おすすめのブリヂストンドライバーは?特徴やテクノロジーを解説
ブリヂストンといえばタイヤが最も有名ですが、創業から1年後の1932年にはすでにゴルフボールの研究、開発に着手し、1934年に製造を開始、1935年にブリヂストンスーパーという国産ボール第1号が誕生しました。
その後はボールのみならずゴルフクラブなど色々なギアを生み出し、タイガー・ウッズ選手、宮里藍選手などと契約を結びました。この記事ではそんなブリヂストンのドライバーを紹介します。
ブリヂストンはタイヤメーカーとして路面とタイヤの僅かな接点に最高の技術を注ぎ込むことで、接地を極めるというこだわりはゴルフクラブにも継承されており、ゴルフで言うところの接点はインパクトのことです。
インパクト時にボールが大きく潰れるとスピン量を減らすことができ、曲がりの度合いを小さくすることも可能。かといって潰れて過ぎてしまっては反発性能が落ちる。この微妙なところをブリヂストンは日々研究しており、ドライバーにも適用しているのです。
現在のブリヂストンのドライバーはBシリーズがメイン。飛距離重視のモデルもあればコントロール重視のモデルもあり、アベレージゴルファーからツアープロまで使用できるよう、それぞれに合ったデザインが施されています。
ブリヂストンのBシリーズドライバーにはスリップレスバイトミーリング、サスペンションコアというテクノロジーが共通で採用されています。
インパクト時の食いつきを高め、フェースの滑りを抑えるというテクノロジーです。フェース面をレーザーでクロスハッチングすることにより、密度を上げて食いつきをアップさせ、ボールの滑りを極限まで減らして、理想的なスピン量で飛ばすことができます。
ドライバーはロフトが立っているゴルフクラブで、ロフトが立っているとスピンをかけるパワーと、そのスピンを抑えようとするパワーの両方が働くのですが、ミーリングによって抑えるパワーが増大し、スピンが減少。その結果、ドライバーでは低スピンでボールが飛んで行ってくれます。
ポリマーを内部に入れたチタン製のサスペンションコアを搭載することで、トゥとヒールの反発性能が上がるほか、許容性がアップし、飛距離ロスを軽減するという効果があります。
ブリヂストンドライバーの特徴やテクノロジーが分かったところで、おすすめのブリヂストン(Bシリーズ)ドライバーを見ていきましょう。
B1ST ドライバーは強弾道と操作性を追求したモデル。6パターンの弾道チューンができる可変ウェイトを搭載したほか、プロや上級者の感覚にマッチする新構造「スパインスタビライザー」がクラウンのたわみを抑え、強弾道に繋げてくれます。
B2HT ドライバーはB2ドライバー、JGRドライバーを継承した、高弾道とつかまりを追求したモデル。今作から新搭載した可変ウェイトにより、2パターンの弾道コントロールが可能に。また、同モデル独自設計のフィクションレイヤーにより、たわみやすさを追求し、高弾道化を実現させています。
B3MAX ドライバーは許容性のあるモデルですが、ロフト角の9.5度と10.5度でデザインが異なり、9.5度は重心を前に移動させた低スピン設計、10.5度はブリヂストンゴルフで最大の慣性モーメントを持つ直進性が高い設計になっています。
B3MAX D ドライバー(10.5度)はB3MAX ドライバーより捕まりやすいモデルです。とにかく捕まえて飛ばしたい人や、スライスに悩んでいる人は、このB3MAX D ドライバーがサポートしていることでしょう。
B-Limited B1LS ドライバーはプロモデルとして前作から更に強弾道を追求した低スピン・高初速設計に。宮里優作選手は「スピン量が増えないので安心して振っていける。つかまりも良くドローが打ちやすい」、長野泰雅選手は「キャリーが伸び飛距離も10ヤードは伸びました。横ブレが少なく大きく曲がる事もなくなった」とコメントしています。
ブリヂストンはゴルフボールからスタートし、今ではドライバーからウェッジまでなど様々なゴルフギアを展開しています。
タイヤメーカーとして培った技術が詰まったブリヂストンのドライバーには、スリップレスバイトミーリングやサスペンションコアといった技術が搭載されていることが、この記事を通して分かったかと思います。
そんなブリヂストンのドライバーをぜひ店舗などで試してみて下さい。