マレットパターの特徴やネオマレットとの違い|選び方やおすすめモデルは?【2024年5月】
パターにはマレット型とネオマレット型という形があります。似ている部分もありますが、大きく違う部分もあるため、それぞれの特徴を把握してから選ぶ必要があります。この記事ではマレット型パターとネオマレット型パターの特徴や違い、おすすめのマレット型パターを紹介します。
マレット型パターは、カマボコに似たヘッドの形状なのでカマボコ型パターと呼ばれることもあります。
重心がフェースの裏面にあり、ストローク時の左右のズレを抑えられることから、真っすぐ引いて真っすぐ打つストロークに向いています。
また、ヘッドに重量感があるためボールをストレートに転がしやすくなる点も特徴です。
マレット型の後に誕生したのがネオマレット型パターです。
マレット型はカマボコみたいな形をしていますが、ネオマレット型はヘッドの投影面積が大きく、カマボコみたいな形もあれば、四角形や2ボールなどがあります。
ネオマレット型はマレット型よりも重心が後ろにあり、ターゲットに合わせやすいようにアライメントがついていたり、真っすぐにストロークがしやすいという特徴もあります。
パターはヘッド形状、ネック形状、フェース形状、長さ、グリップを考慮して選ぶ必要があります。
■クランクネック
ネックがシャフト軸よりも右にあるものがクランクネックです。
最もポピュラーなネックで、ブレード型パターについていることが多く、ボールがヒットする時にフェースがシャフトよりも遅れて出てくるためミスヒットに強いです。オーソドックスにストロークしたい人に向いています。
■ベントネック
パターシャフトが曲がって(ベント)ヘッドに入っていることからベントネックと呼ばれています。
マレット型やネオマレット型にささっていることが多く、クランクネックの次、あるいは同じくらいポピュラーです。
アドレスをした時にフェースが見やすく、低重心なためストロークが安定しやすいのが特徴。安定感を重視している人にマッチしています。
■スラントネック
クランクネックとベントネックの中間に位置し、ヘッド部分でシャフトがやや傾斜しているタイプのネックです。
フェースが開閉しやすいことが特徴なため、ピン型パターのように真っすぐストロークしたい人ではなくインサイドインなどアークを描くように打ちたい人向けのネックです。
■センターネック
ヘッドのセンター(真ん中)にささっているためセンターネックと呼ばれています。マレット型やネオマレット型にささっていることが多いです。
コントロールがしやすい、引っかけにくいことがメリットですが、アドレスをした時の上からの見え方に違和感を持つ人も多いことから上級者向けタイプで、初心者にはおすすめできません。
■フェース素材
パターのフェース素材は主には金属(ステンレス、アルミニウムなど)と樹脂(エラストマーなど)に分かれていますが、ミックスさせたようなフェース素材もあります。
パターはフェース素材によって打感が大きく変わることから、見た目ではなく実際に打ったフィーリングで選びましょう。
■フェースの硬さ
フェースが硬いとボールが勢い良く飛び出しますが、軟らかいフェースだと衝撃が吸収されるため転がりにくくなります。
強く打ち過ぎる傾向にある場合は軟らかいフェース、弱めに打ってしまう場合には硬いフェースをを選ぶなど、パッティングスタイルや自身の癖で選びましょう。
一般的にパターは32~34インチですが、握り方次第ではその感覚が変わってきます。
例えば、短く持つ人が34インチのパターを選んだ場合、グリップの上の部分がお腹に当たりそうになるため、身長や腕の長さだけではなく、短く持つのか長く持つのか、それぞれのスタイルで長さが異なります。
シニアプレーヤーや腰に負担がかかっている人には中尺、長尺パターのように、かがむ角度が浅くなるタイプがおすすめです。
パターのグリップは細いものから太いものまで色々とあり、近年ではスーパーストロークなど少し太めのグリップが標準グリップになっています。
手首を使うスタイルやスナップを効かせてパッティングをしたい人は細いグリップが向いていますが、手首をあまり使いたくない人は太いグリップが適しています。
オデッセイ、ピンゴルフ、スコッティ・キャメロン、テーラーメイドなど、最新テクノロジーが搭載されたおすすめのマレット型パターを紹介します。
人工知能(AI)設計を採用したことで、打点が1cmずれてもボールスピードの減少を約5%に抑えるインサートが完成しました。
AIインサートを搭載するボディはステンレススチール製で、ヘッド仕上げは濃紺のPVD製。また、慣性モーメントを高めるべく、ソールのトウとヒールにはそれぞれ約15gのスクリューウェイトが設置されています。
PLD ミルドパター DS 72は、303ステンレススチールを鍛造製法で削り出したツアープロが求める形状、打感、打球音を実現するヘッドを採用したストレートタイプのパターです。
ヘッドとシャフトのカラーを連動させ、統一感を持たせたこだわりのデザインも特徴で、ヘッドの仕上げに合わせたシャフトカラーの採用により、シャープで洗練されたクラブイメージになりました。
ANSERを愛用していますが、たまにパターの調子が悪くなることが有り、気分転換にDS72を購入。
ヴォルトシリーズの質感も良かったですが、PLDも質感良いです。
試打したところ、かなり重めに感じましたが方向性は良さげ。購入決定!
昨年8月に購入してから昨年末までエースパターとして使用しました。
たまに構えにくく感じることも有りますが、打感柔らかくて方向性が良いです。
真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ。これが常時出来れば問題無し!
個人的に、グリップはPP58が良いかも?と思います。純正装着されている少し太めのグリップも良いですが‥PP58も試してみようと思います。
質感高く、良いパターです。
永く使えるパターだと思います!
フローバック5 パターはアメリカで設計・製造された、曲線が美しいモダンなミッドマレット型のパターです。
ミッドベンドシャフトオーバースパッド構造がトゥフローを抑え、6061アルミニウムソールプレートによりウェイトがバランスよく配置され、慣性モーメント(MOI)が高くなりストロークのブレが安定するようになりました。
パターフィッティングを受けて購入しました。
セミアークタイプのストロークでディロフト(ロフトを立てる)して打つ癖があるらしく、左へミスしやすい人にピッタリだそうです。
このスコッティキャメロンはロフトが3.5°。オデッセイ、ピン、TMなどはすべて3.0°のため全部アウト。その中のマレットタイプでベントネックとスラントネックがありますが、このフローバック5.0はその間という希少な設定で非常に結果が良い。左への引っかけは皆無です。
見た目はまったく気に入りませんが、結果が全てのパターですから(笑)
OK同じ癖のある人はお試しください。
ブラックカッパー ミューレン 2は、ブラックカラーを施しながらもヘッドのエッジ部分のみをカッパーカラーにすることで、輪郭を意識しやすく、ブラック仕上げによる構えやすさも両立したパターです。
ボディ素材には303 ステンレススチールを採用し、CNC スキムミルド製法による削り出しで成形。フェースには適切な順回転を生み出すテーラーメイド独自のピュアロールを搭載したアルミニウムインサート(レッドカラー)を採用し、最高の打感を生みます。
ミューレンを愛用し始めて1年経ったので、サブパターとしてミューレン2を購入。同じ名前が付いていますが、ミューレン2はフェースバランスで、ダブルベントのネック。ヘッド形状も結構違います。どちらもセミオートマチック的なパターだと思いますが、2の方がよりやさしさを感じます。打感も柔らかい。初ラウンドの結果は31パットで合格。こちらがエースになるかも。
ブラックカッパーの仕上げはめちゃくちゃカッコいいです!
パターにはマレット型、ブレード型、ネオマレット型など種類は色々ありますが、どれが一番良いということはありません。
自分のパッティングスタイルに合ったものが一番良いので、この記事を参考にしつつ、実際に試打をして自分に合うパターを見つけて下さい!