おすすめのスライスしにくいドライバーはある?選び方はどうする?【2024年5月】
ドライバーのミスで多いのがスライス。誰もがスライスのスピン量を軽減させたい、できればドローを打ってみたいと思っていることでしょう。
もちろんスイングを見直すことも大事ですが、ドライバーを見直すことでスライスが軽減されることもあります。
この記事ではドライバーでスライスが出る原因、スライスしないドライバーの選び方、そしてスライスが出にくいドライバーを紹介します。
ドライバーでスライスする原因は、インパクトの時にフェースが開いているからです。軌道がアウトサイドインになっているとボールは右に出ます。
また、仮に軌道がインサイドアウトだとしてもフェースが開いていれば、これまたボールは右に飛んで行きます。
ターゲットより左に球が出てスライスする分には、まだ打てる場所に残る確率が高いので許容範囲です。しかし、最初から右に出て、そこから更に右に曲がると隣のホールやOBになる確率が高くなるので注意が必要です。
スライスを直すにはもちろんスイングを見直すことも大事ですが、スライスを抑えてくれるようなドライバー、俗に言う「捕まる」ドライバーを選ぶことも重要です。
スライスしないドライバーの選び方を見ていきましょう。
捕まりやすいように最初からフェース角や重心角が調整されたドライバーがあります。各メーカーによって表記は違いますが、一般的には「MAX」「D(DRAW)」と命名されている場合が多いです。
この捕まりやすいドライバーは、ドローバイアスとも言いますが、必ずドローが打てるわけではないので注意が必要です(あくまでもスライスのサイドスピン量を減らすだけ)。ただ、練習を積み重ねれば自然とドローを打つことができるため、飛距離アップに繋がることは間違いありません。
ドライバーの中にはウェイトの位置を上下左右に変更できたり、ウェイト自体を交換できるモデルがあります。特にウェイトをヒール側に設定すると捕まりがマックスになり、スライスが抑えられます。もし、ウェイト調整機能が無ければヒール側に鉛を貼るという手もあります。
フェース角が大きいドライバー(つまり上から見た時に被っている、フェース面が左を向いている)はスライスを抑える効果があります。最初からクローズであれば、インパクト時に少し開いたとしてもスクエアに当たってくれる可能性があります。
ドライバーは9度、10.5度が主流ですが、調整して11度や12度にして打つとスライスが抑えられます。その理由は、ゴルフクラブはロフト角が上がれば上がるほど左に飛びやすいからです(ショートアイアンでスライスを打つのは難しく、引っかけのミスが多い)。
ドライバーは飛ばすクラブなので9度や10.5度を使いたくなりますが、スライスをしたら飛距離ロスになるため、ロフト角を大きくしてスライスを減らす方が良いでしょう。
スライスが出にくく、捕まりの良いドライバーを見ていきましょう。
「10K」は慣性モーメント(MOI)が1万を超えたという意味を表しており、思い切り吹っ飛ばせるドライバーです。
このMOIが低いとヘッドがブレてしまうのですが、MOIが高いとミスヒットをしても飛距離が落ちないで飛んでくれるという効果があります。
簡単なクラブは、勇気を醸成してくれる。
ゴルフ5での試打で、今期の各社新作をすべて打ちましたが、とにかくまっすぐ同じような弾道しか出ないので、初めてPINGを新品で購入しました。
構えた感じ、大きく感じませんでした。
逆にミニドライバーを43インチくらいで使っているような雰囲気で安心感があり、座りもよく、この後何か恐ろしいこと(笑)が起きる不安はないです。
これが大事。
ヘッドが重いからなのかトップでのフェースのブレはなく、そのままスムーズに振り下ろせば、ボールに当たります。
いままで、車も操作感を重視して86のMTですが、ゴルフでも同じようにコンパクトヘッドでヘッドの挙動を感じながら、手元でコントロールしながら打ちたい方でした。
しかしG430MAX10Kは、90年代の三菱GTOのように、とにかくアクセルを踏めばそのまま安定してまっすぐ走るような感じ。
構えた方にそのまま、まっすぐボールが飛んでいく。
まっすぐ飛ぶなんてこんな難しいことが、ドライバーを変えただけで実現するなんて、驚きの一言です。
エピックSPEEDトリプルダイヤ+TOUR AD DI HM 5Sが現エースですが、インドア練習場でのトラックマンのデータでも、飛距離は変わらず、球の収束具合も右左10YDは収まっていました。
スピン量も2000前後で、大きくミスした時も3000を超えることはほとんどありません。
一番大きかったのが、ミスショットの際のインパクトでのヘッド挙動です。
テーラーのQi10MAXのPR動画で芯を外した時にヘッドが揺れる映像がありますが、まさにあれが自分の手元で起きているが感じられます。
変なインパクトをしても、ヘッドがそのままで何も起きない。
高MOIというのはこれほどまでのものか!
で、翌日すぐに研修競技で実践投入。
とにかくまっすぐ低い球がでて、ミスが出た時も左右のブレはトラックマンデータ同様。
10Mのマンアゲの強風でも、ものともせずにまっすぐ。
メンタルミスもありスコアは散々でしたが、終始ドライバーだけは安定していて、ホールアウト後に、ティショットが怖くなく早く打ちたいと感じたのは、初めてかもしれません。
シャフトはピンツアー2.0ブラック 65S
試打時はピンツアー2.0クロームでしたが、大好きなベンタスブラックに似ているとの情報から打ったこともないピンツアー2.0ブラック 65Sを購入。
これがまさに言葉の通りで、癖のない何もしてくれないシャフトです。
ただの棒が、一番いいです。
純正がこれほどのレベルならば、カスタム不要と感じました。
多分、ヘッド資産とともにシャフト資産も断捨離することになっていくでしょう。
ちなみに200gのヘッドに、60g台のシャフトで45.25インチなのに全体重要309gでD2バランス。
カウンターバランスが効いているシャフトなのでしょう。
とはいえButtの太さも普通なので、とても不思議なシャフトです。
DI5Sの振動数257cpmよりもしっかりしているので、270前後出てる感じです。
さて、長くなりましたが、、、、、
何も起きないから、何も起こさないようにしなくてはいけないので、スイング中にミスが起きそうだな?と感じた時に、手元で何か調整せずに、そのまま振り切る技術と勇気がいるのかもしれません。
そんな勇気を醸成してくれるのが、このドライバーです。
簡単という定義は、一人一人違って一つではありませんね。
長く使いたいです。
世界中から集めた25万のスイングデータをインプットしたことで、スイング軌道やインパクトロフトを活用できる「Aiスマートフェース」が採用されているドライバーです。
標準モデルのパラダイム Ai スモーク MAX ドライバーは、打点エリアをやや大きめに設定して開発されており、色々なレベル、スイングスピードのゴルファーに幅広く対応できるようになっています。
一発の飛びはありませんが、安定して高弾道でぶっ飛びます。曲がりにくいので、とても助けられています。一言で言うと、楽なぶっ飛びドライバー。
真っ直ぐかほんのり捕まる弾道、Qi10より捕まる感があります。
「やさしさの新世界基準」をモットーに、高い慣性モーメントによって寛容性の高さを実現したドライバーです。
余剰重量をヘッド前方と後方に配置することで、Qi10シリーズの中で唯一、慣性モーメントが1万を超えており、とにかく真っすぐぶっ飛ばしたい人におすすめです。
自信が好きなコリンモリカワ選手が使っていると言うことから前々から気になっていたモデルを早速試打解禁でメーカーフィッティング。
確かにね…ヘッドデカい笑
でもバーナーも好きで使用していた身としては何だか少し前のテーラーメイドの懐かしい感じもする。
カスタムでセッティングする事のみで考えていたので自前の青ベン、UBを持っていき打ってみる!
こりゃ確かに曲がらんね^^;曲げようとする方が難しい寄りの奴ね!
ベッドは多少重めの分類となると思うが重めのヘッドを重さに任せてハンマーの様に振る方がイメージしやすいタイプなので良き!!
手持ちのシャフトだと悪くは無いが慣性モーメントに負けてしまうような感じがして1度試しにと久しぶりに赤ベンTRを試してみるとアレ(A.R.E.)何故だ?むっちゃパワーフェードが打ちやすい^^;
普段使用の無印ステルスは青ベンでフェードが打ちやすいから、このQi10でこの組み合わせはど引っ掛けしか出ないんでないのと思いきや…(;^_^)アレレレ思ったのと全然違う結果が出てしまいその後も何発打っても同じ弾道、着弾位置。トータル260ヤード強で前後左右で何方も10yard程の中に収まる!!逆球が1球も出ない安心感は尊い(◜¬◝ )
かえって大慣性モーメントのヘッドには赤ベンTRやCQ等の次世代先中のシャフトが合うような気がしますね。
かと言ってドローもうちに行けば軽いドローでちゃんと打っていけるのは良いねぇ。
一撃があるクラブでは無いけど安定性がエグい笑
元々人より抑えて打っても飛ぶ人間としては飛距離は自分でどうにでもなるとなればねぇ、こんだけ安定性が有るとなれば、ここまで結果出てしまうともう決まりですね。
メーカーの方も仰っていた通りなのかなぁ。
毛嫌いせずハードヒッターの方にこそ、是非1度打ってもらいたいんですと。コリンが選ぶくらいですからねぇ。そりゃあそうだ。
私の場合選択のシャフトのカラーリングは何か赤ベンTR使うなら前作の方が合うでしょうけどね^^;構えた際のクラウンは真っ黒だからソールとフェースの青とは合わないけどそこはご愛嬌。
テーラーメイドアップチャージの金額も下がったことでベンタスも選びやすくなりましたね(^^)
ドライバー元々得意分野ですがこれだけミスが無いドライバーは楽ちんすぎます。
早く実戦投入したい。納品されるのが待ち遠しいです。
好き嫌いしないで1度打ってみるといいと思いますね。シャフトも普段打たない組み合わせ発見もあると思いますよ。
Dはドロー(DRAW)を表しており、より捕まりやすいドライバーです。ヒール下部やトウ上部に当たっても、最新技術によりストレートに大きく飛ぶ弾道にしてくれるので、初心者におすすめです。
パラダイムトラプルダイヤからの買い替えです。腰の痛みもありトリプルダイヤがしんどくなり買い替えしました。以前MAXを試打した際に、腕のせいもありますがほぼスライス気味。前作のXを購入しようとしたのですが、下取り値引きが良かったので、Dを購入。純正のシャフトは細いので、手前のアッタスキング5sxを指して使ってます。純正シャフトは冬用でSRにし、違和感あればグリップ交換かと。
弾道は高く、ほぼ曲がらずいい感じのドローに。ちょっと上がりすぎの気もしますが…捕まるとはいえチーピンは出ませんので、そんなに左は怖がらなくても大丈夫かと。
トラプルダイヤの一発のような飛距離は望めませんが、芯を外してもそれほど飛距離も落ちず、ファーみたいなボールは出ません。MAXが合わない方はDがオススメです。安定して飛ばせるいいドライバーだと思います。
打点位置によるインパクトを徹底的に「科学」したことで生み出されたドライバー。センターからオフセンターショット時のたわみを大きなものとした、高初速エリア拡大のためのテクノロジーが採用されています。
また、空力効果によるダウンスイング前半のヘッドのブレ抑制、インパクト時のフェース角、打点を安定させているという特徴もあります。
以前使っていたドライバーがゼクシオ8レディースRシャフトだったため、メンズのRを試打しました。シャフトの長さが短くなったことで打ちやすい。重さも現在使用しているものとほぼほぼ同じなので振ったときの違和感なし。そして特筆すべきはインパクまでのダウンスイングが「決まる」。ゼクシオ12ではそう感じなかったアクティブウィングでそうなることを実感。どこに当たっても飛ぶ。初心者にお勧めするギア。成功体験を積み重ねていける素晴らしいドライバーだと思います。
B3MAXシリーズの中でも最もドローバイアスが強いドライバーです。
B3MAX独自設計のカーボンモノコックボディが余剰重量を生み出し、最大40g超のウェイトを最適な場所に配置したことで許容性が上がりました(ウェイトは外部がアルミ製、内部がタングステン製)。
ST-X 230は、X軸方向つまりヒール側にウェイトを置きつつも、トゥ側に多くのカーボンを配置することでヘッドを返しやすいドローバイアス設計になっています。
また、ミズノ独自のコアテックチャンバーや、フェースに高初速素材フォージドβチタンを採用したことで、強弾道のドライバーショットを打つことができます。
かなりアリです
シャフトさえきちんとフィッティングすればかなりいい数字が期待できます
外ブラと比較してもこちらの方が全然いい数字が出ました
実戦でも飛距離は7〜10y、OBも激減しました
食わず嫌いせず一度データとったみたらわかると思います。
スイング改造をしてスライスが直れば一番良いですが、時間が足りない人は上記を参考にドライバーを見直してみましょう。
また、新たなドライバーを購入しなくても、鉛を貼るだけでも変わってくるので、ぜひ試してみて下さい!
(写真:Getty Images)