中空とキャビティの飛距離
ゴルフクラブ(アイアン)で、もし同じヘッドで同ロフト・同シャフト・同スイング(HS)の場合、「中空」と「キャビティ」だとどちらが飛びますか? それとも飛ぶ距離に変化はないのでしょうか?
※打ち手はもちろん同じ人の場合です。
条件が全く同じ場合と仮定すれば、飛び系と言われる中空はやはり飛ぶのでしょうか?
ゴルフクラブ(アイアン)で、もし同じヘッドで同ロフト・同シャフト・同スイング(HS)の場合、「中空」と「キャビティ」だとどちらが飛びますか? それとも飛ぶ距離に変化はないのでしょうか?
※打ち手はもちろん同じ人の場合です。
条件が全く同じ場合と仮定すれば、飛び系と言われる中空はやはり飛ぶのでしょうか?
回答済みですが追記として。
多くの方の質問が、その背景などを書かれずに質問そのものだけズバリ書かれるので、コメントする側の解釈で色々な方向に分散し、結果的に質問者さんの意図に合わない回答になる可能性があるように感じますね。
最初から中空で140y、キャビティで120yと書かれていればまた違った回答があったように感じました。
それにしても20yの違いは大きすぎるように感じますね。
何か他の要因が大きいように思えます。
「飛び系と言われる」と書かれていますが、中空全体を飛び系と言われているのか、飛び系と言われる中空なのか2つの意味に解釈できますが。
中空が飛ぶと思われる印象があるのは、恐らく現在の中空アイアンの多くがストロングロフトだからと思いますね。
ただそれだけの理由に感じます。
「飛ぶ」と銘打って購買欲をそそる。
キャビティでも同じロフト構成ならほとんど変わりない気がします。(長さや重量など同じなら)
ちなみに私は中空アイアンの生みの親「竹林さん」作のフォーティーンHI−969を15年以上前に使っていましたが(今も大事に持ってます)、7番で34度で特別飛ぶ印象は無かったです。
今の飛び系7番は28度とかですので2番手飛ぶのは当たり前ですが、それを飛ぶと言うのは間違いと個人的には思いますね。
キャビティと中空で同一条件だとオフセンターヒットとかミスヒットの時に違いが出るだけで単純な飛距離は変わらないのではないでしょうか?
気持ち的に中空の方が飛ぶような気はしますね。
クラブの重量はどうなるのでしょうか。同じですか。クラブ長も同じですか。どちらも運動量保存の法則の重要な要素です。クラブ重量は質量(m)にクラブ長は速度(V)に大きく関わります。
質量(m)×速度(V)=運動量mvとして、質問者様の運動量が一定とすると、キャビティだろうと中空だろうと、運動量は同じだから、ボールの質量(m’)に変換されるだけです。無論、摩擦や空気抵抗抜きの前提ですが。
余情残心
ヘッドが同一という時点で、同一形状・容量だとしたら重量から何からわかってしまうので、そもそも比較ができません。
しかしそれでは回答にならないので、単純に考えて見るにはドライバーがわかりやすいかなと思います。
ドライバーは当然ですが中空ヘッドです。
同一ロフトのキャビディドライバを作ったとしてどっちが飛ぶと思いますか?なんとなく中空ドライバーの方が弾いて飛ぶ感じがしませんか?
中空アイアンは中身がくり抜かれていることでフェース面で弾く効果を得られるため、初速が高まりやすくなります。その上でくり抜かれてた中身の分だけ他の場所に重量を配分できるので、結果として低重心化や深重心化で寛容性を高めることが出来ます。
こういった技術を駆使しているから、中空は飛んで曲がらないという特徴を持っていますし、ロフトを立てても上がりやすく作れるので、更に飛ばせる方向に特性を振ることができるようになっています。(当然寛容性に振る方法もあります)