新たなボール規制について
3月15日のGDOに新なボール規制のニュースが掲載されました。内容は「クラブヘッドのスピード(127mph)、打ち出し角度(11度)、スピン量(2220rpm)で放たれた球の飛距離に制限を設ける。同条件でのテストで317yd(+3ydを許容)より遠くに飛ぶ球は違反」というもの。127mphは約57m/s、317ヤードは無論キャリーのことだと思います。打ち出し角やスピン量まで規制しているところから、明らかにスイングロボットによるボールチェックをしようという意図だと思います。メーカーなどの意見を求めて、26年1月からプロツアーやトップアマが参加する大きな競技会が規制の対象になるとのことです。今回は、質問というよりは、ゴルフ愛の深い皆様からのご意見をお聞かせください。
私個人としては、ゴルフボールは、ラージボールへの統一、反発規制などを経て、プロ支給用ボールとの違いは多少ありますが、ゴルフは、プロの使うボールを一般アマチュアも使えるという、プロとアマをシリーズで繋げるスポーツのカテゴリーになんとか収まってきました。多分、メーカーサイドも新たな規制内でボールを生産・販売すると思います。飛ぶボールと飛ばないボールを分けてしまうと、それだけで品質管理も売り上げの懸念も増えますし、競技運営側でも、競技中に抜き打ち検査をするなんて手間暇はかけていられないでしょう。野球のような人気スポーツですら、ボールの統一をなかなかできないでいる中で、ゴルフだけ逆行というのも疑問。とにかく、どのようなクラブ規制やボール規制があっても、人力で世界一ボールを遠くに飛ばせる球技としての魅力は失ってほしくはないですね。
質問者 アルシビストさんからの追加コメント
たくさんのご意見をありがとうございました。今回のボール規制も、新札が旧札に置き換わるように移行していくのでしょう。こうなれば、ますます老骨に鞭打って、ミート率向上に努力しようと思ったのですが、新しいボールでは、仮にヘッドスピードがちょっと上がっても飛距離が出ないので、ミート率は下がるのは必定、ちょっとため息です。