ライ角の謎
ごく普通のアイアンは5番で38インチライ角61度くらいが標準のようです。1番手につき0.5インチでライ角も0.5度ずつフローしています。3番ウッドは43インチほどの長さでライ角は57-58度が標準、ドライバーは45-45.5インチでライ角は58-59度くらい。
もし0.5インチにつき0.5度のフローが適切なのであれば、5番38インチ61度を基準としたら43インチの3Wは56度、45インチの1Wは54度になるべきでしょう。トウダウンが多そうなカーボンシャフトのウッドですとさらにアップライトが強調されそうです。
そして58度のドライバーを基準とすると、5番アイアンは7インチ短いのでプラス7度、65度という超アップライトでいいことになります。PINGだと最高にアップライトなマルーンドットがぴったりです。
発想を変えて3Wと5Iの関係から5インチ3-4度の差を割り算すると、0.5インチにつき0.3-0.4度のフローにした方がよさそうです。それでもドライバーと3Wのライ角がほとんど変わらないのは気になりますが、これは捕まらないドライバーを2度ほどアップライトにして捕まりをよくしたと考えることはできます(効果のほどは置いといて)。
このように考えてみるとわけがわからなくなります。ライ角の1度や2度くらい気にするなということならわかるのですが、そうでもないでしょう。もしくはアップライトなウッドだけ余分にトウを浮かせて構えてフラットに振るのが標準なのでしょうか。あとウッド系はトウダウンが多めでしょうからあまりアップライトにしない方がいいようにも思えます。
このあたり皆様はどのようにお考えでしょうか。