MODUS3の優位性
いつも御世話になっています。
先日某量販店でZ745のMODUS3 120Sの全番手の重量を測定してもらったら5〜9gの重量差でした。
一方DG DST S200の方は5〜10gの重量差。重量差だけをみると大差ないようですが…。
MODUS3に品質面での優位性は本当にあるのでしょうか?
いつも御世話になっています。
先日某量販店でZ745のMODUS3 120Sの全番手の重量を測定してもらったら5〜9gの重量差でした。
一方DG DST S200の方は5〜10gの重量差。重量差だけをみると大差ないようですが…。
MODUS3に品質面での優位性は本当にあるのでしょうか?
モーダスは、方向性重視のスチールシャフトとして、重量管理を最初にやったメーカーだということ、次にスチールの厚みを変化させ、先端を硬くしたり、手元を薄くする工法を採用しています。老舗はトゥルーテンパー社だが、すべて後追いで、イシューで遅ればせながら重量管理を始め、CPTなどで、ウェイト配分を変更したりするようになりました。
ヘッド重量を管理して生産販売しているメーカーのものと組み合わせると、工房もオーダーに応えやすいということです。量産メーカーではどうかと思います。一番誤差が大きいのはヘッド、メーカー純正グリップは、総じて40g代半ばくらいの軽めのものなので、その分重量誤差は小さいと言えるけど、バランスはどうにもならない。振動数に至ってはさらにどうにもならない。精度を求めればコスト高、これはゴルフクラブに限ったことではないですね。参考まで。
ショップで完成品として販売されているアイアンセットは、
5番か7番アイアンをカタログ表記通りの重量、そしてバランスに合わせることが、
メーカーとしてとても重要なこととなります。
その他の番手はバランス調整の為、
パーツ毎の重量差によって多少重量フローにばらつきが出るでしょうね。
で、モーダスの優位性は、
シャフト自体の反りや曲がりが国外ブランドのスチールシャフトに比べて
圧倒的に少ないという点だと、私は工房の方から聞いています。
組み上げてある製品は鉛などで重量を調整してますので基本的にはどのアイアンとシャフトの組み合わせでもそうなります。
各社の謳い文句などはあまり信用しないほうがいいと思います。
熟練の工房できちんと重量管理されたヘッド、シャフト、グリップまで揃えない限りは、ですが。
もしかして組立済みの各番手を測って番手間の重量差が5〜9gと言われているのでしょうか?
グリップひとつ取っても、ツアーベルベットでも±2gくらいの交差がありますので、シャフト単体それもノーカットの状態で比較しないと全く意味がありません。