メーカーによるドライバーヘッドの左右慣性モーメント値の情報公開について
最近、ダークスピードMAXのドライバーを買いました。ヘッドが軽かったので、非純正の12gのウェイトを8gの純正に替えて使用中です。USモデルを買えばバックウェイトは8gじゃなくて12gだったのを後から知り多少後悔しています。非純正にしたのは、コブラ純正のウェイトは、例えば、フェアウェイゴルフUSAでは4種セットで100ドルなので、ほしくないウェイトまで買う気にならなかったことや、12g装着でUSモデルはR&Aに適合クラブとして認証されているからでもあります。もっとも、私の場合は、競技ゴルフで36ホールマッチには耐えられない左膝の状態なので、昨年競技ゴルフは引退しましたが。
さて、余談が長すぎました。用具規則の左右MOI規制、5,900g・㎤+計測誤差100g・㎤の後段に次のような記述がありました。
「ドライバーに追加的な重量を加える場合(例え ば、鉛テープ)、プレーヤーはそのクラブが依然としてMOIの制限範囲 内となるようにしておかなければなりません。ゴルファーのその判断を 支援するために、R&AとUSGAはドライバーヘッドが裁定のために提出 され、MOIが制限値に近いと計測された場合、製造業者によって提供さ れる重り以外のいかなる追加的な重量(鉛テープを含み)をもそのモデ ルに加えることは、そのクラブを不適合とする可能性が高いので、認め られないことを消費者に対して告げるように製造業者に奨励するという 方針を立てました。さらに、製造業者はその宣伝文句にも注意しなけれ ばならず、その製品がMOIの制限値を超えているという広告をしてはな りません。」 この文章を読んで、10K競争をしている2機種のホームページ上のコメントを探すと、上下左右合計テで10Kと言っているだけ。左右慣性モーメント値の記載は一切なし。使用上の注意にはこんな記載があるだけでした。
G430MAX10K…(使用上の注意3として)ヘッド、シャフト、その他パーツ類に調整や改造を加えないでください。
Qi10MAX…(i)バックウェイトおよびフロントTSSウェイトは着脱不可となっています。
ここまで規制が進んでいるなら、左右の慣性モーメント値を情報公開してもよいように思いますが、皆様はどう思われますか。私個人は、両モデルとも試打して結果は全く芳しくなく、ダークスピードMAXとどうデータが違うのか、重心ハンドブックで見比べていますが、答えはまだ出ていません。
質問者 アルシビストさんからの追加コメント
重心ハンドブックで左右MOIは丸裸になりました。ただ、重心ハンドブックの分析項目の相関がよくわからなかったのですが、ゴルフクラシックのyoutube で、重心ハンドブックのデータ分析をしているジューシーの松吉さんのコメントで、よくわかりました。それにしても、版元の日本文化出版では、バレーボールやバスケットボールは毎月発刊なのに、ゴルフクラシックは、付録の、この重心ハンドブックが出る時のみなんですね。マイキャディのメンバーでゴルフを盛り上げたいですね。