Senjiさんのクチコミ履歴
Senjiさんのクチコミ
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ガーミン/アプローチApproach R10俺は、測定器が好きだ。なんかうまくなる気がする。本当は、trackmanかGC クワッドが欲しいが、さすがに300万円も出す気はしない。 そこで、20万円以下くらいのものはたくさん買ってきた。 俺が知りたいのは、ヘッドスピード、ボールスピード、スピン量なんだが、俺は庭にネットを張って練習しているので(ちなみにドライバーは近所の人に怒られたので打てない)、右にいったか左に行ったか弾道も知りたい。 そうなると、スカイトラックしかなかった。 しかし、スカイトラックは表示までに時間がかかるのと、ソフトが使いずらい。 アメリカではソフトが充実しているのに、日本の代理店の縛りがきつすぎて、ラウンドできるソフト買うのにパソコン買わないといけないとか、ipadを変更しても代理店に連絡しなきゃいけないとか、使い勝手が悪いので、使わなくなった。 一番、使ってるのは、voice cadie SC300だ。こいつは、反応もいいし、ボールスピード、ヘッドスピード、スピン量も出るし、反応も早いし、リモコンも便利だし、ソフトもいいので、文句ないので愛用しているが、弾道が右にいったか左に行ったか表示しない。練習場では文句ないが、庭のネットで打つとき少し物足りない。 そこで登場したのが、こいつだ。 前評判ではtrackmanと変わらないという。すごい。素晴らしい。すぐ予約だ。 俺は、楽天やヤフーで検索したが、もう売り切れてた。ほしいほしいほしすぎる。 なんと、ヨドバシカメラで売ってた!すぐ予約したら、すぐ来た。 さっそく使ってみたが、とにかくめんどくさい。 アプリのセットアップも、軸合わせも、スマホで確認するのも、めんどくさい。 でも頑張って設定するが、本当かな、みたいな数字が出る。 練習場にもっていって弾道を確認するが、かなりの頻度でスライスなのにドローと表示したり、逆だったりして疑心暗鬼になった。 そこで、ウェッジで打って、軸を合わせたりするのだが、めんどくさい。 その点、SC300はおくだけ。数字も大差ない。 だんだん、使わなくなった。 SC300だけでいいかな。 でも、ヤフオクで買った値段より高く売れたので、品薄の間は買って試すのも悪くないと思う。 忍耐強く設定すればいいのかもしれん。 すまん。俺には無理だった。2022/4/1(金)18:15Senji
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ヤマハゴルフ/RMXRMX 220 ドライバー練習してもしてもうまくいかないし、飛ばない。そんなとき、人はクラブのせいにしたくなる。俺も自分なりに努力を重ねたが、全くうまくいかない。 yahoo知恵袋やこのサイトではヘッドスピードが45以上や250ヤード飛ぶ人がゴロゴロしているのに、俺ときたらヘッドスピードは40いかないし、飛距離も200ちょっとだ。なんかおかしい。クラブのせいだ、と思い、面倒だが高輪のヤマハのフィッティングスタジオに行って購入したのが、このRMX220の先祖のRMX216だ。 そこでいろいろ計測して勧められたのが、マミヤのG7のシャフトだ。ちなみにヤマハのフィッティングスタジオではクラブやシャフトは売っていない。このシャフトを買ったらよいという情報をもらって自分で買えばいい。pingやミズノと違って、その場で買わなくてもいいので気弱な俺たちでも気軽だ。いいぞヤマハ。 マミヤのG7のシャフトはその後、116,218と使って220も使った。ずっとスリーブか共通なのは素晴らしい。pingはG400以降は変更されてしまった。 こいつは慣性モーメントが史上2番目だそうだ。バカでかいヘッドが重戦車のような直進性を保証しているかのようだ。 基本的にはまっすぐ飛んでいく。 ただ、弱点が二つある。 体こと突っ込んでいったり、下手に手をこねてしまうと、ヘッドがくるりと返ってしまって左に玉が飛んでいくことがある。 また逆に、お尻が重いため、タイミングを間違えるとケツから落ちる感じになって開いて入ってしまい、今度は右に飛んで行ってしまう。 どちらも軌道さえ一定にふれていればまっすぐ飛んでいくのだが、狭いコースでは思い切り振るのは難しいかもしれない。 その点が気になる人は120のほうがいいかもしれない。 俺は両方買って試したが、220のほうを多く使った。220のほうが直進性という点で安心感があったからだ。 2022年現在、こいつを使うことは少なくなったが、まだ俺はこいつを売るつもりはない。120はヤフオクで売ってしまったが。2022/3/24(木)21:31Senji
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ピンゴルフ/G700G700 アイアン俺はpingのフィッティングについて雑誌で読んで、受けたくなって新宿のNSビルまで受けに入った。まず、ドライバーのG400Maxを買ったが、アイアンはどうかと聞かれたので、アイアンもフィッティングを受けることにした。別日に予約して同じ店員に見てもらった。 どういうヘッドがいいかと聞かれたので、とりあえず飛ぶのがいいと答えたところ、勧められたのがG700である。 その後、身長とか腕の長さなどを測って、ライ角などを決めた。蛇足かもしれないが、全部標準だったのには少しがっかりした。 シャフトはいろいろ試したが、ALTAのSシャフトということになった。 名前の刻印を入れるか聞かれたので、同じ値段だったので入れた。同志諸君、名前の刻印は入れないほうがいいぞ。後で売れなくなる。 その時の計測では、7番アイアンで168ヤードも飛んだ。それも5球ともかなり近くに飛んでいた。すごい!今までのアイアンと違いすぎる! だが、168ヤード飛んだのは後にも先にもこの日だけである。俺の打ち方が変わったのか、それともpingの計測器が間違っていたのか。大人の俺は多くは語るまい。 とはいえ、このアイアンは俺には合っていた。 特に8番は気に入っていた。 なぜか、W(ロフト43度)だけ妙に飛ばなかったが、他は飛距離は問題を感じなかった。 とはいえ、ヘッドの大きさはラフでは閉口した。特に夏場は抜けが悪い。 抜けが悪いと思うとフェアウぇイでもターフが取れないような気がして、払い打ちになりやすい。 俺は払いうちをするとトップするのでそれは気になった。 だが、別れはそのためではない。 3年を過ぎた後、次々とヘッドが抜けていったのだ。 最初は、6番、次は8番。そのたびにショップでつけてもらったが、最後に7番はシャフトの根本から折れてしまった。別に気の根っこに打ち込んだわけでもなく、そんなにダウンブローがきつかったわけでもないのにだ。 これは単に接着では済まないので、シャフト交換となり修理代が高くつく。 残念ながら、買い替えだ。 G700を中古で買うことは強く勧めない。 5年落ちのベントレーを買うほど無謀とはいえないかもしれないが、ヘッドが飛んでいくと危ないのでやはり避けたほうがよいだろう。 性能はよいので、もし中古で買うのであれば、一回シャフトを全部抜いて自分で接着するか、ショップでやり直してもらうことをお勧めする。 俺はG700には別れをつげ、RMX220に移行した。2022/3/22(火)22:34Senji
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タイトリスト/913913 D2俺は2番ウッドとして913D3を愛用している。ただ、913D2のほうが簡単というレビューが多いので、913D2を試したくなった。ヤフオクを見るとヘッドだけで売っていたので購入してみた。 前提として、一般論として俺は違いがわからない男だから、鈍感な人は参考になるかもしれないが、違いが分かる人にとっては当然すぎることや頓珍漢なことをいうかもしれない。所詮ハンデ15程度のたわごとと思って許してほしい。 さて、D2とD3の違いはお尻の大きさである。D2のほうがお尻が大きい。必然的にインパクト時にお尻が下がり、アッパーに入るはずだ。そうすると、打ち上げ角度が上がることになる。 そう思ってトラックマンで測定すると、本当に平均で2度くらい違う。D3のときは-1度ダウンブローに入っていたのが、1度のアッパーになった。 あとの違いは正直わからん。 913D2とD3で迷っている人は2022年現在いないかもしれないが、もしTsi2,Tsi3とtsi4で迷っている俺のレベルのゴルファーがいたとすれば、試打するときには何よりも打ち出し角度に注目したほうがいいと思う。 フィッティングすると、店の人やフィッターは、スライスするかフックするか、あと玉の散らばりに重点をおくことが多い気がする。 しかし、スライスするかフックするかはボールの位置や体をどれだけねじるかでも簡単にかわってしまうから、スイングが変われば変わってしまう。もっともあまりにも左に出やすかったり右に行きやすいヘッドは避けたいかもしれないから程度の問題はあるが。 また、玉の散らばりは、ヘッドよりもシャフトの問題だろう。 とんだ距離は正直、機械によって違うので参考にならん。 この点、打ち出し角は、ヘッドが同じならあんまり俺は変わらないので、打ち出し角度の調整はヘッドでしたいところだ。 俺の913の使用方法はスチールシャフトで安定してランを稼ぎたいから低くでるD3がよいのでD2は使わないが、もし一本しかドライバーを入れないのなら、D2がよいと思う。2022/3/21(月)22:37Senji
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タイトリスト/プロV1プロV1(2021)俺が時々一緒にゴルフに行く後輩というか知り合いがいて、そいつはアプローチを失敗して、しょっちゅうグリーンを行ったり来たりしている。ウェッジの打ち方が払いうちなので、ライが少しでも悪ければトップしたりダブったりするのだ。 だが、俺は人にスイングを教えるほど上手くもないし、ゴルフがわかっているわけではない。だいたい、聞かれもしないのに人にレッスンするやつが一番嫌われることはよく知っているから、何もいわない。 ある日、そいつがまたトップしてグリーンを10メートルもオーバーしたとき、俺に聞いてきた。「何が問題ですかね」 俺は、よっぽどスイングの話をしようかと思ったが、かろうじで思いとどまった。「ボールのせいじゃないかな。」 俺が遠慮がちにいったら、そいつは「このボールではだめっすか」と聞く。 見ると、アトラスの一球100円くらいのボールらしい。 俺は、「ポッコンボールだととまらないじゃないかなー。知らんけど。」と言っておいた。 その数日後、そいつから大量のlineが届いた。 どうやらスピン系ボールを、たくさん買ってきたらしい。そのレビューを俺に送ってくる。prov1はいいとか、クロムソフトは挙動がおかしいとか、bsのtour Bがどうちゃら、tp5はこうちゃら。 この間まで、ボールに無頓着だったやつのレビューなど全く参考にならんと思って既読スルーしたが、残念なことに数日後そいつとラウンドする羽目になった。 3ホールずつボールテストすると言い出して、クロムソフトは上がるとかtp5は不規則な動きをするとか、ずっといっていた(ちなみに俺もそいつも90前後のボギーペース)。 俺は無視していたが、物足りなかっただろう、「どれがいいと思いますか」と聞いてくる。 俺は、いってやった。 「スピン系の間の違いは全く分からん。」と。 正直にいう。俺は、ポッコンボールとスピン系の違いは分かるが、スピン系間の違いは全く分からん。本当にみんなわかっているのか。 お前にいっておこう。自分で打って違いが判らなければ問題ないと思うよ。 どうせ、スピン系のボールならどれでもスコアはたいしてかわんないし。 ただ、耐久性は違う。 耐久性は、tp5のように皆無なものと、tourBやpro v1のように傷つきにくいものがあるのは俺にもわかる。ただ、カート道ではねたらどんなボールでも傷つくのは当たり前だ。 製品のばらつきも、高いボールは少なく、安いボールは多いらしい。 すまん、これも人から聞いた話なので、俺がわかってるわけではない。実験したら違うのかもしれん。 一番の問題は価格だ。 どのスピン系ボールもどうして同じ値段なんだ。独占禁止法違反ではないのか。談合しているとしか思えない。これを読んだ偉い人はぜひ公正取引委員会に文句言ってほしい。公取委にもゴルファーがいて、腹を立てている可能性は十分ある。 ただ、解決策はある。 そうだ。楽天かヤフーショッピングの中古ボールだ。 古いpro v1の40個入りなら一個130円くらいで買える。 それに自分でマジックで印をいれれば、立派なマイボールだ。 俺の経験からいって40球を買って、これはダメだと思うボールはせいぜい1,2球だ。水につかっているやつは色が変色してるので、これはバンカー練習専門ボールにする。他は大丈夫。 どうしてもいいのを自分で選びたいなら、有賀園が二木ゴルフとか量販店の中古ボールを自分で選ぶのもよいだろう。変色してなければ多分大丈夫だ。一球300円はするがそれでも半額だ。 だいたい、俺のホームコースの山岳コースだとボールはしょっちゅうなくなる。 ホームコース以外でも、一人でラウンドさせてくれるマクレガーにいったときなんか、10球以上なくした。オークビレッジにいったときもよく池にいれたな。アバイディングもヤバかった。 ちなみに、今度お前が行くゴルフ場に「ピートダイ」という単語がホームページのどこかに書いてあればあれば新品ボールはやめておけ。 ポッコンボールは嫌だが新品ボールで山岳コースを回りたくないなら、中古で十分だ。 中古ならpro v1が在庫も多いから一番だと思う。 まあ、中古ボールはどうしてもいやだという気持ちもわかる。正直、俺も中古で買っていることを人には隠している。 安い新品ボールは残念ながらpro v1は見たことがない。 スピン系で一番安いのは、スリクソンのz starの米国モデルだ。あれだったら、300円台で買える。 tour Bとクロムソフトはマークダウンするから春先はお勧めだ。tp5は去年はマークダウンしたが今年はしなかったようだ。 潔癖症のあなたならこちらのほうをお勧めしたい。2022/3/20(日)09:58Senji
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タイトリスト/913913 D3俺は長年ドライバーの方向性に悩んでいた。フィッティングを重ねたが治らない。もちろんレッスンも受けたがどうにもならん。クラブを短く切ったりしたが、いつも左右に散らばっていた。 そんなある日、いつものようにyoutubeを見ていたら、スチールシャフトのドライバーが飛ばないが方向性が良いというという話を聞いた。 ただでさえヘッドスピードが遅い俺には無理と思って聞きながしていたが、偶然、コイツにスチールシャフトが入っているクラブを発見した。安かったので、まあ素振り用と思って購入した。 庭でヘッドスピードを上げる練習の素振り用として1年近く使っていたが、ある日こいつでラウンドしようと思い立った。 俺はTSi1を持っていたので、ヘッドを入れ替えてコースに出かけた。 良い。素晴らしくよかった。最初は低く左方向に真っ直ぐ行くだけだったが、慣れると真っ直ぐ行く。 しばらく使用してから俺はSLDRに出会ってしまい、こいつは再び休みに入った。 ところで、俺の行く山岳コースには左OBで180ヤード打たなければならず、240ヤード打つと突き抜けてしまう左ドッグレックのミドルホールがある。SLDRだと風次第では怖いので思い切ってふれない。 かといってTSI1のヘッドが入ったスチールシャフトでは左引っかけもある。 俺はこのヘッドのことを思い出して検索するとつかまりが悪いと書いてあった。 一回試そうと思い、あのホール専用機として投入した。 これがドンピシャだった。 190ヤードを少しスライスして着弾する( すいません。ドライバーで190しか飛ばなくて)。 もう一つ驚いたのはコイツの快音だった。 俺はヤマハに忠誠心を持つ男だが、理由のひとつは音である。楽器メーカーのヤマハは音にもこだわってるという都市伝説の信者だ。 コイツはヤマハに勝るとも劣らない美しさ音色を放ったのだ。 決して左にいってはいけないコースがお前のホームコースにあれば、こいつはお勧めだ。 2番ウッドとして代打の役割を立派に果たすだろう。 スチールシャフトでなくても、XシャフトかSシャフトをノコギリで42、3インチにしてコイツの小さいヘッドを指せば、ベテランゴルファーの風格が出るのでカッコも良い。 使えないかもしれないマッスルバッグを入れて見栄を張るより、コストもかからん。 なんせ1万円も出せば十分だから。 お前のスチールシャフトの915を見た人は、誰もがシングルプレーヤーだと思うだろう。 ただ貧乏と思われないように隣りにはステレスか、最新のアイアンを入れておけ。2022/3/19(土)17:20Senji
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ピンゴルフ/G400G400 ドライバー俺はこいつと3年付き合ったから、俺にしては長い付き合いだ。出会いはpingのフィッティングスタジオだ。当時の俺はフィッティングが大好きで、言われるがままに購入したのが、当時の最新鋭機であったG400MAXだ。1インチ短尺にした。 特に不満もトキメキもないフツーのドライバーだが、なぜか浮気してもこいつの元に帰ってきていた。 rmx220のように快音を轟かせるわけでもなく、レーザービームのように曲がらないSLDRのような直進性を誇るわけでもなく、マーベリックのように一発爆飛びがあるわけでもない。 俺が20代の半ばに付き合った彼女と同じで、美人でも優しいわけでもないが、一緒にいて安心できる奴だった。 俺だけではない。俺のライバルもしょっちゅうクラブを変えてはこのクラブに戻していた。 このクラブがいいか悪いかは人それぞれだろうが、もしお前が購入を検討しているなら買ってもいいだろう。 ただ、一回試打したとか、1回ラウンドしただけでコイツを評価するのはやめてやってくれ。 こいつのいいところはお前の癖をわかって、それを少しだけ直してくれるところだ。 自分の嫌な面を見るかも知れない。スライサーでもスライスしないクラブとか、そういうやつではない。 自分の癖やミスを受け入れて、お前が次から変わればいいのだ。 そう思えるなら、こいつはお前の良い相棒となるかも知れない。 最後に注意点。マニアは知っているかもしれないが、G400とG410以降ではシャフトのスリーブが違うので、スリーブを交換しないとシャフトの使い回しができない。 俺はG410も買ったが、G410はすぐ手放した。G410については語るべき話しもない。 迷ったらG400をお勧めする。 G425は知らない。2022/3/19(土)13:06Senji
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テーラーメイドゴルフ/TP5TP5 pix ボール(2021)Tp5のリッキーモデルのデザインはカッコいい。江戸っ子でせっかちな俺は自分のボールを早く見つけたい性分だ。こいつは目立って他の同伴者のボールとすぐ区別がつくので好きだ。 正直俺はtp5とtp5xの区別はつかない。両方買ったが、違いが分からん。 ただ、D1などのポッコンボールとの違いは分かる。 飛距離がない俺はアプローチ勝負だから仕方なく高価なスピン系を使っているが、性能的には文句はない。 ただ、こいつの致命的な欠点はすぐ汚れて傷が付いてしまうことだ。 これは非常に良くない。ブリジストンのボールやprov1 の方が汚れや傷が目立たない。 俺は経済的に余裕がある港区おじさんだが、女子大生にタクシー代2万円払うのはいいが、毎回ボールを交換するのはバリュー投資家の俺の自尊心が許さない。 そのためふるさと納税で他に入れるか年末にマークダウン(2021年はしたが、今年はしなかった)した時にしか買わない。 パットが合わせやすいとリッキーファウラーが動画で行っていたが、いまいちだ。 キャラウェイの3本線の方が合わせやすい。 スピンが見えやすいのは良い。ただ、ラウンド中スピンを見る余裕はあんまりない。練習の時には役に立つかも知れない。 たまにこれを使っている人を見るとおしゃれな人が多い気がする。 俺もそう見られたいが、まあ無理かもな。2022/3/18(金)19:02Senji
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日本シャフト/N.S.PRO MODUS3MODUS3 TOUR120コロナでテレワークが増えると同時に俺のゴルフの回数は激増した。ラウンドを重ねれば分かるが、アマチュアのゴルフでもっとも大切なのはウェッジだ。 パー4なら3打目勝負で、70ヤード以内を前後左右10%の誤差で寄せられれば、まあ80台の後半では回れる。 ドライバーよりもアイアンよりも58度のウェッジを鍛えれば、一人ゴルフで団塊から下手なアドバイスを受けることもなくなる。 俺はYouTubeでウェッジの選び方を研究したところ、軽いのがいいという三流ツアープロのチャンネルを見てしまった。 よし、一番軽いやつだと思い、CFXのカーボンのシャフトを購入した。 ラウンドに行くとまるで寄らない。トップするは飛ぶすぎるは、原因は俺にはわからんが、まるでダメだった。 次に買ったのはSM8のUS仕様のものだ。黒くてカッコよくて少し安かったからだ。 10、20ヤードのアプローチは悪くない。だが30と40と50の打ち分けができん。俺には筋力が十分ではないのかもしれん。 そこで出会ったのがこのモーダス120だ。 こいつは素晴らしい。 先調子とか元調子とかしなりとか正直俺にはまるでわからん。感じたことはない。 分かるのはトップしやすいかダフリやすいかだけ。 こいつは俺の58度のSM8にはドンピシャだ。 ちなみに52度にはNS950を入れている。52度はほぼフルショットとハーフショットの二種類しかしないので、アイアンと同じでいいからだ。 58度は違う。 10ヤードから70ヤードまで打ち分け、さらにバンカーやラフもあるから動きが繊細なのだ。 フィッティングではなく、買って試すよりないが、俺はこいつと会えて満足してる。2022/3/18(金)12:05Senji
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日本シャフト/N.S.PRON.S.PRO 950GH neo俺のヘッドスピードは見栄を張って42くらいかなと言っているが、本当はトラックマンで37くらいだ。それでも打ち下ろしでフォローとか好条件が重なれば230くらい飛ぶことがある。バリューゴルフの一人ゴルフで回れば、一人は俺より飛び、一人は俺より飛ばない。セカンドは2、3番目に打つ。だいたい俺のことがわかったろう。 ここまで読んで俺より飛ぶと思ったら、俺の意見は参考にならない。モーダスの120にしろ。あれはいい。俺の絶対エースの58度もモーダス120だ。 お前が俺より飛ばないと思ったか、ここまで読んで意味がわからんと思ったら、 悪いこと言わない。ゼクシオのカーボンシャフトにしろ。お世話に抜きにあれは素晴らしい。俺が港区おじさんを卒業できたらゼクシオにするつもりだ。 だが、お前が俺に少しでも自分を投影できそうなら、シャフトはこのNS950がいい。 アイアンの話しかって? 信じるかどうかはお前の勝手だが、俺はドライバーもこのシャフトだ。いずれ5wもユーティリティもこれにしたいくらいだ。 俺は元々カーボンシャフトを使っていた。 Pingのフィッティングに行った時、カーボンの方がよく飛んでいたからだ。 ヘッドスピードが遅い俺たちはカーボンを勧められる。 最近のカーボンはどうちゃら、トゥダウンがカーボンの方が少ないとか、小理屈を真に合けてしまう。 フィッティングでの俺たちの立場は弱い。仕事では相手にもしないような若造の言いなりだ。 だが、お前がカーボンを勧められる時、カーボンシャフトの方が高く、利益率も高いことを疑ってもいいかも知れない。邪推かもしれんが。 俺は意気揚々と定価で買わされたカーボンシャフトの最新アイアンで練習場に行く。素晴らしい!なんていいクラブなんだ!7番で170ヤードだ! しかしコースという戦場に行けば、結果は悲惨だった。 軽いのでトップし、柔らかいから曲がりすぎ、ターフも取れない。 俺はしばらく打ち方を変えたり、練習場に戻るが結果は変わらない。 嫌になった俺はgolf5で中古で練習用にNS950の入ったマッスルバックの古い7番アイアンを1000円で買った。 練習場ではいまいちだが、コースではいいのだ。 なぜかわかるか? そうだ。アイアンはコースではアドレナリンが出て、いつもより俺は打ち込んでしまう。その時に強く入って抜けが良いアイアンでないとダメなのだ。 少し長くなった。 要は小さいヘッドの硬いシャフトでないと俺には無理だった。 女子プロはカーボンだって?あの子たちが行くコースは綺麗に整備されているし、そもそもあの子たちは深いラフには入れない。俺たちは女子プロを目指してもダメだ。お前が今からBTSに加入するより乃木坂46に入る方が難しいのと同じことだ。 共通点はヘッドスピードが遅いことくらいで後は完全に別物なのだ。 ドライバーについても語りたいが、スマホでレビューを書くのに疲れた。またの機会に書かせてもらおう。2022/3/18(金)08:32Senji
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GOLFZON/CaddyTalkCaddyTalk minimi距離計なしではゴルフができない体になっている俺たちには、距離計選びの旅は長く険しい。 もちろん最初に買うのはニコンだ。バブル世代の俺たちにとって光学機器といえばニコンでその信仰は深い。 ニコンの手ぶれ補正は素晴らしい。 視力がやや衰えた上に手が少し震える俺たちにもピントを正確にあわせてくれる。 しかし、お前もYouTube で見ただろう。舶来ブランドのピンシーガーを。 ピンシーガーは弾道測定器の技術を使って、高低差を計算し、何ヤード打つべきか表示してくれる。 Youtubeを見ると上級者は全員ピンシーガーだ。なんだかあのオレンジのケースもかっこよく見えて来る。 ある日、打ち下ろしのきついパー3(俺の主戦場が山岳コースであることをお前は知っているかもしれない)で、同伴者が持っているピンシーガーを見て、俺は勇気を出して「ちょっと貸していただけませんか。」と言ってみた。 もちろんゴルフは紳士のスポーツだ。同伴者はどうぞと言って俺にこころよく渡してくれた。俺は手に取って距離を測った。 するとなんということだろう。戦艦大和の測量器にも採用されていただろう我らがニコンと距離が違うではないか。 俺は迷ったあげくピンシーガーを信じて135ヤード打ってみた。ニコンすまん。 なんと俺の9番アイアンで打ち出された弾が迫撃砲の如くピンソバに着弾するではないか。 俺はすぐにピンシーガーを買った。 数ラウンド重ねてピンシーガーの問題に気がついた。 重い。 俺はバブル世代だから腹に男が詰まっている。必然的にベルト位置が低い。 もちろん俺はマナーを守る男だから、嫌々だがシャツをインしてベルトをしているのだが、そのベルトにピンシーガーをぶら下げるとズボンがづり落ちてくるのだ。 ヒジョーに気になる。 そんなある日、こいつに出会った。 軽ければベルトにぶら下げなくても良いかと思い、ピンシーガーはカートにいれて、補助的に高低差がないホールはこいつで測ろうと思ったのだ。 するとどうだろう。 ピンシーガーと毎回同じ距離をさすではないか。 するとピンシーガーは無用の長物(重物か)となる。 今や俺は片方のポケットをこいつをいれて颯爽とラウンドできるようになった。 ズボンがずり落ちた情けない姿とはおさらばだ。 もう一つこいつのいいところを教えてやろう。 ズバリusb-cで充電できることだろう。 中年になった一条マサトのようなできるビジネスマンであるお前はいらなくなったモバイルバッテリーのひとつや2つもっているに違いない。 それをキャリーバッグにコードと一緒にいれておけば、バッテリー切れの恐怖からおさらばだ。 ニコンやピンシーガーではこうはいかない。予備のバッテリー忘れてスコアを失った経験がないは言わせない。 名前はちょっとどうかとも思うがそれ以外はケチのつけどころがない。 お勧めしよう。 お前がニコンやピンシーガーを既に買っていたとしても大丈夫だ。メルカリやヤフオクで高く売れる。その金でこいつは買えるぞ。2022/3/17(木)18:46Senji
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ヤマハゴルフ/RMX VDRMX VD 40 アイアン俺はヤマハが好きだ。俺はゴルファーである前にライダーだからだ。ヤマハがVD40アイアンをだしたとき、俺は何度もVR46アイアンと間違えて検索している。 俺は慣性モーメントという言葉も好きだ。 ルールの上限があるなら、それは物理的に意味があるはずじゃないか。このアイアンは4000越えのブッチぎりの感性モーメントという。例えるなら、アイアン界のVMAXか。これを超えるものなしだ。 普段は中古クラブで試してから購入する俺も久しぶりに予約注文した。ドキドキした。 だが、残念ながら俺とVDは長くは続かなかった。VMAXと同じように、その長所よりも欠点が気になり出したのだ。 VMAXが圧倒的な加速と唯一無二のスタイリングと引き換えに失ったものは、操作性と航続距離だったように、このアイアンもヘッドが重く大きいため、ラフでは、抜けが悪く、ミスショットの恐怖から逃れられない。戦場での恐怖は萎縮を生み、萎縮はミスを呼ぶ。 また傾斜があるときには引っ掛けてしまう。 俺の主戦場の山岳コースではこいつの長所が活かせない。オフロードにVMAXで走るようなものだ。 お前が名門という名の綺麗なよく整備されたフラットなコースでツーリングをするのであれば、このアイアンをすすめる。 その時のコツを教えてやろう。 決して打ち込んではいけない。俺たちのヘッドスピードではこいつの大きなヘッドでターフは取れないのだ。 ユーティリティを打つように払い打つべし。 まあアイアンを打ち込むような奴はこれを買おうと思わないだろうから、余計な一言だったかもしれない。 以上で俺とVD40の物語は終わりだ。 良い思い出しかないが、もう会うことはない。 パタヤビーチでレンタルしたVMAXと同じように俺の心に深く刻まれているが、一緒に過ごすことはないだろう。 俺は愛機RMX220の元に戻った。2022/3/17(木)06:46Senji
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オデッセイ/STROKE LAB BLACK SERIESBIG SEVEN TOE UP パターパターに求めるものはなんだろうか。人それぞれだろうが、距離感の合わせ易さとショートパットでひっかけたり、押し出したりしないことだろう。 ほとんどが感覚に依存するパターだから、かっこいいパターなら何でもよいと思うかもしれない。 しかし、このパターと出会ってしまえば、そんな言葉がたわごとだったとお前は気づく。そうだ、この世にはよいパターと悪いパターがあるが、よいパターとはかっこいいパターとは限らないということだ。よい俳優がしばしば個性的な容姿をしているのと同じだ。 俺もまたパターで悩める男だった。 最初はタイガーにあこがれて、スコッティキャメロンのピン型パターを使っていた。しかし、距離感はあわせやすいものの、ドローラインはひっかけ、スライスラインは押し出してしまう。俺はタイガーでも松山秀樹でもない。 toeアップやキャッシュイン、アームロックなどいろいろ試したが、結局、ヤフオクで高くパターを売るスキルが上がっただけであった。 原因はわかっていた。お前もわかっているだろう。パターは押し出しとひっかけがなければうまくいく。 だが、プレッシャーの中、2メートルのパットを沈めなければならないとき、頼りになるのは己のスキルや練習量ではない。何も考えなくても、まっすぐ打てる構造なのだ。 そんな魔法のような、都合がよいパターはあるのか。都市伝説にも聞いたことがないかもしれない。 だが、ある日、俺はyoutubeでこのパターに出会った。今でも検索すれば出てくるだろう。 俺が注目したのは、貧相な男の語りでも小理屈でもない。映像に映ったストロークがあまりにも自然だったのだ。 俺は、すぐにヤフーショッピングでこのパターを手に入れた。 お前がパターの名手ではないことは知っている。俺もかつては違った。 でも今ではトーナメントプロとプロアマで回るとパターだけはストロークを褒められる(他に褒めるところがないのかもしれんが)。 このパターはまっすぐ引いてそのまま自然に動かすだけで、ひっかけることも押し出すこともない。 怖いのはラインの読み違いだけで、距離感もばっちりだ。 ラフからの難しい3打めのアプローチを寄せるとき、かつての俺は2メートル以内に寄せなければ、ボギーだった。 今は違う。 幸か不幸かこのパターは人気がない。 もう入手できなくなる可能性があるので俺はもう一本予備で買った。 これを読んでもお前はこのパターを買わないかもしれない。 気持ちはわかる。かっこ悪いからな。 だが、今日のラウンドで3パットを3回以上したのなら、このパターを買うことは悪い選択ではないだろう。 もしお前には合わなかったとしても、お前がヤフオクに出せば、買った値段と近い価格で、このパターの価値を知る者が買うだろうから。2022/3/16(水)21:44Senji
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テーラーメイドゴルフ/SLDRSLDR S ドライバー2022年の今、ローグでもステレスでもないこんなひと昔前のSLDRのレビューを読みにきたお前は安くて良いドライバーを探している初心者か、何かのきっかけで興味を持ったドライバーに悩んでいるベテランだろう。 俺は後者だ。 初心者のあなた、悪いこと言わない。 ゼクシオ7にしなさい。あれはいいクラブだ。 だが、お前が、ドライバーが真っ直ぐ飛ばないで悩んでいるハンデ15ぐらいのバブル世代なら、俺の話しは参考になるかもしれない。 俺はヘッドスピードは頑張っても42、多分コースでは40くらいだろう。それなのにコースでは肝心なところでドライバーが曲がりスコアーを失ってきた。 曲がらないドライバーを求めて、俺はゴルフショップやメーカーのフィッティングを受け続けた。 そこで行われることは、どこでも同じだ。自分の持ち球や打ちたい球筋を聞かれ、10球ずつくらいいろんなクラブとシャフトを打っては、最適と思われるシャフトとヘッドの組み合わせを探す。スイングはいじらない。 やがて、一つの組み合わせにたどり着いて、時には純正のまま、時には馬鹿高いシャフトを購入させられることになる。 だが、そんなことをいくらやっても戦場では何の役にも立たない。 最新最高のはずのドライバーは火を噴くどころか、弾はブーメランのように左右に曲がり、同伴者の失笑を買うのだ。俺はくやしさを隠して、「クラブはファッションと同じですよ。」と卑屈に笑う。 そんなことが続くある日、俺はゴルフパートナーでスチールシャフトのドライバーが2000円で売っているのを見つけた。重いだろうから、素振り用にいいかなと思って購入した。 いつもの練習場に持っていき打ってみると全く曲がらない。最初は地を這うような球しかでなかったが、やがてコツをつかむと飛び出した。 俺のエースドライバー(ヤマハの220のSRシャフトだ)と距離も遜色ない。 そうだ。俺はヘッドスピードが遅いから、やわらかいシャフトを勧められて、それを無邪気に信じていたのだ。失われた20年だ。 俺はしばらくスチールシャフトでドライバーを打ち続けた。 しかし、しばらくするともう少し飛ばしたいと欲が出てきた。 そこで、硬いカーボンシャフトを買おうとネットを物色していたときに出会ったのがこいつだ。 俺はこいつについていたXシャフトを抜いて、ステルスかsim2に入れようと思って購入した。 だが、一回だけこいつでラウンドしようと思い、実戦に投入した。 そうするとどうだ。弾道はやや低いが、まっすぐ行く。俺の主戦場である山岳コースは曲がれば命とりだが、こいつと一緒なら難なくこなしていく。いつも余裕たっぷりの団塊も、ドライバーをミスしない俺に少し動揺している。ランチタイムには、「打ち方変えましたか?」と媚びを打ってくる始末だ。 俺は、謙虚を装って言ってやった。「昨日見たyoutubeのおかげですよ」と。 しかし、お前は真実をもう知っている。このSLDRドライバーのおかげだ。 最新のクラブとどっちがいいかと言われれば、最新のがいいという人のほうが多いかもしれない。 だが、俺たちは知っている。 一番いいドライバーは曲がらないドライバーだと。 新しかろうが、古かろうが、ティーショットが曲がらなければ、ヘッドスピードが遅い俺達でも80台では回れるのだ。 こいつがなぜ真っすぐ低スピンで行くのかは、メーカーや他のレビューで確認してくれ。 お前が月に1回しかゴルフをせず、3回に1回ナイスショットすれば満足するゴルファーなら、ショップのおすすめのクラブを買うとよい。 ローグが今はいいらしいぞ。 だが、お前の主戦場が俺と同じように山岳コースであり、10回に1回もミスショットしたくないなら、こいつはお前のいい相棒になる。 小生意気な若造も、偉そうな団塊も、ラウンドの後半にはお前のレーザービームのような正確無比なドライバーを見て、態度を改めるだろう。 少し古いこのドライバーを見て、「ゴルゴ13のM16みたいですね!」と尊敬のまなざしを向けるはずだ。 最後にいっておく。 間違っても柔らかいシャフトではだめだ。硬ければ硬いほうがいい。なんなら俺のようにスチールのシャフトでもいいはずだ。 金がなくても安心しろ。このクラブは驚くほど安いから。2022/3/16(水)17:10Senji
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テーラーメイドゴルフ/GAPRギャッパー ハイこのクラブの口コミを見にきたおまえは、そんなにうまくもなく、かと言って下手でもない、そんなベテランゴルファーだろう。一人ゴルフに行ってたまに80代で回れば、楽しいと思えるそんなやつ。俺もそうだ。 このクラブが飛ぶか、上がるか、芯を外した時にどうなるか、知りたくてきたと思うが、俺の話しを少し聞いていってくれ。 俺たちの悩みといえば、老後にやることと家族との関係以外には、長めのミドルホールの180ヤード前後をどう打つ方だ。 俺たちのヘッドスピードではアイアンではせいぜい170、現実には160が限界だ。 ただ、ドライバーがブーメランフックして失敗したとしても、180ヤードしっかり打てれば、暇にあかせて鍛えた58度のウェッジでボギーは拾える。 問題は150ヤードはトップしても飛んで、左にひっかけても林に入らず、間違って飛びすぎたとしても190ヤード先のバンカーに入らないクラブだ。 そこで俺たちはそんなクラブを求めてクラブを物色してきた。 YouTube を見てあたりをつけてゴルフショップに行くと、ローグとかステレスとか最新のでかいヘッドでカーボンシャフトのユーティリティを薦められる。 試打室で打つとすこぶる良い。 カキーンという快音とともに真っ直ぐ180ヤード飛び、素晴らしいランディングアングルでグリーンにピタッと止まりそうだ。 しかし、こんなクラブは実戦ではダメだ。 買ってコースに持ち込めば、ヘッドが重すぎてダブりトップ、ヘッドが返りすぎて左のOB、反発しすぎてバンカーに入れてしまう。 俺たちはそんな経験を何度繰り返して途方にくれてきたことだろう。親しくもない団塊にドンマイとはもう言われたくない。 そんな中、俺が運命に導かれたように、ゴルフパートナーの特売コーナーで出会ったのがこのGAPRだ。 こいつの小さいヘッドはいかにも難しそうだ。シャフトもスチールでヘッドスピード40を超えない俺には無理かもしれない。しかも新品では買えない。 だが、俺は試打もせず買った。 本題に戻ろう。 こいつは飛ぶか?飛ばない。 こいつが曲がるか?曲がらない。 こいつでボールは上がるか?上がる。 芯を外した時どうなるか?少し飛ばなくなるだけだ。 これが答えだ。 ヘッドが小さいからダブりもトップも減ったので150ヤードは飛ぶし、190ヤードは飛ばない 。 抜けのいいヘッドだから大抵のラフも傾斜も大丈夫だ。ロフトなりに上に上がるし、スチールシャフトのおかげであまり曲がらない。 こいつはお前が狙ったところに、だいたい(このだいたいが重要だ)ボールを運んでくれる。 カットに入れればスライスしてくれるし、手を返せばドローボールだ。 打ち込めば低い球が出るし、ティーアップすれば球は高く上がる。 逆球が出ることはまずない。 そうだ、こいつは、俺たちの青春そのもの、NSR,TZRといったツーストバイクだ。脳みそを置いていかれるような加速感は10代の輝きとともにおまえの心にも刻み込まれてるに違いない。 魔性の加速だが、最高速度は180キロ、軽量で左右に自由自在、ダブルディスクでピタッと止まる。しかし、もう生産されることはない。 これを手に入れたおまえは150ヤードから180ヤードの悩みから解消される。 そして、ドライバー探しとアプローチの練習に集中することができるだろう。 お前はこれを読み終わった後、しばらく他のレビューやYouTube(あまりいいことを言われてないが気にするな) を見て悩むかもしれない。 しかし、やがてヤフオクか楽天でこのクラブを手に入れる。 その後、ラウンドを重ねた後のある日、最終ホールの残り180ヤードをピタッとこのクラブで寄せてバーディーをとって、念願の78、9のベストスコアーを出す。 それからまたしばらくして、お前は俺と一人ゴルフの早朝スループレーで会うだろう。 お前はふと俺のキャディーバッグの中にグリーンのヘッドカバーを見つけニヤリと笑って俺に言う。「10代のトキメキを思い出したよ。」と。2022/3/16(水)11:25Senji
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