おすすめのブリヂストンドライバーは?特徴やテクノロジーを解説【2024年5月】
ブリヂストンといえばタイヤが最も有名ですが、創業から1年後の1932年にはすでにゴルフボールの研究、開発に着手し、1934年に製造を開始、1935年にブリヂストンスーパーという国産ボール第1号が誕生しました。
その後はボールのみならずゴルフクラブなど色々なギアを生み出し、タイガー・ウッズ選手、宮里藍選手などと契約を結びました。この記事ではそんなブリヂストンのドライバーを紹介します。
ブリヂストンはタイヤメーカーとして路面とタイヤの僅かな接点に最高の技術を注ぎ込むことで、接地を極めるというこだわりはゴルフクラブにも継承されており、ゴルフで言うところの接点はインパクトのことです。
インパクト時にボールが大きく潰れるとスピン量を減らすことができ、曲がりの度合いを小さくすることも可能。かといって潰れて過ぎてしまっては反発性能が落ちる。この微妙なところをブリヂストンは日々研究しており、ドライバーにも適用しているのです。
現在のブリヂストンのドライバーはBシリーズがメイン。飛距離重視のモデルもあればコントロール重視のモデルもあり、アベレージゴルファーからツアープロまで使用できるよう、それぞれに合ったデザインが施されています。
ブリヂストンのBシリーズドライバーにはスリップレスバイトミーリング、サスペンションコアというテクノロジーが共通で採用されています。
インパクト時の食いつきを高め、フェースの滑りを抑えるというテクノロジーです。フェース面をレーザーでクロスハッチングすることにより、密度を上げて食いつきをアップさせ、ボールの滑りを極限まで減らして、理想的なスピン量で飛ばすことができます。
ドライバーはロフトが立っているゴルフクラブで、ロフトが立っているとスピンをかけるパワーと、そのスピンを抑えようとするパワーの両方が働くのですが、ミーリングによって抑えるパワーが増大し、スピンが減少。その結果、ドライバーでは低スピンでボールが飛んで行ってくれます。
ポリマーを内部に入れたチタン製のサスペンションコアを搭載することで、トゥとヒールの反発性能が上がるほか、許容性がアップし、飛距離ロスを軽減するという効果があります。
ブリヂストンドライバーの特徴やテクノロジーが分かったところで、おすすめのブリヂストン(Bシリーズ)ドライバーを見ていきましょう。
B1ST ドライバーは強弾道と操作性を追求したモデル。6パターンの弾道チューンができる可変ウェイトを搭載したほか、プロや上級者の感覚にマッチする新構造「スパインスタビライザー」がクラウンのたわみを抑え、強弾道に繋げてくれます。
びっくりしました!
こんな名器!?があったなんて!
って大声で言いたくなる名器誕生です。
たまたま中古でVENTUS TR LED 60Sがメーカーカスタムで挿してある物を購入しました。
本当はシャフトだけ欲しくて購入しましたが、Qi10よりもQi10LSよりも飛距離が15~20ヤード飛んでフェードが打ちやすい!そんなドライバーです。
後方のウェイトを外して堀川未来夢YouTubeを参考に、センターソールの所にウェイトと同じ鉛を6g貼り打ってみるとヤバいです!
270~280ヤードは飛んでます!
しかも曲がりづらいと来てるからQi10LSを買うのをやめました笑
Aiスモークトリプルダイヤモンドも購入しましたが捕まらなかったので手放しました。
国産ブランドは毛嫌いしてましたがBSさん頑張ってます!こんな名器をありがとうございます。
Qi10LS、Aiスモークトリプルダイヤモンド飛ぶんだけど捕まらないんだよなーって思ってる方是非試してみてください。
B2HT ドライバーはB2ドライバー、JGRドライバーを継承した、高弾道とつかまりを追求したモデル。今作から新搭載した可変ウェイトにより、2パターンの弾道コントロールが可能に。また、同モデル独自設計のフィクションレイヤーにより、たわみやすさを追求し、高弾道化を実現させています。
早速B1、B2ともに試打してみました。B1はかなりのロースピンでB2もそれなりのロースピンです。打感はB1はやや高く、打音もやや高めな感じで、B2の方が打感は柔らかく、打音もあまり高くなく好みでした。初速はどちらも早く、球の上りはB1の9.5は球があまり上がらず飛距離も出ませんでした。B2はしっかり球が上がり、ヘッドスピート40~41程度の私でもしっかり飛距離もでる状況でした。私的にはB1は完全にアスリート向けなのかな?って感じでした。捕まりもB2の方がはるかに捕まえやすく、ただJGRの様に捕まり過ぎる感じは無いように感じました。一般ユーザーの多くの人にはB2が合うような感じはします。飛距離性能はかなり高くB2の9.5度でヘッドスピート41程度の私でも240以上計測していますので非常に高いのではないかと思います。
B3MAX ドライバーは許容性のあるモデルですが、ロフト角の9.5度と10.5度でデザインが異なり、9.5度は重心を前に移動させた低スピン設計、10.5度はブリヂストンゴルフで最大の慣性モーメントを持つ直進性が高い設計になっています。
SIM2MAXから買替えです。ブリヂストンのゴルファーズドックで計測した結果m打感、振り抜き感が良くトラックマンの計測ではSIM2MAXより飛距離が15ヤードほど伸びました。シャフトは40g台は軽すぎたので、使っていたSpeederNXにしたらピッタリでした。
B3MAX D ドライバー(10.5度)はB3MAX ドライバーより捕まりやすいモデルです。とにかく捕まえて飛ばしたい人や、スライスに悩んでいる人は、このB3MAX D ドライバーがサポートしていることでしょう。
B-Limited B1LS ドライバーはプロモデルとして前作から更に強弾道を追求した低スピン・高初速設計に。宮里優作選手は「スピン量が増えないので安心して振っていける。つかまりも良くドローが打ちやすい」、長野泰雅選手は「キャリーが伸び飛距離も10ヤードは伸びました。横ブレが少なく大きく曲がる事もなくなった」とコメントしています。
前作のB-LimitedB1からの買い替えです。
大まかに前作との違いを挙げながらレビューをしたいと思います。
飛距離
吹け上がりが改善されて棒球で飛び、飛距離がアップしました。
弾道
吹けるのが悩みの人には最高ですが、そうでない人には非常に上がりにくいヘッドです。知人にも何人か打ってもらいましたが、ヘッドスピードのある人でも上がらない場合がありました。
構えやすさ
前作からシルエットはほぼ同じなので構えやすいです。
打感
これに関しては前作の方が良かったかなぁと。
前作はバシッというあまり響かない音でしたが、今作はクラウンにあるフレームの影響か、カーンという金属バットのような音が響きます。好みによるとは思いますが。
操作性
シャフトによるところが大きいかなと思いますが、逆にシャフトの性格次第で打ち分けることができるくらいにはニュートラルなヘッドだと思います。
思ったほどつかまりにくさはないです。
安定感で言えば前作よりすこし過敏になったかなと。
総評
前作比で飛距離特化型になったかなと思います。
より低スピン低弾道になり、スピン過多で飛距離を損していて且つ掴まりはある程度欲しいという、割と限定的な層向けになっていますが、そこにハマればちゃんと見返りがあると思えるドライバーです。
ブリヂストンはゴルフボールからスタートし、今ではドライバーからウェッジまでなど様々なゴルフギアを展開しています。
タイヤメーカーとして培った技術が詰まったブリヂストンのドライバーには、スリップレスバイトミーリングやサスペンションコアといった技術が搭載されていることが、この記事を通して分かったかと思います。
そんなブリヂストンのドライバーをぜひ店舗などで試してみて下さい。