テークバックでの伸び上がり
テークバックでトップに来た時に身体が伸び上がってしまいます。頭とボールの距離を保っているつもりでも動画を撮ると離れています。そのまま打つと先端に当たります。ボールとの距離が近くても遠くても伸び上がります。何か改善方法があったら教えていただけると助かります。よろしくお願いいたします。
テークバックでトップに来た時に身体が伸び上がってしまいます。頭とボールの距離を保っているつもりでも動画を撮ると離れています。そのまま打つと先端に当たります。ボールとの距離が近くても遠くても伸び上がります。何か改善方法があったら教えていただけると助かります。よろしくお願いいたします。
貴兄は40歳ですね。
そろそろ、身体のアチコチに若い頃とは違う感覚を感じる頃ではないでしょうか。
前記の皆様がおっしゃる通りのも一案ですが、思い切って、アドレスやスイングの見直しをはかってみるのも一案かと思います。
伸び上がる癖のある方は、少し深く腰を折り曲げて、意識して低いアドレスを取られる方が多いように感じます。
もしかしたら、飛距離を意識して大きな高いトップをと考えるあまり、捻りが限界になると、上へ上へと伸び上がっているのかもしれませんね。
トップの腕の位置を下げればすぐに直るのだと思いますが、飛距離との兼ね合いで、身体が無条件で反応しているのかもしれません。
私は、そもそもがアドレスが低くされている分、上に伸び上がり出来る余裕があるのだと考えます。
このあたりは、ご自身で鏡を見ながら確認されてみて下さい。
私であれば、意識して少し前傾の浅い、やや腰高のアドレスに致します。
多分、気分的には棒立ちに近い状態だと、伸び上がりの余裕がありません。
そして、出来るだけヒールアップしないで、べた足でコンパクトなスイングしてみます。
ヒールアップは徐々にですね。
実際にスイングを見てない状況で、質問文だけの情報で「◯◯部分を△△しろ」とは勿論言えませんので、大多数の人に役立ちそうなドリルをご紹介します。
非常にポピュラーですので、既にご存知かもしれませんが…
「オデコを壁等にあてながらのシャドースイング」
を根気よくやれば効果は少なからずあるでしょう。
誰かに付いてもらえるならグリップ等をオデコやこめかみにあてて実際に打つ事も出来ます。
この練習でどういう動きをすればオデコを動かさずに打てるのかご自身なりによく考察してみ下さい。
撮影環境も整っているようなので、プロの動画とどう違うのかを探るのはとても有効だと思います。
https://youtu.be/fkRgfMCQ1Xc
参考例としてコリン・モリカワは、トップまでに1センチほど沈み、切り返しからインパクトまでにさらに沈みこみがありますね。所謂、タイガーダウンでしょうか。
手上げ(手打ち)の要素が強いと腕につられて伸び上がり易いです。逆に手上げで肩・胸・肩甲骨周りが固い人が頭の固定を意識すると、何処かに連動してしまうのか、トップまでに10センチほど沈んでしまう場合等ありますのでよくよく注文を払いながら取り組んでみて下さい。
あくまでも私のスイング論として読んで欲しいのですが。
私は腕を上にあげてバックスイングするものじゃないと思っています。
しかしその意識で振ると前傾した上半身が回転する動き(方向)から外れるように動きます。
すると左上腕部が顔を押し上げるようになり上体が起こされる要因になります。
前傾アドレスをして両腕を胸の前でクロスさせてその場でバックスイング(腕は使わず)すれば顔は動かないはずです。
その時のトップの位置で腕を伸ばすと顔の位置も動かないはずです。
余計な腕の動きが伸び上がりを誘発させていると思います。
あくまでも私の理論です。
ご参考になれば。
伸び上がりには、いくつかの動きが重なった結果引き起こされます。次に掲げる項目で思い当たるものを確認してください。
?テイクバックの時の左足の必要以上のヒールアップ
?アドレスでの軽く曲げた右膝の伸び(ウェイトシフトに右足筋肉が耐えられない)
?前傾したアドレスにもかかわらず両肩の回転が水平(本当は前傾に対してなので)
?左肩の回転不足感覚から顎下を肩で押し上げる(顎を右に傾ければよい)
?腹筋や腹斜筋が弱く、捻転に耐えられない
この5項目に該当するものに気が付けば、伸び上がりを抑え込めますが、筋肉不足は鍛えるしかありません。
このほか、猫背傾向の方は、トップで頭は右上にズレて伸び上がり、フォローではヘッドアップが早くなります。治せるなら、普段から背中の上体反らし運動をするなどして、少しまっすぐめにアドレスしても背中に力が入らない程度にまでなれるのならよいですね。普段から背筋を意識した生活をすることが肝心です。
余情残心
私も伸び上がるクセがあります。
レッスンプロに教えていただいたのですが、視線を正面(ボール方向)ではなく右足のつま先前(右利きの場合です)にして、それをインパクトまで保つ事を意識するよう教えていただきました。
球を見ずにスイングするのは最初はかなり違和感ありましたが…一度お試しくださいませ。