アームロックパターのメリット・デメリットは?おすすめのモデルはどれ?【2024年5月】
皆さんはアームロックパターを使ったことはありますか?
アームロックパターは、グリップを腕にくっつけて固定して打つ中尺パターなのですが、多くの人は一般的なパターを使用しているかと思います。しかし、パターイップスで悩んでいる人には向いているなどグッドポイントもあります。
この記事ではアームロックパターの特徴、メリット・デメリット、おすすめのモデルなどを紹介します。
アームロックパターとはアーム(腕)をロック(固定)する中尺パター(40インチ前後)です。
具体的にはグリップを左腕の肘あたりにくっつけて固定して打ちます。右手の握り方は人それぞれで、普通に握る人もいれば、クロスハンドに握る人もいます。
ツアープロでは、ブライソン・デシャンボー選手、ウィル・ザラトリス選手らがアームロックパターを使用しています。
アームロックパターのメリットを見ていきましょう。
グリップと左手を一体化させることによりストロークが安定します。右手は添えるだけで、左肩を軸にして動かせばナチュラルなストロークができます。
アームロックパターはまっすぐにしか引けないので、まっすぐにしか出せない(=まっすぐ引いて、まっすぐ出せるパター)ので、非常にシンプルなパッティングができます。
アームロックパターは手首が使えないため、パンチが入ったり、インパクトで緩んだりすることも減ります。
アームロックパターはパターイップスを抱えた人が、そのイップスを克服するために使うこともあります。
パターイップスになる人の特徴は手が動かなくなること。アームロックパターは手を動かす必要がないため、パターイップスを克服できる可能性があります。
アームロックパターのデメリットを見ていきましょう。
2015年までは(長尺)パターのグリップエンドを胸やお腹につけて固定して打つこと(アンカリング)が許されていましたが、2016年から禁止に。そこで、アームロックパターが誕生したのです。2024年現在では、左腕にグリップをくっつけて固定することは禁止になっていません。
アームロックパターは最初に手に取るパターではありません。試合を見ていてもアームロックパターを使用しているのはかなり少数で、大半は32〜34インチの一般的なパターを使っています。
ということからも、アームロックパターを使いたいとなってもお手本が少ないため基本は独学となり、色々と自分で研究して練習しなくてはなりません。練習時間をあまり取れない人はアームロックパターを使いこなせるようになるまで時間がかかるでしょう。
アームロックパターの種類は一般的なパターを比べると多くないですが、おすすめのモデルを紹介します。
ヘッドはアームロックスタイルのパターに合うようにサイズを大きく、かつ重量も重く設計されています。重量は約420gで、ソールウェイトには10gを2つ装備。フェースにはオデッセイのホワイト・ホットインサートを搭載。グリップには中尺用アームロックグリップ(約159g)を装着し、パター長さは39インチに仕上げられています。
ダブルワイド アームロック パターは、マイクロヒンジのボールの転がりの良さと、ホワイト・ホットのソフトでありながらソリッドな打感、打球音を同時に手にすることができるクラブで、長さは39インチです。
マット・クーチャー選手が愛用するワイドボディで、フレッド・カプルス選手が世界で通算100勝を挙げた時にも使用されたモデルでもあります。独自デザインのシャローフェースとワイドフランジの組み合わせにより、スムーズにストロークができます。ヘッド重量は400g、長さは35~40インチと調整できます。
ボールの真ん中に沿って一直線に伸びたホワイトラインは、狙ったカップへの軌道をトレースしやすくなる。中央のホワイトと下部のオレンジラインを被せ、オレンジが消える位置がライ角70度の設計。ラインがシングル構造のため、アークのあるスイングにも対応しています。
すっきりとした美しさ、伝統的な形状、心地よい打感、高級感を生み出すハイドロブラスト製法を採用した40インチのアームロックパターです。高圧の水を吹きつけて表面仕上げをすることで、耐久性と光沢感がアップしました。
購入して3ラウンドしました。あまりのやさしさにビックリしました。ロフトが5度なんであまりハンドファーストにせず使用しています。
もう少し短いとより良いのかもしれませんがヘッドが重くて体全体で打てるようになりました。グリップが劣化したら少し切ろうかと思います。
パターの打ち方がまるで変りますから変化を求める方には良いと思いました。
この記事ではアームロックパターの特徴、メリット・デメリット、おすすめのモデルを紹介しました。
使用者が少ないことから、アームロックパターはなかなか手にしにくいクラブかもしれませんが、パットにすごく悩んでいる人は一度試してみると良い結果になるかもしれません!