな選手ですよね?例えばタイガーウッズ選手とは呼んでも、タイガーウッズプロという呼び方は聞いたことないです。
何か違いがあるのですか?
少しうがった見方になるかも知れませんが、日本の場合は、敬意もあるでしょうが、それ以上に、難関を突破した特別な方という特権意識もあるのかも知れませんね。
もちろん、周囲の方だけでなく、ご本人にも特別な意識をお持ちの方は多いと思います。
もしかしたら、弁護士や会計士、医師などの特別な国家資格をお持ちの方と共通するのかも知れません。
野球、サッカー、最近ではたくさんのプロスポーツがあるはずなのに、選手と呼んでもプロという言葉は他では聞きませんものね。
そうでした、似たような物がありました。
相撲です。
一般的には力士ですが、十両からは一人前の力士ということで関取と呼びますね。
違うスポーツですが、実業団でプレーしていた時はセミプロとか言われました。
選手は別にアマに対しても使いますよね。プロはプロに対して使うので日本ではある種の敬意をもって使われてるのかなと。
プロを語るのは、自己紹介的に自分を語る時に使うというのが欧米の習慣であるのに対して、日本では他者がその人がプロでもないのに、褒め言葉でプロと呼ぶケースが多いですね。欧米並みにプロのことを意識的に語れるのは、倉本昌弘会長くらいかもしれません。
選手はプレーヤー、なんのプレーヤーなのかはっきりしないのに対して、プロは、プロフェショナルゴルファーのように、何のスポーツなのか明確です。日本ではプロは特別な存在という意味合いが強いですが、欧米では限られた分野を得意としているけど、それ以外は皆と同じという距離感の違いも、プロやアマに対する見方の違いから来ているように思います。
余情残心
あくまで推測と個人的な意見ですが、
日本はプロテストがあって資格があるから(プロ宣言の方もいますが)、アメリカやヨーロッパはテスト(資格的な物)はなく、プロ宣言をしてプロの試合に選手として賞金稼ぎに来てるからではないですかね。